アライグマは捕獲後どうなる?放せない理由と正しい手続き

当ページのリンクには広告が含まれています。
家庭菜園のある庭先で、箱わなの中に座る小さなアライグマと、どうしようかと考えるエプロン姿の住人を描いたいらすとや風イラスト。アライグマは捕獲後どうなるのか、放せない理由と正しい手続きを解説する記事のメインアイキャッチ画像。
タクミ

「箱わなにアライグマがかかった…これってどうすればいいの?」
「捕まえたあと、どうなるんだろう」と、戸惑っていませんか。

この記事では、アライグマを捕獲したあとどうなるのかを「生きたまま放せない理由」「捕獲後に必要な連絡と手続き」「回収・処分の扱いと業者への相談」の3軸で解説します。

捕獲後の対応を自己判断で誤ると、法律に触れたり、思わぬけがをしたりするおそれがあります。

結論から言うと、アライグマは捕獲後に生きたまま逃がせず、自己判断で処分もせず、まず自治体に連絡するのが正解です。

スクロールできます
こんな場面すぐやることやってはいけないこと
自治体の貸し出しわなで捕獲した貸出時に案内された自治体窓口・委託業者へ連絡する自己判断で逃がす・処分する・素手で触る
自分のわなで捕まえてしまった触らず自治体に連絡する別の場所に放す・無断で運ぶ・自己判断で殺処分する
これから捕獲を考えている事前に自治体へ相談し、許可や貸出制度を確認する無許可でわなを設置する
被害を根本的に止めたい自治体または専門業者に相談する放置して何度も侵入させる
【アライグマ捕獲後】|場面別の対応早見表

記事を読み終える頃には、いま自分が何をすべきか、そしてこの先どう動けばよいかを、落ち着いて判断できる状態になっているはずです。

まずは公式窓口に相談し、足りない部分は民間業者を検討しましょう。

可能であれば複数の業者に現地調査と見積もりを依頼し、作業範囲、追加料金、保証の対象と期間を比較すると安心です。

スクロールできます
業者名おすすめ度こんな人におすすめ対応エリア受付
害獣プロガード★★★★★今すぐ駆けつけて見てほしい人(スピード重視)関東(東京・埼玉・千葉・神奈川)・関西・愛知県電話24時間365日
WEBフォーム受付
害獣プロテック★★★★★駆除と侵入口の修繕までまとめて任せたい人関東・関西・東海・北陸・東北電話24時間365日
WEBフォーム受付
ハウスプロテクト★★★★☆再発防止と長期保証を最優先したい人関東・関西・東海・中四国・九州電話24時間365日
WEBフォーム受付
害獣駆除オススメ3業者の比較(2026年時点・各社公式サイト調べ)

3社とも現地調査・見積もりは無料です。

おすすめ度の評価基準はランキングに関する根拠で公開しています。

見積もりは必ず2〜3社で比較するのが失敗しないコツです。

金額だけでなく、再発したときの保証範囲まで確認してください。

タクミ

どこか1社だけ先に相談するなら、対応が早く電話が24時間つながる害獣プロガードが起点にしやすいでしょう。

この記事の執筆者

守谷タクミ(獣害対策アドバイザー)

  • 住宅リフォーム業界で15年勤務
  • 20社の害獣駆除業者を調査・比較
  • 害獣被害の修繕現場で蓄積した実体験をもとに情報発信

※当サイトの情報は環境省「鳥獣の保護及び管理に関する法律」厚生労働省「動物由来感染症」公益社団法人 日本ペストコントロール協会等の公的機関・専門団体の情報を、コンテンツ制作ポリシーランキングに関する根拠をもとに解説しています。


目次

アライグマは捕獲後どうなる?

庭先の箱わなに入ったアライグマを前に、住人が頭に「?」を浮かべて戸惑っているいらすとや風イラスト。アライグマを捕獲したあとどうなるのか、まず何をすべきか戸惑う場面を示すH2見出し画像。

結論から言うと、捕獲したアライグマを生きたまま別の場所へ逃がすことはできません。

多くの場合、自治体の手続きのもとで致死処分されます。

アライグマは「特定外来生物」に指定されています。

法律で、生きたまま運んだり、野外へ放したりすることが原則として禁じられています。

そのため、「捕まえたけれど、かわいそうだから山へ放す」という対応は取れません。

つらく感じる方もいるはずです。

私自身、現場でその気持ちに触れてきました。

それでも、これは生態系や農作物への被害を防ぐために、法律で定められた扱いなのです。

ここで覚えておいてほしいのは、捕獲後にやるべきことは「自分で何とかすること」ではない、という点です。

自己判断で逃がすのも、自分で処分するのも避けてください。

まずは自治体の担当窓口に連絡する。これが、捕獲後の最初の正しい一歩になります。

タクミ

捕獲のあとで戸惑う方は、本当に多いです。
順番を知っておくだけで、落ち着いて動けます。

なぜアライグマは捕獲後に逃がせないのか

里山や畑を背景に、アライグマから作物・カエル・小鳥へ矢印が伸び、放すと被害が広がることと法律の書類を示したいらすとや風イラスト。捕獲後に生きたまま逃がせない理由を示すH2見出し画像。

捕獲後に逃がせないのは、アライグマが「特定外来生物」だからです。

アライグマは、もともと日本にいなかった外来の動物です。

外来生物法(特定外来生物による生態系等に係る被害の防止に関する法律)で特定外来生物に指定されており、飼育・保管・運搬・野外への放出などが原則として禁止されています。

なぜここまで厳しく扱われるのでしょうか。

理由は、被害の大きさにあります。

  • 生態系への影響
    在来の生き物を捕食し、生態系のバランスを崩す
  • 農業被害
    果樹や野菜などを食い荒らす
  • 繁殖力の高さ
    天敵が少なく、放せば数を増やしてしまう

一度捕まえた個体を別の場所に放せば、そこで新たな被害が広がりかねません。

だからこそ、「再び自然に放す(再放獣)」という選択肢は、法律上認められていません。

制度の詳しい内容は、環境省の外来生物法のページでも確認できます。

つまり「逃がせない」のは、冷たい決まりではなく、これ以上被害を広げないための仕組みだと考えてください。

アライグマを捕獲したあとの正しい手続き

家庭菜園の箱わなのそばで、住人がスマートフォンで市役所に電話相談し、電話マークを浮かべているいらすとや風イラスト。アライグマを捕獲したあと、まず自治体に連絡する正しい手続きを示すH2見出し画像。

捕獲したあとは、自分だけで処理しようとせず、自治体の指示に沿って動くのが基本です。

順を追って説明します。

自治体の貸し出しわなで捕獲した場合

多くの自治体では、防除実施計画にもとづいて、講習や登録を受けた住民に箱わなを貸し出しています。

この仕組みで捕獲した場合は、次の流れになります。

STEP
むやみに近づかない・触らない

捕獲された個体は興奮しています。噛まれたり引っかかれたりしないよう、距離をとってください。

STEP
自治体の担当課に連絡する

環境課や農政課など、わなを貸し出した窓口へ連絡します。捕獲した日時や場所を伝えます。

STEP
自治体の指示に従う

個体の回収や処分は、自治体や登録した防除従事者が対応するのが一般的です。指示された方法に従ってください。

STEP
再発を防ぐ

一頭捕獲しても、侵入口やエサが残っていれば、また入られます。侵入口の封鎖やエサの管理まで行うことが大切です。

わなの見回り

わなを設置している間は、毎日見回って状態を確認することが求められます。

動物に必要以上の苦痛を与えないための、大切な配慮です。

自分のわなで捕まえてしまった場合

そもそも、野生鳥獣の捕獲は原則として禁止されています。

捕獲には狩猟免許・狩猟登録、または有害鳥獣捕獲の許可など、所定の手続きが必要です。

さらに、捕獲した個体の保管・運搬・処分にも、法律や自治体の防除計画にもとづく手続きが必要になります。

そのため、捕獲を考えている場合は、わなを設置する前に必ず自治体へ相談してください。

もし意図せずアライグマがかかってしまった場合も、自分で処分したり放したりせず、触らずに自治体へ連絡しましょう。

捕獲許可の制度は、環境省の捕獲許可制度のページでも確認できます。

捕獲したアライグマの処分はどう扱われるのか

作業着と帽子姿の自治体職員が、アライグマの入った箱わなを丁寧に運び、住人が見守っているいらすとや風イラスト。捕獲した個体の回収・処分は専門の人に委ねることを示すH2見出し画像。

捕獲された個体の回収・運搬・処分は、自治体の職員や委託先、登録した防除従事者などが役割を分担して行うのが一般的です。

重い話に感じるかもしれません。

ですが、生きたまま放せない以上、現実的には致死処分が取られています。

処分は、動物の愛護及び管理に関する法律(動物愛護管理法)の考え方にもとづき、できる限り苦痛の少ない方法で行うことが求められます。

処分は自治体へ

この処分は、一般の方が自分で行うものではありません。

適切な方法や法令上の扱いがあるため、捕獲した個体は自治体や従事者に委ねるのが正しい対応です。

自己流で処分しようとすれば、危険なうえ、法的にも問題になりかねません。

処分の具体的な進め方は、自治体によって異なります。

環境省のアライグマ防除の手引きなどをもとに、各自治体が方法を定めています。

詳しくは、わなを貸し出した窓口に確認してください。

「かわいそうだ」と感じる気持ちは自然なものです。

その思いを持ちながらも、ルールに沿って自治体に委ねることが、結果として動物にも人にも誠実な対応になります。

捕獲や処分まで自分で抱えたくないときは専門業者へ

持ち家の床下の通気口を、作業着姿の専門業者が金属の板でふさいで侵入口を封鎖し、住人が安心して見守っているいらすとや風イラスト。再発防止のため専門業者に相談する選択肢を示すH2見出し画像。

捕獲から処分、再発防止までを自分だけで担うのは、精神的にも体力的にも負担が大きいものです。

そう感じるなら、無理をせず専門業者に相談するのも一つの方法です。

専門業者の中には、アライグマの追い出し・侵入口の封鎖・清掃・消毒・再発防止まで一括で対応できるところがあります。

被害をくり返さないための根本的な対策まで任せられるのが強みです。

ただし、アライグマは特定外来生物です。捕獲・運搬・処分に関わる作業は、自治体の制度や許可・登録に沿って行える業者か確認してください。

費用は、被害の範囲・建物の構造・侵入口の数・工事の有無によって大きく変わります。

民間業者の料金案内では10〜35万円ほどが一つの目安として示されることもありますが、公的に定められた相場ではありません。

1社の言い値で決めず、複数社で見積もりを比較してください。

見積書では、追い出し・捕獲の扱い・侵入口封鎖・清掃・消毒・再発保証の有無など、作業内容ごとの内訳を確認しましょう。

業者選びでは、公益社団法人 日本ペストコントロール協会などの業界団体への加盟・自治体の登録や委託の有無・アライグマ対応の実績などが目安になります。

加盟や実績だけで判断せず、捕獲・運搬・処分を法令や自治体のルールに沿って行えるかも確認してください。

極端に安い広告や、不安をあおって契約を急がせる事業者には注意が必要です。国民生活センターも、害虫・害獣駆除で広告の価格と実際の請求額が大きく異なるトラブルに注意を呼びかけています。

詳しい選び方や費用の考え方は、当サイトのアライグマ駆除の方法と費用の記事害獣駆除業者の選び方もあわせてご覧ください。

スクロールできます
業者名おすすめ度こんな人におすすめ対応エリア受付
害獣プロガード★★★★★今すぐ駆けつけて見てほしい人(スピード重視)関東(東京・埼玉・千葉・神奈川)・関西・愛知県電話24時間365日
WEBフォーム受付
害獣プロテック★★★★★駆除と侵入口の修繕までまとめて任せたい人関東・関西・東海・北陸・東北電話24時間365日
WEBフォーム受付
ハウスプロテクト★★★★☆再発防止と長期保証を最優先したい人関東・関西・東海・中四国・九州電話24時間365日
WEBフォーム受付
おすすめ3社の比較(2026年時点・各社公式サイト調べ)

3社とも現地調査・見積もりは無料です。

おすすめ度の評価基準はランキングに関する根拠で公開しています。

上の3社が合わないときは、住んでいる地域や重視したいポイントで選ぶと絞りやすくなります。

スクロールできます
業者名こんな人におすすめ
ペスコンPro関東で国家資格者の自社施工に任せたい人
駆除ザウルス全国(一部地域除く)で自社施工と最長10年保証を求める人
害獣駆除110番全国対応の窓口で、まず相談から始めたい人(紹介型サービス)
害獣退治屋さん東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県で即日対応を重視する人
目的別に見るそのほかの4社(2026年時点・各社公式サイト調べ)
タクミ

2〜3社に絞って、無料見積もりを比較するのが失敗しないコツです。
金額だけでなく、再発したときの保証範囲まで確認してください。

アライグマの捕獲後についてよくある質問

あごに手を当てて考えるエプロン姿の住人と、首をかしげるかわいいアライグマの間に大きな赤いはてなマークを配したいらすとや風イラスト。アライグマの捕獲後についてよくある質問と回答をまとめたセクションのH2見出し画像。
捕獲したアライグマを逃がしてはいけないのですか?

はい。

アライグマは特定外来生物のため、生きたまま運んだり野外へ放したりすることは外来生物法で原則禁止されています。

かわいそうに思えても、別の場所へ放すことはできません。まず自治体に連絡してください。

捕まえたアライグマは、自分で処分してもいいですか?

自己判断での処分は避けてください。

処分は動物愛護管理法の考え方にもとづき、できる限り苦痛の少ない方法で行う必要があります。

自治体や登録した防除従事者に委ねるのが正しい対応です。

自治体に連絡すると費用はかかりますか?

自治体によって異なります。

わなの貸し出しや回収を無償で行う自治体もあれば、条件が異なる場合もあります。

お住まいの市区町村の担当窓口に確認してください。

かわいそうですが、ほかに方法はないのでしょうか?

気持ちはよくわかります。

ただ、放獣が法律で禁じられている以上、現実的には致死処分が取られています。

だからこそ、捕獲する前の段階で侵入口をふさぎ、そもそも入らせない予防が何より大切になります。

まとめ:捕獲後は自己判断せず、まず自治体に連絡を

庭先で、空になった箱わなのそばに立つ住人がスマートフォンを手に安心した表情を見せ、電話・市役所・職員のアイコンを描いたいらすとや風イラスト。捕獲後は自己判断せず自治体に連絡すれば解決に向かうことを示すまとめの画像。

アライグマを捕獲したあとは、自分一人で抱え込まないでください。

やるべきことの順番さえ知っておけば、落ち着いて動けます。

  • アライグマは特定外来生物。捕獲後に生きたまま逃がすことは法律で原則禁止
  • 多くは自治体の手続きのもとで、苦痛の少ない方法で致死処分される
  • 一般の方が自分で処分・放獣するのは避け、まず自治体に連絡する
  • わなにかかった個体には近づかず、触らない
  • 一頭捕っても、侵入口やエサが残れば再び入られる。予防まで行う
  • 捕獲や処分、再発防止まで負担が大きいなら、専門業者に相談する

捕獲は、被害対策の通過点であって、ゴールではありません。

本当に大切なのは、もう入らせない環境をつくることです。

リフォーム現場で15年、そして20社の害獣駆除業者を調査してきた経験から申し上げます。

捕獲後に迷ったら、一人で判断せず、まず自治体や専門家に相談してください。順番に動けば、必ず解決の道筋は見えてきます。ご安心ください。

なお、この記事は一般的な情報提供であり、個別の法的な判断を保証するものではありません。

捕獲や処分の具体的な扱いは、必ずお住まいの自治体にご確認ください。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
目次