【結論】ネズミが天井裏の断熱材を荒らすのは巣作りのため!交換前の害獣対策は3つ

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ネズミが断熱材を荒らすのは巣作り
タクミ

点検口を開けたら断熱材がボロボロ、これってネズミ…?

この記事では、ネズミが天井裏の断熱材を荒らす理由と、断熱材を替える前にやることを解説します。

結論:ネズミはなぜ天井裏の断熱材を荒らす?
  • 断熱材を荒らすのは、子育ての巣の材料にするため
  • 交換前の対策は、追い出す、侵入口を塞ぐ、巣と糞を片づけて消毒するの3つ
  • 断熱材は自分で取り出さず、取り替えは3つが済んでから
  • 迷ったら、ネズミの被害で断熱材を交換した公式の事例があり、現地調査と見積りに費用がかからないペスコンpro

ネズミがまだいるうちに替えると、新しい断熱材もまた巣の材料になるおそれがあります。

天井裏は自分では上がりにくい場所なので、まずは中を見てもらうところから。

首都圏で天井裏の断熱材の荒れや糞、物音がある人は、ペスコンproに見てもらうと結果を写真や動画で報告してもらえます。

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この記事の執筆者

守谷タクミ(害獣駆除エリアナビ編集者)

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記事一覧の確認日:2026年10月3日

目次

ネズミが断熱材を荒らすのはなぜ?巣作りのためで、交換前の対策は3つ

断熱材はネズミの巣の材料

板橋区はネズミが子育てのために巣を作り、その材料の例に断熱材を挙げています。

天井裏の断熱材が荒れているなら、ネズミが巣の材料にした跡かもしれません。

板橋区は、ネズミの巣の材料に断熱材を挙げている

板橋区保健所のネズミ対策のページで、巣作りについて書かれた一文がこちら。

ネズミは、子育てのために巣をつくります。巣の材料を与えないようにしましょう。

出典:板橋区「ねずみの対策 巣を作らせない!」

同じページの「巣の材料を与えない」の項目に並ぶのが、次の4つです。

  • 紙類、ティッシュペーパー
  • ビニール袋
  • 雑巾、タオル、使っていない布団
  • 断熱材

断熱材は、ネズミが運んで巣材(巣を作るための材料)にするものの例として名前が出ています。

板橋区は巣を作る場所の例にも、天井裏(天井板の上の空間)を挙げました。

  • 天井裏
  • 押入れの中
  • 家具の裏
  • 物置(納戸)
  • 冷蔵庫など電気製品のそば
  • タンスの中

東京都のねずみ防除のパンフレット(平成24年発行)も、営巣場所になりやすい所の1つ目が天井裏です。

都は、ねずみは暖かく人目につきにくい所に、紙や布、ビニールなどを集めて巣を作ると説明しています。

東京23区の区ごとの相談先は、東京都のネズミ駆除と23区別の相談窓口の記事にまとめました。

寒さが苦手なクマネズミは、暖かい巣で子を育てる

板橋区は、クマネズミ(家の天井裏などにすむネズミの一種)は寒さが苦手だと書いています。

生まれたばかりのネズミは体毛がなく、暖かい巣がないと死んでしまうという説明つき。

スクロールできます
板橋区のページにあること 書かれている内容
巣を作るわけ 子育てのため
クマネズミ 寒さが苦手
生まれたばかりのネズミ 体毛がなく、暖かい巣がないと死んでしまう

ネズミにとって巣は、子を育てるための暖かい寝床です。

ただし、数ある材料の中からなぜ断熱材を選ぶのかまでは、区の説明に書かれていません。

この記事では、板橋区が巣の材料の例に断熱材を挙げているところまでを答えとして扱います。

交換前の対策は、追い出す、塞ぐ、片づけるの3つ

断熱材を替える前にやることは、次の3つです。

断熱材を替える前の3つの対策
  • ネズミを天井裏から追い出す
  • 中にいないと分かってから、侵入口を塞ぐ
  • 天井裏に残った巣と糞を片づけて、消毒する

1つ目と2つ目は追い出して塞ぐ章、3つ目は片づけと消毒の章で取り上げています。

どれも天井裏から原因を取り除く作業で、断熱材そのものにはまだ手を付けません。

3つの順番を守ると、新しくした断熱材が荒らされにくい状態を先に作れます。

断熱材を替えるのは、3つが済んでから

断熱材の取り替えは、3つの対策が済んだあとの最後の作業です。

板橋区が断熱材を巣の材料に挙げている以上、ネズミが残っていれば新しい断熱材も同じ扱いを受けかねません。

替える順番は、取り替えの章で図にしました。先に替えてはいけない理由と、見積もりで聞くことは取り替えの章へ。

荒れた断熱材を見ると、すぐにでも新しくしたくなるもの。

それでも、いま替えるより、天井裏を見てもらうほうが話は早く進みます。

天井裏を見てもらう先は、7社の表で比べられる

天井裏を見てもらう会社は、次の3つで選ぶと絞りやすくなります。

頼む先を選ぶ3つの目安
  • 住まいが対応エリアに入っているか
  • 現地調査と見積もりに費用がかかるか
  • 断熱材の撤去や交換まで相談できるか

迷ったら、現地調査と見積りに費用がかからないペスコンproに天井裏を見てもらうところから。

公式サイトに載っているのは、ネズミの被害で断熱材を交換した事例。

荒れ具合を業者の目で確かめてもらうと、断熱材をどうするかも決めやすくなります。

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対応エリアの外に住んでいる人や、何社か並べて見たい人は、下の表でほかの会社も比べられます。

表の並びは、掲載順であって順位ではありません。

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害獣駆除、どこに相談する?

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ネズミのほかに、断熱材を巣材にする害獣はいる?

アライグマも断熱材を巣材に

この記事で確かめた国や自治体の資料では、断熱材を巣の材料にすると書かれているのはネズミとアライグマでした。

ネズミは板橋区、アライグマは環境省の資料に出てきます。

アライグマは、外壁と内壁の間の断熱材を巣材にすることも

環境省の『アライグマ防除の手引き』には、家に入りこんだアライグマの写真に付いた説明はこうです。

アライグマは狭い隙間にも侵入できるため、家屋の外壁と内壁の間等に入り込み、断熱材を巣材としてねぐらを作ることがあります

出典:環境省「アライグマ防除の手引き(地域から構築する効果的な防除)」

場所として書かれているのは、家屋の外壁と内壁の間などです。

同じ手引きの別の写真には、アライグマに入られた家で屋根裏にたまった糞尿による汚損が起きている、という説明もありました。

アライグマが入りこむ場所と塞ぎ方は、アライグマの侵入経路と屋根裏への入り口の記事にくわしく書いています。

ハクビシンは、天井裏にためた糞尿で天井板を傷める

ハクビシンの被害として資料に出てくるのは、断熱材ではなく天井裏の糞尿です。

酒田市は、ハクビシンには同じ場所に糞尿をする習性(ため糞)があり、天井板が変色してシミになると案内しています。

放っておくと、天井板(天井の仕上げの板)が腐って張り替えが必要になることもあるとのこと。

国のマニュアルには、天井板が落ちた事例も。農林水産省のマニュアルによると、ハクビシンはねぐらの中で排泄します。糞尿がたまって天井板が落ちる被害にまで発展した事例もあるとのこと。

ここで挙げた公的な資料には、ハクビシンが断熱材を巣材にするという記述は出てきません。

天井のシミや糞尿の片づけ、天井板の張り替えは、ハクビシンで天井にシミが出たときにやることの記事で取り上げています。

ネズミ、アライグマ、ハクビシンの違いを表で見比べる

3種類の動物について、資料に書かれていることを並べました。

スクロールできます
動物 資料に書かれていること 出典
ネズミ 子育てのために巣を作り、巣の材料の例に断熱材 板橋区
アライグマ 外壁と内壁の間などで、断熱材を巣材にねぐらを作ることがある 環境省
ハクビシン ため糞で天井板が変色しシミに、放置すると腐ることも 酒田市

表のとおり、断熱材の話として資料に出てくるのはネズミとアライグマです。

ハクビシンの資料は、天井板と糞尿の話が中心。

どの動物か分からない人は、天井裏を見てもらう先をペスコンproの章で紹介しています。

ネズミに荒らされた天井裏の断熱材を、自分で取り出さない理由

断熱材は自分で取り出さない

荒れた断熱材は、天井裏の高さと、グラスウールそのものの扱いにくさの2つで、自分で取り出すのに向きません。

天井裏には上がらず、点検口からのぞくまでにする

東京都のパンフレットは、侵入口をふさぐ防そ修繕は手近な材料でもできるとしたうえで、次の一文を添えました。

天井裏や高所などの危険な場所については、専門業者に依頼したほうがよい場合もあります。

出典:東京都福祉保健局「都民のためのねずみ防除読本」(平成24年4月発行)

都が危険な場所の例に挙げたのは天井裏。

断熱材を取り出す作業も、同じ天井裏での作業です。

自分でするのは、のぞいて写真を撮るまで。点検口(天井裏をのぞくための四角い口)から中をのぞき、写真を撮るところまでにしておきましょう。

撮った写真は、業者に荒れ具合を伝えるときの手がかりになります。

グラスウールに触れると、かゆみや痛みが出ることがある

天井裏に敷く断熱材の1つが、グラスウール(ガラスを細い繊維にした綿状の断熱材)。

グラスウールの業界団体である硝子繊維協会の、よくある質問での答えは次のとおりです。

グラスウールに触れると皮膚、目、のどや鼻などに一時的なかゆみや痛みを引き起こすことがあります。

出典:硝子繊維協会「よくあるご質問」

これは糞尿の汚れの話ではなく、グラスウールそのものを扱うときの注意です。

荒らされた断熱材には、そこにネズミの糞まで混じることも。

協会の説明によると、グラスウールは細い繊維が絡み合って空気を閉じこめ、その空気が動かないことで熱を伝えにくくしています。

グラスウールを扱う作業は、防じんマスクや保護眼鏡がいるほどの作業

硝子繊維協会は、グラスウールの取扱い作業をするときの服装も挙げています。

スクロールできます
協会が挙げているもの 書かれている内容
衣服 長袖で袖口がしまり、かつゆったりとしたもの
マスク 防じんマスク(細かいちりを吸いこまないためのマスク)
頭 帽子またはヘルメット
手 保護手袋
目 ゴーグルや保護眼鏡

これだけそろえて天井裏で作業するのは、ふだんの片づけとは別の仕事です。

しかも荒れた断熱材の下には、ネズミの巣や糞が残っていることもあります。

荒れた断熱材は、自分で引き出さない。グラスウールは触れるとかゆみや痛みが出ることがあり、協会は扱う作業に防じんマスクや保護眼鏡を挙げています。天井裏は、東京都も防そ修繕の話で危険な場所に挙げたところ。

天井裏に上がらずに済ませたい人は、ペスコンproの現地調査で荒れた断熱材を見てもらうと、装備をそろえる手間がいりません。

ネズミの断熱材対策は、追い出して侵入口を塞ぐところから

追い出して侵入口を塞ぐ

交換前の対策の1つ目と2つ目は、ネズミを天井裏から出すことと、入り口を閉じることです。

追い出しの細かな方法は、ネズミが屋根裏にいる音の特徴と追い出し方法の記事にまとめてあります。

ネズミがまだ天井裏にいるかを、先に確かめる

東京都のパンフレットは、天井裏や家具と壁の間、物置などをねずみの巣が作られていないか時々点検するよう案内しています。

断熱材が荒れていたら、ネズミが今もいるのか、もう出ていったのかを先に知りたいところです。

まだいるかの手がかりになる物音と糞は、それぞれ次の記事で見分け方を取り上げています。

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手がかり くわしい記事
夜の物音 天井や壁の中で音がするときの正体
見つかった糞 ねずみのふんが一個だけのとき

配線のそばも気にしておく。東京都の防除指針は、ねずみの火災への関わりで一般的なのは、電気コードをかじってショートさせる場合だとしています。

天井裏の配線が気になる人は、ネズミで本当に火災になるかと配線被害のサインの記事へ。

殺そ剤を置いても、どこで死ぬかは分からない

殺そ剤(ネズミを駆除する薬)について、江東区は注意点に次の一文を挙げています。

殺そ剤を食べたねずみはどこで死ぬかわからず、腐敗しやすいため、気温が高い時期の使用は推奨しません。

出典:江東区「ねずみの防除について」

天井裏の断熱材の奥で死んでしまうと、見つけて取り出すのも天井裏での作業になります。

江東区は、殺そ剤を置く前にねずみのエサになりそうなものを片付けることも注意点に入れました。

置くかどうかは、業者と相談して決める。断熱材の奥で死んだときの取り出しまで含めて、天井裏の様子を見た業者と相談しましょう。

市販のグッズを使う場合の選び方は、ネズミ駆除を自分でする方法と市販グッズの選び方の記事にあります。

侵入口を塞ぐのは、中にいないと分かってから

ハクビシンなど中型の獣を扱った農林水産省のマニュアルにも、塞ぐ順番についての一文があります。

侵入場所が確認できたら塞ぐ作業になるが、中に居ないことを確認することを忘れてはいけない。

出典:農林水産省「野生鳥獣被害防止マニュアル【中型獣類編】」(令和6年3月)

ネズミの資料ではありませんが、中に残したまま塞がない順番は、ネズミの天井裏でも気をつけたいところです。

ネズミについても、多摩府中保健所のQ&Aに、ねずみがいるときに侵入口をふさいでしまった場合の質問が載っていました。

答えの中には、ねずみがどこで死ぬかは定かではありませんという一文があります。

塞ぐ前に、中にいないかを確かめてもらう。侵入口(動物が出入りする穴やすき間)を見つけても、すぐに塞がないのがこの順番のポイントです。

侵入口が残っていると、また入りこまれる

酒田市はハクビシンについて、追い払えたら侵入口だった穴を塞ぐよう案内しています。

そのうえで、不完全な修繕や、侵入口が残っていると侵入が繰り返されるという注意つきです。

ネズミでは、侵入経路をふさぐことを東京都が防そ修繕(ネズミが入る穴やすき間をふさぐ工事)と呼んでいます。

スクロールできます
資料 塞ぐことについて書かれていること
酒田市(ハクビシン) 追い払えたら穴を塞ぐ、侵入口が残ると侵入が繰り返される
東京都(ねずみ) 侵入経路をふさぐのが防そ修繕、天井裏などは業者に頼んだほうがよい場合も

断熱材を新しくしても、入り口が開いたままでは同じ天井裏に戻ってこられる状態のまま。

ペスコンproの公式の駆除の流れには、追い出したあとに侵入口を封鎖する工程が入っています。

中にいないかの確かめ方も、現地調査のときに聞いておきましょう。

断熱材を替える前に、ネズミの巣と糞を片づけて消毒する

巣と糞を片づけて消毒する

交換前の対策の3つ目は、天井裏に残った巣と糞を取り除くことです。

巣のイエダニは、ネズミがいなくなると人を刺すことがある

東京都のパンフレットによると、ねずみにはイエダニ(ネズミに寄生し、人の血も吸うダニ)が寄生しています。

巣について書かれているのが、次の一文です。

ねずみの巣にも多く、宿主であるねずみが巣からいなくなったり、死んだりして吸血できなくなると、それらの場所から離れて移動し、人を吸血して激しい痒みと皮疹を引き起こします。

出典:東京都福祉保健局「都民のためのねずみ防除読本」(平成24年4月発行)

ネズミを追い出しても、巣が天井裏に残っていればダニも残ったまま。

荒れた断熱材が巣の一部になっている場合は、その断熱材ごと片づける範囲に入れておきたいところ。

この記事では、巣材を残したまま上から新しい断熱材を敷かないことをすすめます。

糞尿は乾くと病原体が漂うと、厚労省は注意している

厚生労働省はペットの飼い方の注意として、糞尿について次のように呼びかけました。

糞尿が乾燥すると、その中の病原体が空気中を漂い、吸い込みやすくなります。糞尿に直接ふれたり病原体を吸い込んだりしないよう気をつけ、早く処理しましょう。

出典:厚生労働省「動物由来感染症を知っていますか?」

天井裏の糞尿(糞とおしっこ)も断熱材の上や中で乾いていることがあるので、同じことが言える、というのがこの記事の考えです。

荒れた断熱材をかき回すと、乾いた糞の近くで作業することに。

同じページは、野生動物はどんな病原体を持っているか分からないとして、むやみに触らないよう書いています。

天井裏の巣と糞の片づけは、業者に頼む範囲に入れる

東京都が防そ修繕で危険な場所に挙げた天井裏は、巣と糞の片づけでも足を踏み入れる場所です。

そのため、この記事では巣と糞の片づけも、駆除と同じ業者に相談する範囲に入れることをすすめます。

酒田市の案内でも、ハクビシンの糞尿被害があったときは天井裏などの消毒(病原体を減らす処理)が勧められていました。

見積もりで片づけについて聞くこと
  • 巣と糞をどこまで取り除くか
  • 消毒をどの範囲までするか
  • 荒れた断熱材を片づけに含めるか

後で見る埼玉県の相談事例でも、見積もりの中に消毒や断熱材の撤去・処分が並んでいたほどです。

天井裏の糞尿の片づけと消毒の考え方は、ハクビシンの糞尿で天井にシミが出た記事の片づけの章にもまとめました。

巣のイエダニを残したくない人は、片づけまで一緒に相談を。ペスコンproは、公式の駆除の流れに駆除・消毒・再発防止が入っている会社です。

ネズミで傷んだ断熱材の取り替えは、最後に決める

断熱材の取り替えは最後に

断熱材は、ネズミがいなくなり、巣と糞が片づいたあとに替えます。

先に替えても、ネズミがいればまた巣の材料になる

ここまでの資料を並べると、断熱材を最後に回す理由は3つにまとまります。

スクロールできます
理由 資料に書かれていること
まだ中にいる 塞ぐ前に中に居ないことを確認(農林水産省・中型獣類編)
入り口が残る 侵入口が残ると侵入が繰り返される(酒田市・ハクビシン)
巣にダニが残る ねずみがいなくなると巣のイエダニが人を吸血(東京都)

どれか1つでも残っていると、替えた断熱材がまた荒らされたり、ダニが残ったりしかねません。

板橋区が断熱材を巣の材料に挙げていることと合わせると、断熱材は5つ目の最後に来ます。

断熱材を替えるまでの順番

STEP
確かめる

ネズミがまだ天井裏にいるかを見てもらいます。

STEP
追い出す

天井裏からネズミを外へ出す段階。

STEP
塞ぐ

中にいないと分かってから、侵入口を閉じます。

STEP
片づけて消毒する

巣と糞を取り除き、消毒する段階。

STEP
断熱材を替える

荒れた断熱材を、最後に新しくします。

清掃で済むか取り替えるかは、天井裏を見て決まる

糞で汚れた断熱材をどう扱うかの決まりは、ここで挙げた国や自治体の資料には出てきません。

そのため、清掃で済むか取り替えるかは、汚れの範囲を見た業者が判断するものと考えておきます。

判断の材料は、写真で残してもらう。どこが荒れていて、どこが汚れていないかが写真で分かれば、取り替える範囲の説明にも納得しやすくなります。

一部だけ替えるのか、広い範囲を替えるのかも、天井裏の状態しだいです。

天井板の張り替えまで必要かどうかは、断熱材とは別の話として天井のシミと張り替えの記事で扱っています。

この記事で決めておきたいのは、断熱材をどこまで替えるかを見積もりで聞くことです。

断熱材の撤去と処分が見積もりに入った、埼玉県の事例

埼玉県の消費生活支援センターは、屋根裏にねずみがいると思って見積もりを頼んだ人の相談事例を紹介しています。

業者は調査のあと、ネズミではなくハクビシンの足跡や糞があると言いました。

埼玉県の相談事例の見積もりに並んでいた項目
  • 燻煙処理
  • 屋根裏への侵入忌避剤
  • 断熱材撤去・処分
  • 消毒
  • 侵入口修繕など

並びを見ると、断熱材の撤去・処分は、駆除の見積もりの1項目として入ることがあると分かります。

この相談者は、その場で発注書に署名・押印を求められ、契約してしまいました。

見積もりを受け取っても、その場で契約しないことが、この事例から読み取れる注意点です。

見積もりでは、断熱材をどこまで撤去して敷き直すか聞く

断熱材について見積もりで聞いておきたいのは、次の3つです。

断熱材について見積もりで聞く3つ
  • どこまで撤去するか
  • 新しく敷き直すまで入っているか
  • 撤去した断熱材の処分も入っているか

硝子繊維協会は、グラスウールの廃材を産業廃棄物として処理するよう書いています。

産業廃棄物は、事業で出たごみとして決まりに沿って処分するもの。

撤去した断熱材をだれがどう処分するかも、見積もりの段階で確かめておきましょう。

見積もりの時に聞く一言

「荒れた断熱材は、どこまで撤去して、新しく敷き直すところまで入っていますか。処分も含まれますか」

業者選びの全体の決め方は、ハクビシン駆除業者の選び方と保証の対象の記事でも整理しています。

費用は、調査や駆除、消毒の中身で変わる

酒田市はハクビシンの業者について、事前調査や許可手続きの代行、駆除・消毒の内容等によって費用が変わると案内しています。

見積もり自体に費用がかかるかどうかも確かめるよう、あわせて書いていました。

現場の状況に応じて料金が変わるのか、追加料金が発生する可能性があるのか、キャンセル料や保証はどうなっているかなど、契約前に確認しましょう。

出典:埼玉県「害獣の駆除を事業者に依頼するときの注意点」

埼玉県が勧めているのは、複数社から見積もりをとること。

相見積もり(何社かから見積もりを取って比べること)にすれば、断熱材の撤去と敷き直しの範囲も同じ質問で並べられます。

国民生活センターも、害虫・害獣駆除でネットの価格と違うというトラブルに注意を呼びかけました。

スクロールできます
知りたいこと この記事でつながる先
ネズミ駆除の費用の目安 ネズミ駆除の費用と業者の選び方
見積もりの見比べ方 害獣駆除の見積もり比較で先に見る条件
契約を急がされたとき 害獣駆除の相談事例と契約前に聞く3つ

ネズミと断熱材の相談は、ペスコンproの現地調査から

ペスコンproの現地調査から

天井裏の断熱材まで見据えて相談する先は、次の3つで選ぶと決めやすくなります。

断熱材の相談先を選ぶ3つの目安
  • 住まいが対応エリアに入っているか
  • 断熱材の被害を扱った事例があるか
  • 被害の範囲を見せてもらえるか

3つがそろう会社として、この記事ではペスコンproを選びました。

公式に、ネズミの被害で断熱材を交換した事例がある

ペスコンproの公式サイトの事例(東京都西東京市)には、ネズミの被害で断熱材を交換した例が載っています。

スクロールできます
事例に書かれていること 公式の内容
動物と場所 ネズミ・東京都西東京市
被害 断熱材がネズミの糞尿で汚れていた
運びこまれていた物 侵入口から新聞紙や食べ物の残りかす
行った作業 断熱材の交換と、通気口の封鎖

新聞紙が運びこまれていたという点は、板橋区が挙げる紙類も巣の材料になるという話とも重なります。

事例に費用や日数は書かれていないので、自分の家の場合は見積もりで聞いておきましょう。

ペスコンproは、天井裏のネズミの追い出しから断熱材の相談までまとめて聞きたい人に向いています。

見積もりまで費用がかからず、ほかの会社と比べてもいい

ペスコンproは、現地調査と見積り、相談に費用がかからないと公式に書いています。

公式サイトには「相見積もり歓迎」「相談だけでもOK」の文字もありました。

スクロールできます
項目 ペスコンproの公式の書き方
現地調査・見積り・相談 費用がかからない
相見積もり 歓迎
見積もりのあとに断る 問題ない(公式のよくある質問)
費用の案内 現地調査のあとに施工内容と一緒に案内

費用は現地調査のあとに案内する方針なので、金額を先にネットで知りたい人には物足りない面もあります。

その分、断熱材の撤去や敷き直しを含めた中身を見てから比べられるのが、この進め方のよいところ。

口コミや見積もりで聞くことは、ペスコンProの評判と口コミの記事にまとめました。

調査の結果を、写真や動画で報告してもらえる

ペスコンproは、調査の結果を写真や動画で報告すると公式に書いています。

報告で伝えるのは、侵入経路と被害状況です。

公式の駆除の流れは、相談、現地調査と見積り、駆除内容の説明と契約、駆除・消毒・再発防止、長期破損保証(最長10年・施工箇所の破損に限る)の5段階。

資格を持つスタッフも在籍。公式サイトによると、防除作業監督者(防除の作業を監督する資格)や、わな猟の狩猟免状を持つスタッフが在籍しています。

被害状況を写真や動画で報告すると公式にあるので、断熱材の荒れも写してもらえるか、頼むときに聞いておきましょう。

写してもらえれば、断熱材をどこまで替えるかを決めるときの手がかりになります。

ハクビシンなどで断熱材まで頼めるかは、現地調査で聞く

公式で確認できた断熱材の交換の事例は、ネズミの1件でした。

ハクビシンやアライグマの被害で、断熱材の撤去や交換まで頼めるかは公式に書かれていません。

頼める範囲と費用は、現地調査のときに聞く。「断熱材の撤去と敷き直しまでお願いできますか」と一言添えるだけで、見積もりの中身がはっきりします。

天井の張り替えを請け負うかも、公式には記載がありません。

天井板まで傷んでいる場合は、張り替えをどこに頼めばいいかもあわせて聞いておくと話が早く進みます。

対応エリアは首都圏が中心で、受付は9時から18時

ペスコンproの公式サイトによると、首都圏を中心に地域密着で活動しているとのこと。

公式サイトの対応エリアの地図には、群馬・栃木・茨城・埼玉・東京・千葉・神奈川が載っています。

スクロールできます
項目 公式の書き方
対応エリア 首都圏を中心に地域密着(地図は関東の7都県)
受付 9:00〜18:00・年中無休
断熱材の交換 ネズミの事例あり(ほかの動物は現地調査で聞く)
天井の張り替え 公式に記載なし
保証 最長10年(施工箇所の破損に限る)

住まいが対応エリアに入るかは、問い合わせのときに住所を伝えて確かめておくと迷いません。

対応エリアの外に住んでいる人は、7社の表でほかの会社を探すのが早道。

替えるかを決める前に一度見てもらい、断熱材の荒れも報告に入れてもらえるか聞いておくと話が進みます。

\ 相談だけでもOK・現地調査は無料 /

ネズミと断熱材でよくある質問

よくある質問

断熱材を食べるのか、自分で取り出していいのか、交換の順番など、迷いやすい疑問に答えます。

ネズミは断熱材を食べるのですか?

板橋区は、断熱材を「巣の材料」の例に挙げています。食べるかどうかは、区のページには書かれていません。断熱材が荒れるのは巣作りのため、というのが原文に近い受け止め方で、くわしくは板橋区の説明にあります。

断熱材の下に、ネズミの巣があることはありますか?

板橋区と東京都は、巣を作る場所の例に天井裏を挙げ、都は暖かく人目につきにくい所に巣を作るとしています。断熱材の上か下かまでは書かれていないので、点検口から見えない所は業者に見てもらいましょう。確かめ方はまだいるかを確かめるで取り上げました。

グラスウールの断熱材でも、ネズミは巣にしますか?

板橋区は素材を分けずに「断熱材」と挙げています。素材を替えれば防げると書いた公的な資料はこの記事で確かめた範囲になく、侵入口を塞ぐほうが先です。理由は侵入口が残っているときのとおり。

荒らされた断熱材を、自分で取り出して捨ててもいいですか?

硝子繊維協会は、グラスウールに触れると皮膚や目、のどや鼻にかゆみや痛みが出ることがあるとしています。扱う作業には長袖や防じんマスク、保護眼鏡などがいるので、天井裏は業者に頼む範囲です。理由は自分で取り出さない理由にまとめました。

殺そ剤を、断熱材のある天井裏に置いてもいいですか?

江東区は、殺そ剤を食べたねずみはどこで死ぬかわからず、腐敗しやすいと注意しています。置くかどうかは、天井裏の様子を見た業者と相談して決めましょう。くわしくは殺そ剤の注意へ。

断熱材だけ、先に新しくしてもいいですか?

ネズミがいるうちに替えると、新しい断熱材もまた巣の材料になりかねません。塞ぐ前に中にいないかを確かめる順番は、ハクビシンなど中型の獣を扱った農林水産省のマニュアルにもあります。順番は先に替えない理由の図のとおりです。

断熱材の交換費用は、いくらかかりますか?

酒田市はハクビシンの駆除業者について、事前調査や駆除・消毒の内容などで費用が変わると案内しています。断熱材は、どこまで撤去して敷き直すか、処分まで入るかを見積もりで聞いておきましょう。聞き方は費用が変わるもので紹介しています。

断熱材の交換に、火災保険は使えますか?

使えるかどうかは、加入先の保険会社や保険代理店に相談しましょう。国民生活センターは、「保険金を使って自己負担なく住宅修理ができる」と勧誘されてもすぐに契約しないよう呼びかけています。調べ方は害獣駆除の費用と火災保険の記事、見積もりの聞き方は費用が変わるもので紹介しました。

賃貸で天井裏の断熱材が荒らされたら、どうすればいいですか?

自分で業者を呼ぶ前に、まず管理会社や大家に連絡しましょう。費用をだれが持つかの考え方は、賃貸の害獣駆除費用は誰が払うかの記事で取り上げています。断熱材について見積もりで聞くことは撤去と敷き直しの範囲のとおりです。

ハクビシンも、断熱材を巣にしますか?

この記事で確かめた公的な資料で断熱材を巣材にすると書かれていたのは、ネズミ(板橋区)とアライグマ(環境省)でした。ハクビシンは、天井裏にためた糞尿で天井板が変色する被害が酒田市の案内に出てきます。違いはハクビシンの被害にまとめました。

天井裏のネズミの巣を、そのままにしておくとどうなりますか?

東京都は、ねずみが巣からいなくなるとイエダニが移動して人を吸血することがあると書いています。ネズミは電気コードをかじることもあり、配線はネズミと配線被害の記事がくわしいです。巣を片づける理由は巣のイエダニで紹介しました。

まとめ:ネズミが荒らした断熱材は、追い出しと片づけのあとに替えよう

まとめ

ネズミが断熱材を荒らすのは子育ての巣の材料にするためで、断熱材を替えるのは追い出しと封鎖、巣と糞の片づけのあとです。

板橋区が断熱材を巣の材料に挙げているとおり、ネズミが残っていれば新しい断熱材も同じ扱いを受けかねません。

記事のポイント

荒れた断熱材を見つけた今が、天井裏を見てもらうきっかけです。

タクミ

替える前に、まず天井裏を見てもらおう。

見積もりのあとに断っても問題ないと公式のよくある質問にあるので、まずは家に来てもらうところから。

ペスコンproは、首都圏を中心に、天井裏のネズミの追い出しから消毒、断熱材の相談まで相談できる会社です。

\ 相見積もり歓迎・ご相談だけでもOK /

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