タクミ天井裏の足音、市役所に頼めば捕まえてくれる?
この記事では、市川市のアライグマとハクビシンについて、市役所がしてくれることと相談先を解説します。
市川市の答えを分けるのは、相手がアライグマかハクビシンか。
市がワナを置くのはアライグマで、ハクビシンは市が捕まえない、という真逆の答えです。
どちらの場合も、天井裏の掃除や侵入口の封鎖を市がしてくれるとは、市のページに書かれていません。
ペスコンproは、現地調査と見積りに費用がかからないので、相手が分からないうちに家を見てもらう1社目に向いています。
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守谷タクミ(害獣駆除エリアナビ編集者)
- 害獣被害の相談先と対策を、公的機関・専門団体の情報をもとに整理
- 業者の対応エリアや受付は、各社の公式サイトで確認して掲載
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誰に何を相談すればいい?
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記事一覧の確認日:2026年10月3日
市川市役所はアライグマにワナを置き、ハクビシンは捕まえない


市川市の答えは動物で分かれ、市が自分でワナを置くのはアライグマだけです。
動物ごとに、市がしてくれることを表で見る
市川市は、動物ごとに別々の案内ページを出しています。
ページの中身を並べると、市が受け持つ範囲は次のとおり。
| 動物 | 市がすること | 注意点 | 窓口 |
| アライグマ | ワナを置いて捕獲 | 費用や期間は記載なし | 自然環境課 |
|---|---|---|---|
| ハクビシン | 組合を紹介 | 捕獲や駆除はしない | 自然環境課 |
| タヌキ | 組合を紹介 | 捕獲や駆除はしない | 自然環境課 |
| ネズミ | 殺そ剤を配る | 職員は駆除しない | 生活環境保全課 |
| イタチ・コウモリ | 専用の案内なし | 許可なく捕まえない | 市の案内なし(野生生物関係は自然環境課) |
市が自分で動くのは、アライグマのワナとネズミの殺そ剤の配布の2つです。
ハクビシンとタヌキは、民間の業者が入る組合を紹介するところまで。
イタチとコウモリは、市の「除草・害獣・害虫」の一覧に専用のページが見当たりませんでした(2026年10月21日時点)。
連絡先の番号は、表からリンクした市の各ページに掲載。どの動物で何に困っているかを最初に伝えると、窓口の行き違いが減ります。
千葉県内の市ごとの支援は、千葉県の害獣駆除は市の制度が先、使える支援は3つにまとめました。
アライグマは、自分の土地で被害があれば市がワナを置く
ワナについての市の案内は、アライグマのページの次の一文。
市内におけるアライグマの被害対策として、ご自身が所有・管理をする土地でアライグマによる生活被害がある場合、ワナを設置してアライグマの捕獲を行っております。
条件は、自分が所有・管理する土地であることと、生活被害が出ていることの2つ。
頼むまでの順番も、市はページの中で示しています。
市にワナを頼むまでの流れ
敷地でアライグマを見かけたら、まずは家のまわりの対策を続けながら様子を見ます。
複数回同じ場所で見たときや、寝床や住処が分かったときに、箱ワナを仕掛けられるタイミングです。
窓口は、環境部 自然環境課 自然共生グループ(野生生物関係)。
箱ワナは、箱の形をした、動物を生きたまま捕まえるワナのこと。
市は効果的な場所に仕掛けると書いているので、見かけた場所や時間をメモしておくと話が通じやすくなります。
自衛策の中身は、寄せつけない対策の章にまとめました。
ワナの費用や期間、申し込み方法は市のページにない
アライグマのページには、ワナをいくらで、何日置くのかが書かれていません。
申し込みの用紙やフォームも、ページの中には見当たらない状態です。
- ワナの費用
- ワナを置いておく期間
- 申し込みの方法(用紙やフォーム)
- 住民が自分でワナを置く形かどうか
アライグマやハクビシン駆除の補助や助成の案内も、市の公式サイトでは見つかりませんでした(2026年10月21日時点)。
ここでの「書かれていない」は、市のページに見当たらないという意味です。費用や期間は、自然環境課に連絡するときに一緒に聞いておくと、あとで食い違いが起きません。
市役所がどこまで受け持つかの全国の例は、害獣駆除は市役所に相談できるか、対応範囲と使える制度で読めます。
補助金の探し方は、【結論】害獣駆除の補助金・助成金は一部の区市にある!ハクビシンなど実例3つが手がかりです。
ハクビシンとタヌキは、市が組合を紹介する
ハクビシンについて、市の答えはひと言で書かれています。
市では、ハクビシンの捕獲や駆除を行っておりません。
そのかわりに市がしているのが、民間の駆除業者が入る組合の紹介。
また、市では生活被害が生じて駆除等を検討したいという市民の方に対して、民間の駆除業者が加入している組合を紹介しております。
紹介先は市川市ビル管理事業協同組合で、受付は月曜日から金曜日の10時から15時です。
相談に費用はかからず、現地調査や駆除には費用がかかる、という扱い。
タヌキのページにも、同じ組合の紹介と受付時間が載っていました。
組合の紹介先と並べて、別の業者の見積りを取る進め方もあります。現地調査と見積りに費用がかからないペスコンproに家を見てもらい、作業の中身を比べる形です。
市は、対策をしても被害が続くときは、県の許可を得た専門の業者への依頼を考えるよう呼びかけています。
ハクビシンに入られたあとの手順は、市川市のハクビシン駆除、天井裏に入られたときの4手順で解説しました。
ネズミは職員が駆除せず、殺そ剤を配っている
ネズミの担当は、自然環境課ではなく環境部の生活環境保全課です。
市では職員による駆除作業は行っておりません。
出典:市川市「ネズミについて」
そのかわりに市は、希望する人に殺そ剤(ネズミを駆除する薬)を配っています。
| 項目 | 市の案内 |
| 配るもの | 蓄積毒性の殺そ剤(ワルファリン) |
|---|---|
| 持っていくもの | 本人確認のできるもの(免許証など) |
| 配る場所 | 生活環境保全課、支所、窓口連絡所、公民館など |
| 使う場所 | 屋内だけ |
気をつけたいのは、天井裏にすみつくネズミへの効き目です。
※天井裏などに住み着くクマネズミの場合は、市で配布する殺そ剤(ワルファリン)に耐性を持つ個体が多く、殺そ剤が効かないことがあります。
出典:市川市「ネズミについて」
足音の主がクマネズミだと、市の殺そ剤では片づかない場合があります。
効かないときの市の案内は、市販のスーパーラット対応の殺そ剤を使うか、専門業者に相談すること。
天井裏の足音が続くときは、薬を置く前に相手を確かめたいところ。ペスコンproは現地調査に費用がかからず、侵入口や被害の様子を、写真や動画で報告してもらえます。
令和8年4月からは、生活環境保全課でネズミ忌避剤の試験配布も始まり、2026年10月21日時点で配布中。
対象は市内に住み、調査票の回答に協力できる人で、回答の期限は使ってから1か月以内です。
屋根裏の音の聞き分け方は、ネズミが屋根裏にいる音の特徴と対策で扱っています。
掃除や封鎖まで頼める業者を、7社の表で比べる
市のワナや組合の紹介では、天井裏の掃除や侵入口の封鎖をだれに任せるかまでは決まりません。
- 千葉県が対応エリアに入っている
- 現地調査と見積りの扱いを公式に書いている
- 保証について公式に書かれていること(記載がない社はその旨)を載せている
迷ったら、現地調査と見積りに費用がかからないペスコンpro。
ペスコンproに在籍しているのは、防除作業監督者やわな猟の狩猟免状を持つスタッフ。
正体が分からないまま、資格のある人に家を見てもらいたい人に向いています。
受付は9時から18時の年中無休で、24時間ではありません。夜に足音で気づいた人は、メールフォームで送っておくか、翌日の受付時間に電話する形です。市川市の家が対象かどうかは、問い合わせのときに住所を伝えて確かめましょう。
利用者の声を先に読みたい人には、ペスコンProの評判と口コミが手がかり。
ペスコンproの対応エリアは、千葉県を含む関東1都6県です。
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害獣駆除エリアナビ | 気になる項目から3社を比較
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| 相談先 | 比較のポイント | 公式サイト |
|---|---|---|
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同じ条件で複数社の見積もりを比べると、違いがわかりやすくなります。
表の並びは掲載の順番で、順位ではありません。
上の表のほかの2社の口コミは、害獣プロガードの評判と害獣プロテックの評判で読めます。
市川市でアライグマやハクビシンを見かけたら、場所で窓口が変わる


市川市では、どこで見たか、何に困っているかで連絡先の課が変わります。
家や庭のアライグマは自然環境課、畑の被害は農政課
市川市外来生物対策マニュアルは、市が外来の生きものへの対応をまとめた冊子です。
その最後に、困りごとごとの担当の課が一覧で載っています。
| 困りごと | 担当の課 |
| 家や自分の土地でアライグマを見た、被害がある | 自然環境課 |
|---|---|
| 外来生物全般の相談 | 自然環境課 |
| アライグマやハクビシンに作物を荒らされた | 農政課 |
受付の時間は、マニュアルでは9時から17時です。
自然環境課は、ハクビシンとタヌキのページの問い合わせ先にもなっている課。
畑や果樹の被害は、農業被害として農政課の受け持ち。
連絡の前に、見た日時と場所、被害の様子を書き出しておくと伝えやすくなります。写真があればアライグマかハクビシンかを見分ける手がかりにもなるので、撮れたときは残しておきましょう。
家の中に入られていて、追い出しや封鎖まで考えている人は、ペスコンproの現地調査で入り口を先に見てもらう手もあります。
アライグマを見たときの連絡の流れは、アライグマを見つけたらどこに連絡するか、状況別の窓口と正しい手順で整理しました。
小中学校で見たら教育施設課、死骸は清掃事業課
小学校や中学校でアライグマやハクビシンを見た、被害があるときの担当は教育施設課です。
子どもから学校で見たと聞いたときも、窓口はこの課。
アライグマに近づかないほうがよい理由は、市のページの次の一文。
アライグマは臆病な性格ですが、刺激を与えると攻撃をしてくる可能性があります。
アライグマやハクビシンなどの死骸の回収は清掃事業課の受け持ち。
野生動物は様々な病原菌を持っていることもある、と市は書いています。
死骸を見つけたときも、素手で触れないようにしておきましょう。場所と、どの動物に見えたかを清掃事業課に伝えると話が早いです。種類の見当がつかないときは、見分け方の章の特徴が手がかりになります。
学校と死骸の窓口は、家まわりの窓口とは別の課だと覚えておくと迷いません。
ハクビシンやタヌキは、近づかずに見守る
街でハクビシンを見かけたときの市の呼びかけは、次の一文です。
街で見かけた場合はむやみに近づいたり、触れたりせずに見守ってください。
子どものハクビシンは可愛らしく見えても、近くで親が見張っていたり、ダニやノミが寄生していたりすることがあります。
タヌキのページにも、見かけたら近づかずに見守るよう同じ呼びかけがありました。
一方で、ハクビシンの目撃情報を市に届ける仕組みは、市のページに書かれていません。
見かけただけのときは、市への連絡より見守りが市の案内です。家に入られている様子があるときは、市がしてくれることの章に戻って窓口を選びます。
アライグマの目撃情報は、マニュアルでは自然環境課の担当です。
毛の抜けたタヌキは、疥癬にかかっているかもしれない
毛の抜けたタヌキについて、市のタヌキのページにはこう書かれています。
市内では毛の抜けたタヌキの目撃情報もありますが、このようなタヌキは疥癬症(かいせんしょう)に感染している可能性が高く、感染しているタヌキは、免疫力が落ち数週間ほどで衰弱して死んでしまうことが多いです。
犬や猫は、疥癬症のタヌキとの接触でうつるおそれがあると市は注意しています。
屋外で犬や猫を飼っている家は、タヌキを近づけない工夫が欠かせません。
ペットのえさを外に置いたままにすると、タヌキが寄りつきやすくなるとも市は書いています。
タヌキには、ため糞という習性があるので要注意。ため糞は、1か所にまとめてフンをすることです。1度フンをした場所にはまた戻ってくる可能性が高いので、フンは早めに処理しておきましょう。
毛のない動物の正体に迷う人には、ハクビシンの毛がない理由とタヌキとの見分け方が助けになります。
庭を荒らされているときの対策は、タヌキが庭を荒らす原因と対策が参考です。
市川市で見たのはアライグマかハクビシンか、顔と尾、足の指で分かる


正体がアライグマかどうかで、市に頼めることが変わります。
アライグマは、耳のふちとヒゲが白く、尾にしま模様
アライグマの目印としてまず挙がるのは、黒いしま模様の尾です。
市のアライグマのページによると、尾のしま模様は20〜40cm、体長は約40〜60cmで中型犬くらいの大きさ。
顔については、マニュアルが次の特徴を挙げています。
- 顔は全体的に灰白色で、目の周りが黒い
- 耳の縁とヒゲが白い
- 指が長い
- 頭を下げて歩く
耳のふちとヒゲの白さは、夜に一瞬見えたときにも目に入りやすいところ。
県のパンフレットから引用したアライグマの見分け方の資料も、市がPDFで公開中。
しま模様の尾が見えたら、アライグマの見込みが高くなります。その場合は市のワナの対象なので、ワナの条件を見たうえで自然環境課へ。
顔や足跡、法律の違いまで並べたい人は、アライグマとハクビシンの見分け方、顔・尾・足跡と法律の違いが参考になります。
ハクビシンは、額から鼻先への白い筋と黒い足が目印
ハクビシンの目印は、額から鼻にかけての白い筋模様と黒い尾です。
大きさは、市のハクビシンのページでは体長約40〜60cm、体重約3〜4kgの小型獣。
足については、マニュアルに黒い靴下を履いているような模様があるとの記載。
木登りや頭が入るほどの小さな穴に入り込むことが得意なので、家屋の屋根裏に侵入し住みついてしまうという生活被害が発生しております。
柱や塀、雨どいも登れるので、高い所の小さな穴も入り口になります。
市の説明では、性格は基本的におとなしく、人から刺激をしなければ攻撃してくることはまずありません。
屋根の上の穴は、地上から見ても気づきにくい場所です。足音がするのに入り口が分からないときは、業者に頼む作業の章で調べ方を確かめられます。
タヌキは足の指が4本、ハクビシンとアライグマは5本
足の指の数は、市のハクビシンのページにも載っている見分け方。
足の指の数は5本です。(タヌキは4本)
タヌキはイヌ科の動物で、目の周りや足先が黒いのが特徴。
3種を市の資料で並べると、次のとおり。
| 項目 | アライグマ | ハクビシン | タヌキ |
| 顔 | 耳のふちとヒゲが白い | 額から鼻に白い筋 | 目の周りが黒い |
|---|---|---|---|
| 尾 | 黒いしま模様 | 黒い | 記載なし |
| 足の指 | 5本 | 5本 | 4本 |
| 体長(市のページ) | 約40〜60cm | 約40〜60cm | 50〜60cm |
足跡にも違いがあり、アライグマは5本指の跡がくっきり残るとマニュアルにあります。
ハクビシンの足跡は、丸みをおびた指の跡が残るのが特徴です。
足跡を見つけても、相手を捕まえて確かめるのはやめておきましょう。ハクビシンもタヌキも、県の許可なく捕まえることが禁じられています。
ほかにタヌキと見まちがえやすい動物は、タヌキに似た動物の見分け方にまとめました。
天井裏の足音やふん尿のにおいは、住みつかれた合図
マニュアルは、アライグマもハクビシンも人家に入りこんで繁殖すると書いています。
| 動物 | 市の資料にある家の被害 |
| アライグマ | 屋根裏で繁殖し、ふん尿や足音・鳴き声の被害 |
|---|---|
| ハクビシン | 天井裏や床下、物置で繁殖し、悪臭や足音・鳴き声の被害 |
| タヌキ | 屋根裏に入って寝床にする被害 |
天井裏の足音や、ふん尿のにおいは、どれかが住みついている合図。
市のネズミのページによると、クマネズミも家の天井裏や壁の中にすみつきます。
ネズミだった場合の市の案内は、ネズミの節のとおり。
どの動物か分からないまま住みつかれているときは、現地調査で正体と入り口を見てもらう方法があります。ペスコンproは現地調査に費用がかからないので、相手を確かめる最初の1回に頼みやすい業者です。
音と時間帯からの見当のつけ方は、天井や壁の中で音がするときの正体をまとめた記事で解説しています。
アライグマとハクビシンで市川市の答えが分かれるのは、法律が違うから


市のページは、アライグマが特定外来生物で、市も県の計画に基づいて防除していると説明しています。
アライグマは特定外来生物で、市も県の計画で減らしている
アライグマの扱いについての市の説明は、次のとおり。
アライグマは「外来生物法」で「特定外来生物」に指定されており、千葉県では全県下を対象に防除計画を定めています。
特定外来生物は、国が指定した、生態系などに害を与える外国の生きもの。
防除は、捕獲などで数を減らし、被害を防ぐことです。
| 項目 | 第3次千葉県アライグマ防除実施計画 |
| 期間 | 令和8年4月1日から令和13年3月31日まで |
|---|---|
| 区域 | 千葉県全域 |
| 市川市の役割 | 防除の一部を行う市町村 |
千葉県の計画で、市川市は防除の一部を行う市町村に入っています。
市のページにも、同じ趣旨の一文。
本市でも、県の計画に基づいて防除を進めております。
市のワナも、この県の計画にもとづく防除の一つと読めます。
県が防除実施計画を定めている特定外来生物は、アカゲザル、キョン、アライグマの3つ。
ハクビシンは、この3つに入っていません。市のワナはアライグマ向けで、ハクビシンは別の扱いです。
捕まえるときの手続きの違いは、アライグマの捕獲許可申請ガイドでくわしく解説しています。
ハクビシンは、日本に来た時期が分からず特定外来生物ではない
ハクビシンが特定外来生物でない理由は、マニュアルに書かれています。
★ハクビシンは外来生物と考えられていますが、日本への移入時期が不明であることから特定外来生物には指定されていません。
外来生物と考えられてはいても、日本に来た時期が分からないため、指定から外れています。
そのかわりにハクビシンを守っているのが、鳥獣保護管理法。
鳥獣保護管理法は、野生の鳥や獣を捕まえることを原則として禁じる法律です。
ハクビシンは「鳥獣の保護及び管理並びに狩猟の適正化に関する法律(鳥獣保護管理法)」によって、県の許可なく捕獲することが禁止されているため、市ではハクビシンの捕獲や駆除を行っておりません。
市は、県の許可なく捕まえられないことを、捕獲や駆除をしない理由に挙げています。
タヌキも同じく、県からの許可なく捕まえることが禁じられた野生生物です。
千葉県の集計で、市川市の捕獲数は22頭から43頭に増えた
市川市でアライグマがどれだけ捕まっているかは、千葉県の計画の表1で分かります。
| 年度 | 市川市のアライグマ捕獲数 |
| 令和2年度 | 22頭 |
|---|---|
| 令和3年度 | 28頭 |
| 令和4年度 | 41頭 |
| 令和5年度 | 38頭 |
| 令和6年度 | 43頭 |
表の数字は、第3次千葉県アライグマ防除実施計画の表1にある市川市の行。
年度によって上下はあるものの、令和2年度の22頭から令和6年度は43頭まで増えました。
県全体では、令和6年度の捕獲数が14,304頭に達しています。
この表は、市川市で捕まったアライグマの数です。市内にすむ数とは別のもので、捕獲数が少ない年でもアライグマが減ったとは言い切れません。
市川市を含む葛南地域では、外来生物法による防除が捕獲の半数程度を占めていると県の計画にあります。
ハクビシンも市内全域にいて、防除は市が検討中
マニュアルによると、アライグマもハクビシンも市内全域で生息が確認されています。
市街地から公園・緑地まで、広い範囲に分布しているとの記載です。
アライグマとハクビシンによる被害は近年増加している、と市はマニュアルで書いています。
しかし、近年市内での生息数の拡大や様々な被害の増加もあり、今後ハクビシン防除について対策を検討しているところです。
ハクビシンの防除は、市がこれから対策を考える段階。
新しい仕組みが決まるまでは、組合の紹介がいまの市の窓口です。
いま天井裏で困っている人は、市の制度を待つ間に作業の範囲だけでも知っておけます。ペスコンproは現地調査と見積りに費用がかからず、見積りのあとに断ってもかまわない、と公式のFAQで答えていました。
市川市のアライグマもハクビシンも、自分で勝手に捕まえてはいけない


アライグマもハクビシンも、法律の手続きを踏まずに捕まえることは禁じられています。
野生の動物を捕まえるのは、法律で原則禁止
野生の鳥や獣を捕まえることは、鳥獣保護管理法で原則として禁止されています。
ハクビシンについては、市のページにも次の一文。
ハクビシンは鳥獣保護管理法によって、県からの許可なく捕獲することが禁止されている野生生物です。
千葉県によると、違法に捕まえると罰則があります。
捕まえてよい仕組みは、狩猟、許可を受けた捕獲、特定外来生物の防除の3つ。
許可を取らないまま、市販のわなを買って仕掛けるのはやめておきましょう。許可なく捕まえれば、法律の罰則の対象になりえます。
罰則や違法になる例は、害獣を勝手に捕獲すると違法になるか、鳥獣保護管理法の罰則と正しい手順で整理しました。
許可の窓口は、船橋市にある県の葛南地域振興事務所
市川市で捕獲の許可を受け付けるのは、市役所ではなく千葉県の葛南地域振興事務所です。
学術研究のための捕獲を除き、窓口は捕まえる場所を受け持つ県の機関になります。
| 項目 | 千葉県の案内 |
| 申請の窓口 | 葛南地域振興事務所 |
|---|---|
| 受け持つ市 | 市川市・船橋市・習志野市・八千代市・浦安市 |
| 所在地 | 船橋市本町1-3-1 フェイス7階 |
| 受付 | 随時 |
標準処理期間(申請から許可が出るまでの目安の日数)は、次のとおりです。
総日数14日間(土日・祝日等を含む)
学術研究以外の申請を県庁の自然保護課が受け付けるのは千葉市と市原市の分で、市川市の窓口ではありません。
会社の業務として捕まえる場合も、指定法人や認定鳥獣捕獲等事業者などのほかは、個人として申請する決まり。
業者に捕獲まで頼むときは、許可の申請をだれがどうするかを見積りの段階で聞いておきましょう。ペスコンproの現地調査でも、捕獲が必要か、許可をどうするかを聞いておけます。
アライグマは、自分で捕らずに市のワナを頼る
アライグマで困っているときは、自分で捕まえるより市のワナを頼るほうが近道です。
市川市は、自分が所有・管理する土地で生活被害があれば、ワナを置いて捕獲しています。
窓口は自然環境課で、頼むまでの順番はワナの条件の節のとおり。
アライグマを見かけても、追い払おうと近づかないようにしましょう。刺激を与えると攻撃してくる可能性があり、野生動物は様々な病原菌を持っていることもある、と市は書いています。
ワナを頼むまでの間に続けたいのが、家のまわりの自衛策。
市川市の案内どおり、アライグマやハクビシンを寄せつけない


市がワナを置く前にも、家のまわりでできる対策を市はいくつも挙げています。
| 市が挙げる対策 | アライグマ | ハクビシン |
| すき間の確認・ふさぐ | あり | あり(確認まで) |
|---|---|---|
| 枝の剪定 | あり | あり |
| エサを放置しない | あり | あり |
| 池や水槽に金網 | あり | 記載なし |
| 忌避剤をまく | あり | あり |
アライグマのページは5つ、ハクビシンのページは4つの対策を挙げています。
換気口や屋根、床下のすき間をふさぐ
アライグマとハクビシンのページが最初に挙げるのは、換気口や屋根、床下のすき間の確認です。
アライグマのページは、確認したうえですき間をふさぐところまで書いています。
ふさぐのは、動物が出入りしているすき間や穴、つまり侵入口。
- 換気口
- 屋根
- 床下
ネズミは1センチほどのすき間があれば入れる、と市のネズミのページにあります。
屋根の上や天井裏の奥など、手が届かない場所は無理にふさがないようにしましょう。高い所の侵入口は、業者の現地調査でふさぐ範囲を決められます。
高い所まで任せたい人は、現地調査と見積りに費用がかからないペスコンproに、どこからふさぐかを見てもらうと早いです。
自分でふさげる範囲と材料は、害獣の侵入口を塞ぐ方法で解説しています。
アライグマの通り道は、アライグマの侵入経路、屋根裏への入り口と塞ぎ方の手順が参考です。
屋根に届く枝を切り、エサになる物を外に置かない
家に接している枝は、家への入り道になると市は書いています。
ハクビシンは、庭木を登って屋根に飛び移ることも。
そのため市は、家に向かって伸びた枝や家に触れている枝を、剪定(伸びた枝を切ること)するようすすめています。
- ペットフード
- 生ごみ
- 取り残した果実
庭の池や水槽で魚を飼っている家には、アライグマ対策として金網をしっかり張ることも挙げられています。
あわせて市が呼びかけているのが、野生動物への餌やりをやめること。
市内でトラブルになっている例は、ドバト、カラス、ユリカモメ、カモ類。
果樹のある家は、熟した実を早めに取りきっておくのが手軽です。生ごみやペットフードとあわせて、外にエサを残さないよう市は呼びかけています。
木酢液などの忌避剤は、定期的にまき直す
忌避剤は、においなどで動物を寄せつけにくくする薬剤です。
市が例に挙げているのは、木酢液を薄めたものや、ホームセンターで買える忌避剤。
まいたあとの扱いについて、市は次のように書いています。
日が経つと効果は低下するので、定期的に散布を行ってください。
一度まいて終わりにせず、日をあけてまき直すことを市はすすめています。
アライグマのページにも、木酢液や害獣対策用のスプレーを敷地にまく対策が載っていました。
忌避剤は、すき間をふさぐ対策とあわせて使うものと考えておきましょう。どれくらい効くかは場所や相手によって変わり、まいただけで来なくなるとは限りません。
市の案内にない作業は、業者の見積りで範囲を決める


市のページにない作業は、業者の現地調査と見積りで、どこまで頼むかを先に決めます。
業者に頼める作業は、追い出しと掃除、侵入口の封鎖
市のページに書かれているのは、アライグマのワナの設置と、ハクビシンやタヌキの組合の紹介までです。
| 作業 | 市のページの記載 |
| アライグマの捕獲 | 条件しだいで市がワナを置く |
|---|---|
| ハクビシンの捕獲 | 市は行わない |
| 天井裏の掃除 | 記載なし |
| すき間をふさぐ | 自衛策として住民に案内 |
天井裏の確認、追い出し、ふん尿の掃除、侵入口の封鎖は、業者に頼める作業です。
アライグマで市のワナを使っている間も、天井裏の掃除や封鎖は別に考える必要があります。
見積りの中身を大きく左右するのは、どこまで頼むか。追い出しだけか、掃除や封鎖まで入っているかを、最初の相談で伝えておきましょう。
現地調査で、侵入口と作業の範囲を書面にしてもらう
現地調査は、業者が家に来て被害や侵入口を見ることです。
見積りは、入る作業と入らない作業を書面で受け取っておくと比べやすくなります。
| 見積りで聞くこと | 見ておくところ |
| 作業の範囲 | 追い出し・掃除・封鎖のどこまで入るか |
|---|---|
| 封鎖する場所 | どの侵入口を、何でふさぐか |
| 捕獲の有無 | 捕まえるとき、許可の申請をどうするか |
| 追加の費用 | どんなときに追加になるか |
見積りは1社で決めず、何社かを並べて比べましょう。
ペスコンproは相見積もりを歓迎していて、相談だけでも受け付けています。
調査の結果を写真や動画で報告することも、公式に書かれた特徴の一つ。
写真で報告を受けると、自分では見られない屋根の上や天井裏の様子が分かります。見積りの中身を家族と相談するときにも、そのまま見せられて便利です。
見積書の読み方は、害獣駆除の見積もり比較はどこを見るかで項目ごとに解説しています。
また入られたときの保証が、どこまで効くか
保証は、対象と期間、対象外になる場合を契約前に書面で確かめておきましょう。
同じ「保証あり」でも、守ってもらえる範囲は会社ごとにまちまちです。
たとえばペスコンproの保証は最長10年ですが、対象は施工箇所の破損に限るとの注記つき。
施工した場所が壊れたときだけか、別の場所から入られたときも含むかで、保証の重みが変わります。「保証あり」の一言だけで決めず、どこまで効くかを聞いておきましょう。
追加の費用がどんなときに出るかも、見積りの段階で聞いておきたいところ。
保証の比べ方は、害獣駆除の保証やアフターサービスは必要か、比べるときのポイントでくわしく扱っています。
契約を急かされても、その場では決めない
害虫・害獣駆除のトラブルについて、国民生活センターが2024年4月24日に注意を呼びかけています。
相談事例の問題点には、消費者の不安をあおり、契約を急かす勧誘が挙がっていました。
アドバイスの中には、次の3つがあります。
複数見積もりを取って比較・検討する時間を与えない事業者とは契約しない。
クーリング・オフ等ができる場合がある。
おかしいと思ったら、すぐに消費生活センター等に相談。
その場で決めるよう迫られても、何社か比べる時間を取ってから決めましょう。
クーリング・オフは、訪問販売などで、一定の期間内なら契約を解除できる仕組みです(使えるかどうかは契約の形しだい)。
困ったときは、消費者ホットライン188に電話できます。近くの市町村や都道府県の消費生活センターなどを案内してくれる、全国共通の番号です。
賃貸や集合住宅は、まず管理会社か大家さんに伝える
借りている家に住んでいる人は、業者を呼ぶ前に管理会社か大家さんへ伝えます。
市のアライグマのワナも、条件は「ご自身が所有・管理をする土地」でした。
ハクビシンのページも、業者への依頼を考える場面を自分の所有する住居や敷地での被害としています。
侵入口をふさぐ作業は、建物そのものに手を入れる工事。持ち主の了解を先に取っておくと、あとで話がこじれません。
費用をだれが持つかは、賃貸の害獣駆除費用は誰が払うか、大家と入居者の負担の分かれ目で整理しています。
市のワナや組合の紹介では片づかない、天井裏の掃除や侵入口の封鎖まで頼みたい人は、業者の見積りで範囲を決めましょう。
ペスコンproは、資格を持つスタッフが現地を見て、駆除の内容を見積りで示してくれます。
保証の対象は、見積りのときに書面で確かめておきたいところ。
受付は9時から18時の年中無休で、対応エリアは千葉県を含む関東1都6県です。
口コミをまとめて読みたい人には、ペスコンProの評判と口コミ、見積もりで聞く3つのこともあります。
\ 相見積もり歓迎・相談だけでもOK /
市川市のアライグマとハクビシンでよくある質問


市川市のアライグマとハクビシンについて、よく聞かれる5つの質問に答えます。
市川市でハクビシンを見かけたら、目撃情報を市に届けたほうがいいですか?
市のハクビシンのページに、目撃情報を受け付ける案内はありません。市は、むやみに近づいたり触れたりせずに見守るよう呼びかけています。アライグマの目撃や自分の土地の被害は自然環境課が担当で、くわしくは見守りの節にまとめました。
市川市でタヌキを見かけたら、どこに連絡すればいいですか?
見かけただけのときは、近づかずに見守るのが市の案内で、市はタヌキの捕獲や駆除をしていません。家で被害が出ているときは、ハクビシンと同じ組合を市が紹介しています。毛が抜けたタヌキの注意点は疥癬の節のとおりです。
市川市にイタチの相談窓口はありますか?
市の「除草・害獣・害虫」の一覧には、イタチ専用の案内ページが見当たりませんでした(2026年10月21日時点)。市の野生生物関係の担当は、ハクビシンやタヌキのページの問い合わせ先になっている自然環境課で、相談先を確かめるならこの課に聞くのが近道でしょう。自分で勝手に捕まえてはいけない点は、法律の節のとおりです。
市川市で鳥の被害に困ったら、どこに相談できますか?
ムクドリについては、市がLED照明や拍子木で追い払っていますが、駅前などに限られ、住宅街への出張はしていません。ドバトやカラスなどへの餌やりをやめるよう、市は呼びかけています。家のまわりでできる対策は、エサの節にまとめました。
市川市にアライグマやハクビシン駆除の補助金はありますか?
2026年10月21日時点で、市の公式サイトに駆除の補助や助成の案内は見つかりませんでした。アライグマのワナの費用も、市のページには書かれていない状態です。最新の扱いは自然環境課で聞けて、確かめた範囲はワナの費用の節にまとめました。
まとめ:市川市のアライグマは市に相談、ハクビシンは組合か業者へ


市川市の市役所は、アライグマなら条件しだいでワナを置き、ハクビシンは捕まえません。
同じ「害獣」でも、2種で市の答えはちょうど反対です。
どちらの場合も、天井裏の追い出しや掃除、侵入口の封鎖は、市が受け持つ作業に入っていません。
市への相談と並べて、家の中のことは業者の現地調査で範囲を決めると、手をつける順番がはっきりします。



まず自然環境課に聞いて、天井裏は見てもらおう。
ペスコンproは、見積りのあとに断ってもかまわないと公式に書いています。
侵入口の確認から封鎖の範囲まで見積りで示してもらえるので、市川市の家の最初の現地調査を頼んでみませんか。
\ 見積もりのあとに断ってもOK /
- 市川市「特定外来生物アライグマについてのご案内です」
- 市川市「アライグマの見分け方」(PDF)
- 市川市「ハクビシンについてのご案内です」
- 市川市「タヌキについてのご案内です」
- 市川市「ネズミについて」
- 市川市「市川市外来生物対策マニュアル」(PDF)
- 市川市「野生動物への餌やりの防止のご案内です」
- 市川市「ムクドリについてのご案内です。」
- 千葉県「鳥獣の捕獲等許可」
- 千葉県「野生鳥獣の捕獲について」
- 千葉県「特定外来生物 アライグマ」
- 千葉県「第3次千葉県アライグマ防除実施計画」(PDF)
- e-Gov法令検索「鳥獣の保護及び管理並びに狩猟の適正化に関する法律」
- 国民生活センター「ネットの価格と全然違う!?害虫・害獣駆除のトラブルにご注意」(2024年4月24日)

