【結論】1階と2階の間に何かいる?音の正体は3つ、カリカリなら動物

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1階と2階の間に何かいる?
タクミ

夜になると1階の天井からカリカリ音がして眠れない…。

この記事では、1階と2階の間に何かいるのか、音と跡で見当をつける方法と対処を解説します。

1階と2階の間からカリカリ・ガサガサと音がする場合、ネズミなどの小動物が入り込んでいるかもしれません。

ただし、音だけで動物を特定することはできないので、まず音がする時間帯や場所、フンなどの痕跡を確認します。

結論:1階と2階の間に何かいる?
  • カリカリ、ガサガサと軽い音はネズミなどの小動物の可能性(音から考えられる動物)
  • 冬にミシッと鳴る音や水を使ったときのコトコトは、家や配管の音のことも(動物以外の音)
  • 音だけでは決められず、時間帯と場所、フンなどの跡で確かめる(家の中と外の確かめ方)
  • 跡があって夜の音が続くときは、業者の現地調査へ(相談の目安)
  • 迷ったら、現地調査と見積りに費用がかからないペスコンpro(関東1都6県)

1階と2階の間は家の中からも外からも見えないため、気づかないうちにフンや尿の跡が増えていくのが困ったところです。

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この記事の執筆者

守谷タクミ(害獣駆除エリアナビ編集者)

  • 害獣被害の相談先と対策を、公的機関・専門団体の情報をもとに整理
  • 業者の対応エリアや受付は、各社の公式サイトで確認して掲載

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記事一覧の確認日:2026年10月3日

目次

1階と2階の間に何かいる?動物のほか、木のきしみや配管の音も

動物のほか木や配管の音も

音の主の候補は、動物・木のきしみ・配管の3つです。

動物だけと決めつけないのには、理由があります。

新築の木造戸建てで「1階天井付近」がきしむという相談が、国の指定する住まいの相談窓口に寄せられているからです。

ネズミなどの動物が、走ったりかじったりしている

1階から見ると、1階と2階の間は「1階の天井裏」にあたる場所です。

自治体のページでも、家の中で音を立てる動物の居場所として、天井裏や壁の中が挙がっています。

スクロールできます
動物 自治体の説明に出てくる居場所
ネズミ(クマネズミ) 主に天井裏や壁の中を住みかにする(墨田区)
ハクビシン・アライグマ すき間から入り、壁の内側を通って天井裏へ(鎌倉市)
イタチ 天井裏を走り回ってうるさいという相談(北九州市)
コウモリ 壁の間や天井裏など家のすき間に巣を作る(京都市)

どの動物も夜に動くので、夜に音がするかどうかが最初の手がかり。

ネズミはかじりあと、ハクビシンやアライグマは大きな足音の相談として、自治体のページに出てきます。

ただ、どの音がどの動物かは目安にとどまるので、音の種類ごとの候補とフンなどの跡をあわせて考えましょう。

新築の家でも、木が乾いてきしむことがある

住まいるダイヤル(国土交通大臣指定の住まいの相談窓口)に、気になる相談事例があります。

2年前に建てた木造戸建てで、上がベランダになっている「1階天井付近」から、冬にミシミシと音がするという相談です。

構造の不具合を心配する相談者に、建築士は次のように答えました。

木材の乾燥による“きしみ音”が原因である可能性もあります。

出典:住まいるダイヤル「新築木造住宅の天井付近から異常音が発生している」

続けて、冬の乾燥時や天井裏とその内側の温度差が大きい時は、数年にわたり大きな音がすることがあると説明しています。

そのうえで、構造的な瑕疵(建物の骨組みにかかわる欠陥)ではなく、自然な木材の性質による可能性もある、という見立て。

木材の乾燥によるきしみは、家鳴り(いえなり)とも呼ばれます。

ただし、これは1件の相談への助言です。冷え込んだ日や乾燥した日にミシッと鳴り、フンや臭いがないときは、家鳴りの線が考えられます。気になる人は、建てた会社や住まいの相談窓口に聞いてみましょう。

水を使ったときに鳴るなら、配管の音かもしれない

同じ住まいるダイヤルには、配管の音についての電話相談事例もあります。

こちらは11階建てマンションの1階住戸の相談で、戸建ての1階と2階の間の話とは別。

最近では、浴室や洗面所等からコトコトと言うウォーターハンマー音がして、うるさくていられません。

出典:住まいるダイヤル「マンションの給・排水音(ウォーターハンマー)とモーター音」

相談者の住戸の近くには、マンション全体の排水管や給水管が集まっていたそうです。

戸建てでも2階に浴室やトイレがあれば、給水や排水の管は床や壁の中を通ります。

誰かが水を使ったタイミングと音が重なるかが、動物の音と分けるときの目安です。

水を使うたびに鳴るなら、自分で床や壁を開けずに相談先へ。ウォーターハンマー(配管がコトコト鳴る音)かどうかは、建てた会社や管理会社に見てもらうのが近道です。

音だけでは決められないので、跡とあわせて見る

1階と2階の間は、屋根裏のように点検口(天井の中をのぞく開け口)から広く見渡せないことが多い場所です。

しかも天井の上の空間はつながっているので、音が聞こえる真上に巣があるとは限りません。

天井の中は、開けてみないと分からない場面も。墨田区は、隣の家との間が狭いなどで外から侵入口を探せないときは、床下や天井をはがして点検する必要があると案内しています。住まいるダイヤルの事例でも、原因を調べる方法として天井に穴をあけることが挙げられていました。

だからこそ、音とあわせて次の跡を見ます。

  • 天井や壁のシミ、尿が垂れたような跡
  • 壁ぎわや押し入れに落ちているフン
  • 配線や木材のかじりあと
  • 獣のような強い臭い

跡の探し方は、家の中と外で確かめる章で順番にまとめました。

業者に見てもらうときは、3つの点で比べる

跡が見つかって音も続くなら、天井の中は業者に見てもらうほうが早道です。

1階と2階の間の音で業者を選ぶときは、次の3つを見ると候補がしぼれます。

  • 住んでいる地域が、その会社の対応エリアに入っているか
  • 現地調査と見積りに費用がかかるか
  • 保証が、何に対してどこまでつくか

何がいるか分からない段階の相談には、ペスコンproが向いています。

正体が分からないうちの相談も、受け付けている会社。公式に「相見積もり歓迎、相談だけでもOK」とあり、会社概要には建築物ねずみ昆虫等防除作業の登録と狩猟免状も載っています。

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口コミや向き不向きを知りたい人は、ペスコンproの評判へ。

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跡があって音が続く人は、対応地域・費用・保証の3つを下の表で並べて見られます。

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掲載情報の出典・比較表について

各社の公式サイトをもとに編集しています。星評価や順位付けは行っていません。「最長」の保証期間がすべての施工に適用されるわけではありません。英字表記は公式ロゴではなく、編集部による表記を含みます。

上の3社が合わないときは、住んでいる地域や重視したいポイントで、ほかの相談先も比べてみてください。

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表の並びは掲載順で、順位ではありません。

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1階と2階の間のカリカリ音やガサガサ音から考えられる動物

カリカリ音から考える動物

1階と2階の間で音の主として挙がる家に出る害獣の種類は、ネズミ・ハクビシン・アライグマ・イタチ・コウモリです。

音の種類は目安で、決め手になるのは一緒に見つかる跡です。

カリカリ、トトトと軽い音なら、ネズミが候補

家に入るネズミは、いえねずみ類(家ネズミ)と呼ばれるドブネズミ・クマネズミ・ハツカネズミの3種です。

墨田区によると、クマネズミは垂直の壁を昇り、主に天井裏や壁の中を住みかにします。

一方のドブネズミは、主に床下や下水が行動範囲。

スクロールできます
種類 主な居場所(墨田区)
クマネズミ 天井裏や壁の中
ドブネズミ 床下や下水

1階と2階の間で軽い足音やかじるような音がするなら、まず思い浮かべたいのはクマネズミのほうです。

ただし、カリカリという音とネズミが結びつくのは、跡が見つかってから。

一緒に見る跡は、フン・こすりあと・かじりあと。東京都多摩府中保健所は、ネズミが活動したあとをラットサインと呼び、天井裏や配線のかじりあとも例に挙げています。

ネズミと分かったあとの追い出し方は、ネズミが屋根裏にいる音の特徴と対策が続きの記事です。

ドタドタと重い足音は、ハクビシンやアライグマのことも

自治体に寄せられる相談にも、重い足音の話が出てきます。

  • 杉並区:「天井裏から動物らしき大きな足音が聞こえる。」
  • 横浜市:「天井裏から毎晩のように動物が歩き回る音がする。」

世田谷区は、ハクビシン・アライグマの被害として足音や鳴き声の騒音、溜め込んだ糞尿による悪臭やしみ汚れを挙げています。

ハクビシンには、同じ場所で繰り返しフンをする「ため糞」の習性もある、と横浜市は説明。

一緒に見る跡は、天井のシミと強い臭い。同じ場所にフンをするので、1階の天井の一か所にシミが出ていないかを見ておきます。

夜中の鳴き声も気になる人には、ハクビシンの鳴き声が音の聞き分けに役立つ記事です。

ハクビシンやアライグマは、許可なく捕まえられない動物。

シミや臭いがそろったら、ペスコンproのような業者の現地調査で中を確かめてもらいましょう。

素早い足音と強い臭いがあれば、イタチも考えられる

北九州市には、イタチについて「天井裏を走り回ってうるさい、尿や糞の臭いがひどい」という相談が寄せられています。

同じページの説明は、非常に動きがすばしこく、頭が入ればどこでも侵入できる夜行性の動物。

天井裏を走る音が軽くて速く、そのうえ獣のような臭いが強いときは、イタチも候補に入れておきたいところです。

一緒に見る跡は、強い臭い。音の速さだけでなく、押し入れや天井近くの臭いもあわせて確かめます。

イタチとテンやハクビシンは見た目がまぎらわしいので、イタチに似た動物の見分け方も手がかりに。

臭いが残って困っている人に向けては、イタチの臭い対策に掃除と消臭の順番をまとめました。

夕方の羽音や小さな鳴き声は、コウモリを疑う

家のすき間に住みつくのは、人家の周りで暮らすアブラコウモリ(イエコウモリ)です。

国立環境研究所の侵入生物データベースでは、日没後10〜30分後に餌をとる夜行性と説明されています。

京都市の資料によると、巣は壁の間や天井裏など家のすき間。

一緒に見る跡は、外壁や巣穴の近くに落ちるフン。京都市は、壁面の巣穴付近に落ちたコウモリのフンをネズミのフンと間違えて相談に来る人が多いと書いています。

朝倉市の案内も、糞や羽音で困ったときは、コウモリを追い出して侵入口を塞ぐというもの。

コウモリの場合、音が響くのは1階と2階の間の奥より、外壁のすき間や戸袋、換気口のまわりのことも。

鳴き声が人の耳に届くかどうかは、コウモリの鳴き声と屋根裏の音の正体で詳しく見られます。

音がする時間帯を見ると、動物か家の音か見えてくる

ネズミの活動時間について、墨田区は次のように書いています。

最も活動の盛んな時間は、日没後数時間と夜明け前です。ただし、家主が留守の場合やお年寄りだけの世帯では、昼間でも活動します。

出典:墨田区「ネズミの防除」

木のきしみと配管の音も、鳴る時間に特徴があります。

スクロールできます
音がするとき 考えられる音の主 出典
日没後数時間と夜明け前 ネズミ 墨田区
日没してまもない夕方 コウモリ 国立環境研究所
冬の乾燥時や、温度差が大きいとき 木のきしみ 住まいるダイヤル(戸建ての事例)
水を使ったとき 配管 住まいるダイヤル(マンションの事例)

昼間にも鳴るからといって、ネズミの線が消えるわけではありません。

留守の時間が長い家や、お年寄りだけの家では昼にも動く、と墨田区が書いているからです。

時間帯の表は、1週間ほどの記録と照らし合わせると使いやすくなります。記録のつけ方は音がした時間と部屋の残し方にまとめました。

屋根裏まで含めて時間帯から絞りたい人は、屋根裏の物音の正体が次の一歩になります。

冬に壁の中で鳴る人には、冬に壁の中からカリカリ音がする理由がおすすめです。

動物が1階と2階の間に入る道は、家の外のすき間

動物が入る道は外のすき間

動物の入り口は1階と2階の間の内側ではなく、家の外まわりのすき間です。

1階と2階の間には、配線や配管が通るすき間がある

そもそも1階と2階の間に、ネズミが通れるほどの空間があるのか気になるところです。

木造の家では、1階の天井板と2階の床のあいだに、床を支える梁と、電気の配線や給排水の配管が通る空間があります。

断熱材や、音をやわらげる材料が入っている家も。

屋根裏と違って、広く見渡せる場所ではありません。点検口があっても、梁や配管にさえぎられて奥までは見えないことが多く、ここが音の正体をつかみにくい理由です。

1階から見ればこの空間も天井裏なので、天井裏を住みかにするクマネズミなどが入りこむ余地はあります。

戸袋や床下の通風口、配管の穴が入り口になりやすい

ネズミの侵入口について、墨田区の案内は次のとおりです。

クマネズミはパイプなども登ることができます。雨戸の戸袋、床下通風口、配管や配線の導入箇所など地面から軒下まで点検し、1から2センチメートル以上の隙間を見つけてふさいでください。侵入口は1つとはかぎりません。

出典:墨田区「ネズミの防除」

戸袋(雨戸をしまう箱)や床下通風口(床下の湿気を逃がす通気口)は、1階と2階の間から離れて見えます。

それでも、中でつながっている入り口になりうる場所です。

ハクビシンやアライグマについては、横浜市が、追い出したあとに点検する場所として次の4つを挙げています。

  • 建物基礎のコンクリートに開けられた通風孔
  • 屋根と屋根が重なっている空間
  • 雨戸の戸袋の底
  • 増築をした接続部分にできた空間

増築した家のつなぎ目は1階と2階の高さにできることもあるので、外から見上げて確かめておきたい場所です。

床下や屋根まわりから、壁の中を伝ってくることもある

入り口が1階と2階の間の外側にあるとは限りません。

鎌倉市は、アライグマやハクビシンが侵入口から入って壁の内側を通り、天井裏に住みつくと説明しています。

ネズミでも、ドブネズミは土台や下水マスに沿って穴を掘り、床下から入る場合がある、と墨田区。

音のする場所の真上や真横だけを探しても、入り口は見つからないことがあります。床下の通風口から屋根の重なりまで、家の外まわりをひと回り見るのが近道です。

動物がいるうちに穴をふさぐと、中に閉じこめてしまう

入り口らしい穴を見つけても、すぐにふさぐのは待ちましょう。

万が一動物が天井裏に潜んでいるのにもかかわらず侵入口を塞いでしまうと動物が出るに出られず大騒ぎになります。

出典:鎌倉市「アライグマ・ハクビシン・タイワンリスの被害でお困りの方」

墨田区もネズミについて、いきなり侵入口を全部ふさぐと、天井裏や床下などで死んで悪臭やハエが出ることがあると注意。

練馬区の案内は、床下に住みついたタヌキなどは「動物がいなくなった後に侵入口をふさぐ」というもの。

穴をふさぐまでの順番
  • 動物を追い出す
  • いなくなったことを確かめる
  • 侵入口をふさぐ

ペスコンproは、害獣を追い出したあとに侵入口を封鎖し、再侵入を防ぐ施工を行うと公式のよくある質問で案内しています。

自分で手の届く穴をふさぐときの材料と手順は、害獣の侵入口を塞ぐ方法にまとめました。

家の中と外で、1階と2階の間に何かいるか確かめる

家の中と外で確かめる

自分でするのは記録と見える範囲の確認までで、天井を開けたり屋根に上がったりはしません。

音がした時間と部屋を、メモと録音で残す

音の正体を絞る材料になるのは、いつ、どこで、どんな音がしたかの記録です。

スクロールできます
項目 書き方の例
時刻 「夜中」「明け方」でもよいので、分かる範囲で
場所 1階のどの部屋の、天井のどのあたりか
音の種類 カリカリ・トトト・ドタドタ・ミシッ・コトコト
家の様子 2階で水を使っていたか、冷え込んだ日か
録音・動画 スマホを天井に向けて録っておく

1週間ほど続けると、時間帯の表と照らし合わせやすくなります。

業者や管理会社に相談するときは、このメモを見せれば話が早いです。

天井のシミや壁ぎわのフン、臭いを確かめる

家の中で見るのは、1階の天井と壁ぎわ、収納の奥です。

  • 天井クロスのシミや黄ばみ、照明のまわりの汚れ
  • 壁ぎわや押し入れ、階段下に落ちているフン
  • 押し入れや天井近くの、獣のような臭い

横浜市には「天井に染みができて尿らしきものが垂れてきた」という相談も寄せられています。

墨田区によると、家ネズミは壁ぎわや物かげを通路にして、広いところはめったに横切りません。

フンを探すときは、部屋の真ん中より壁ぎわや家具のかげ。

見つけたフンは素手で触らず、写真に撮っておきましょう。片づけ方は、次の項目のとおりです。

フンを見つけたら、掃除機やほうきは使わない

フンの片づけについて、CDC(米国疾病予防管理センター)は次のように書いています。

Don’t vacuum or sweep rodent urine, droppings, or nesting materials.

出典:CDC「How to Clean Up After Rodents」

訳すと「ネズミなどの尿、フン、巣の材料を、掃除機で吸ったりほうきで掃いたりしない」。

乾いているかどうかに関係なく、掃除機もほうきも使わないという書き方です。

CDCが案内している片づけの手順
  • ゴムかビニールの手袋をつける
  • 尿とフンに消毒液を吹きかけ、しっかり湿らせて5分置く
  • ペーパータオルで、フンと消毒液をいっしょに拭き取る

これは部屋に落ちたフンの話で、天井の中にたまったフンは業者の清掃に任せる部分です。

外のすき間は、地面から見える範囲で探す

外まわりは、地面に立って見える範囲だけを見て回ります。

  • 床下の通風口と、基礎のすき間
  • 配管や配線が壁に入るところ、エアコン配管の穴
  • 雨戸の戸袋
  • 軒下と、屋根の重なり(見上げるだけ)
  • 増築したつなぎ目

墨田区によると、出入りしている穴の縁には黒く薄汚れたラットサインが見られます。

屋根やはしごには上がらない。東京都多摩府中保健所も、天井裏や高所などの危険な場所は専門業者に依頼したほうがよい場合がある、と注意しています。

跡やすき間が見つかったら、ペスコンproのような業者の現地調査で、中に何がいるかと入り口を確かめてもらいましょう。

1階と2階の間に何かいるのを放っておくと、どうなる?

放っておくとどうなる?

木のきしみや配管の音だった場合、この章の被害は当てはまりません。

動物だった場合は、見えない場所で上の3つが少しずつ進むことがあります。

フンや尿で、天井にシミが出たり臭ったりする

酒田市によると、ハクビシンのため糞の場所では天井板が変色してシミになります。

放っておくと天井板が腐り、張り替えが必要になることもあるそうです。

鎌倉市も、天井裏で糞尿をされ続けて雨漏りのようなしみができた例を挙げています。

1階の天井のシミは、雨漏りと見分けにくいことも。雨と関係なく広がる、尿のような臭いがする、というときは動物の線も考えましょう。

ハクビシンのフンで天井がどう傷むかは、ハクビシンの糞による天井被害で見分け方から扱っています。

汚れ方しだいで、天井板や断熱材の取り替えになることも

1階と2階の間に断熱材や音をやわらげる材料が入っている家では、フンや尿がその上にたまることがあります。

しみこんだ汚れは、表面を拭くだけでは落としきれない場合も。

天井板でさえ張り替えになる例があるので(酒田市・鎌倉市)、その上の材料も汚れ方しだいで取り替えを考えることに。

どこまで取り替えるかは、天井の中を見ないと決められません。汚れた範囲は業者の現地調査で確かめ、見積もりに取り替える範囲を分けて書いてもらいましょう。

天井裏の断熱材がどう傷むかは、天井裏の断熱材被害にまとめています。

電気の配線がかじられることもある

ネズミはものをかじる動物で、東京都多摩府中保健所の資料には配線のかじりあとの写真も載っています。

東京都の「ねずみ防除指針」は、ねずみが電気の配線をかじってショート(短絡)や火災につながることがあると説明。

かじられた配線を見つけても、自分で触らないこと。電気の配線は、電気工事の会社にも見てもらいましょう。

配線の被害に気づくサインは、ネズミの配線被害で3つに分けて紹介しています。

1階と2階の間の配線は外から見えないので、跡がある家は業者の現地調査で天井の中を確かめてもらいましょう。

1階と2階の間に何かいるとき、自分でできる対策と業者に頼む目安

自分でできる対策と業者の目安

相談先は、動物の跡があれば業者、なければ建てた会社や住まいの相談窓口と分かれます。

天井を開けたり、許可なく捕まえたりはしない

1階と2階の間を見ようと自分で天井を開けると、高い所での作業になり、中の配線を傷つけるおそれもあります。

捕まえてよいかどうかは、動物ごとに決まりが違うのでやっかいです。

ただし、鳥獣保護管理法第80条の規定により、「環境衛生の維持に重大な支障を及ぼす鳥獣又は他の法令により捕獲等について適切な保護管理がなされている鳥獣」として、ニホンアシカ・アザラシ5種・ジュゴン以外の海棲哺乳類、いえねずみ類3種については、鳥獣保護管理法の対象外とされています。

出典:環境省「鳥獣保護管理法の概要」

つまり、いえねずみ類3種(ドブネズミ・クマネズミ・ハツカネズミ)は鳥獣保護管理法の対象外です。

ただし墨田区は、殺そ剤(ネズミを駆除する薬剤)を使うと天井裏や床下などで死ぬことがあると書いています。

クマネズミは薬剤をなかなか食べず、罠や薬剤の効果が低いようだ、とも。

スクロールできます
動物 自分で捕まえてよいか
ネズミ(いえねずみ類3種) 鳥獣保護管理法の対象外(環境省)
ハクビシン・アライグマ 許可なく捕獲するのは鳥獣保護管理法で禁止(世田谷区)
イタチ 捕獲は鳥獣保護管理法で禁止(北九州市)
コウモリ 鳥獣保護管理法で保護され、捕獲は禁止(朝倉市)

アライグマは外来生物法の特定外来生物でもあり、横浜市の案内では捕獲に申請や事前の届出が要るとのこと。

捕まえるときの決まりと罰則は、害獣の捕獲と鳥獣保護管理法の罰則で確かめられます。

ネズミを自分で駆除するときの市販グッズの選び方は、ネズミ駆除を自分でする方法を見ると早いです。

跡があって音が続くときが、業者に相談する目安

業者に相談したいのは、次のどれかに当てはまるときです。

  • フン・シミ・臭い・かじりあとのどれかがあり、夜の音が続く
  • 外で穴を見つけたが、中にいるかどうか分からない
  • 音の場所が天井の中で、開けないと確かめられない
  • ハクビシンやアライグマなど、許可なく捕まえられない動物らしい

どれも、天井の中を見ないと次に進めない場面です。

ペスコンproのように現地調査と見積りに費用がかからない業者なら、何がいるかを確かめるところから頼めます。

動物の跡がないときは、建てた会社や住まいの相談窓口へ

フンや臭いがなく、冷え込んだ日や乾燥した日、水を使ったときにだけ鳴るなら、家や配管の音を疑います。

  • 新築・築浅の戸建て:建てた会社(施工会社)
  • 住まいの相談全般:住まいるダイヤル(国土交通大臣指定の住まいの相談窓口)
  • マンションの給排水の音:管理会社や管理組合

先ほどの1階天井付近の事例でも、相談者は施工業者に対応してもらえず、住まいるダイヤルに相談していました。

マンションの事例への回答では、専門の調査機関で騒音や振動の程度を調べ、第三者に評価してもらうことが勧められています。

家の音と分かれば、駆除の契約は要りません。

借家の人は、業者を呼ぶ前に管理会社や大家さんへ

借家の人は、業者を呼ぶ前に管理会社や大家さんへ連絡します。

建物の天井や壁は持ち主のものなので、勝手に天井を開けたり業者を手配したりするのは避けたいところです。

連絡するときは、音の記録と見つけた跡の写真を一緒に伝えましょう。音がした時間と部屋の残し方で作ったメモを、そのまま見せれば十分です。

費用を誰が負担するかは、賃貸の害獣駆除費用は誰が払うで大家と入居者の分かれ目を確かめられます。

見積もりは何社かで、作業の中身と保証を比べる

ネットに出ている安い料金表示だけで、業者を決めるのは避けたいところです。

相談事例では、インターネットで検索して出てきた格安料金を提示する業者に来てもらったところ、ネットの表示とかけ離れた高額料金を提示される事例が多くみられます。

出典:国民生活センター「ネットの価格と全然違う!?害虫・害獣駆除のトラブルにご注意-若い年代でトラブル急増中!-」

国民生活センターは、複数見積もりを取って比較・検討する時間を与えない事業者とは契約しないよう呼びかけています。

何社かで相見積もり(何社かに見積もりを出してもらって比べること)をとるときは、「作業一式」の総額だけで比べないこと。

スクロールできます
見積もりの項目 見るところ
調査 何がいたか、入り口はどこか
追い出し どの方法で、何回行うか
封鎖 ふさぐ穴の場所と数、使う材料
清掃・消毒 天井の中のどこまでか
保証 何に対して、どれだけの期間か

比べ方のくわしい手順は害獣駆除の見積もり比較に、会社の見分け方は害獣駆除業者の選び方にまとめています。

並べる1社目の候補は、現地調査と見積りに費用がかからないペスコンpro。

公式に相見積もり歓迎とあるので、関東1都6県の人はほかの会社と並べる見積もりの1枚目を気軽にとれます。

\ 相見積もり歓迎・相談だけでもOK /

関東以外の人は、業者を比べる3つの点の下にある表から、対応地域で探せます。

1階と2階の間に何かいるときのよくある質問

1階と2階の間に何かいるときのよくある質問

1階と2階の間の音について、よく出る疑問に答えます。

1階と2階の間から音がしたら、まず何をすればいいですか?

音がした時刻・部屋・音の種類をメモし、スマホで録音しておきます。あわせて天井のシミや壁ぎわのフン、臭いも確かめましょう。手順は家の中と外で確かめる方法にまとめました。

音だけで、ネズミかハクビシンか分かりますか?

音は目安になりますが、それだけでは決められません。軽い音ならネズミ、重い足音ならハクビシンやアライグマも候補で、フンや臭いとあわせて考えます。音の種類ごとの候補はカリカリ音やガサガサ音から考えられる動物にまとめました。

1階と2階の間に、動物が通れるすき間は本当にありますか?

木造の家では、梁や配線・配管が通る空間があります。点検口から奥まで見渡せないことが多く、音の正体がつかみにくい場所です。詳しくは配線や配管が通るすき間で説明しています。

新築なのに天井からミシミシ鳴るのは、欠陥ですか?

住まいるダイヤルの相談事例では、建築士が木材の乾燥によるきしみ音の可能性と、構造的な瑕疵ではない可能性を示しています。1件の相談への助言なので、気になる人は建てた会社や相談窓口へ。事例の中身は木が乾いてきしむ音で紹介しています。

水を流したときにコトコト鳴るのは、何の音ですか?

配管の音かもしれません。住まいるダイヤルには、マンションの浴室や洗面所からコトコトとウォーターハンマー音がするという相談があります。水を使うタイミングとの重なり方を見るコツは、配管の音の見分け方のとおりです。

昼間にも音がするときも、ネズミの可能性はありますか?

あります。墨田区によると、家主が留守の家やお年寄りだけの世帯では、ネズミは昼間でも活動するそうです。時間帯ごとの目安は音がする時間帯の表にまとめました。

穴を見つけたら、すぐにふさいでもいいですか?

中に動物がいないと確かめてからにしましょう。いるうちにふさぐと、出られなくなった動物が騒いだり、中で死んで臭いが出たりすることがあります。順番は穴をふさぐまでの順番のとおりです。

自分で殺鼠剤を置いても大丈夫ですか?

いえねずみ類3種は鳥獣保護管理法の対象外ですが、墨田区は殺そ剤を使うと天井裏や床下などで死ぬことがあると注意しています。1階と2階の間は奥まで見渡せない場所なので、その点も考えて決めたいところです。詳しくは天井を開けたり、許可なく捕まえたりはしないで取り上げています。

ハクビシンやアライグマを自分で捕まえてもいいですか?

許可なく捕まえることは、鳥獣保護管理法で禁じられています。アライグマは特定外来生物でもあるので、自治体の窓口か業者に相談しましょう。動物ごとの決まりは捕まえてよいかの表にまとめました。

業者に頼むと、費用はどのくらいかかりますか?

動物の種類や侵入口の数、清掃や修繕の有無で変わり、現地調査のあとの見積もりで決まります。料金の考え方は害獣駆除の料金相場の見方でも取り上げました。比べ方は見積もりの比べ方のとおりです。

まとめ:1階と2階の間に何かいると感じたら、音の記録から始めよう

1階と2階の間に何かいるときのまとめ

1階と2階の間の音は、動物のこともあれば、木のきしみや配管のこともあります。

まず1週間、音の記録をつけて跡を探し、跡があれば業者の現地調査、なければ住まいの相談窓口へ。

記事のポイント

記録が1週間分たまれば、音の時間帯と跡から、相談先を選びやすくなります。

タクミ

今夜から、音のメモをつけてみよう。

ペスコンproは年中無休で受付をしているので、記録がそろった週末にも連絡できます。

関東1都6県の人は、1週間分のメモを手元に、費用のかからない現地調査を申し込んでみませんか。

\ 見積もり後のお断りもOK /

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