【結論】アライグマの駆除方法は3つ!庭は市、屋根裏は業者、自分では追い出しと封鎖

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アライグマの駆除方法の分かれ目
タクミ

アライグマって、自分で捕まえてもいいのかな…。

この記事では、アライグマの駆除方法を、庭と家の中に分けて解説します。

結論:アライグマの駆除方法は?
  • 庭や畑の被害は、住まいの市区町村に相談(わなの扱いは市区町村で違う)
  • 自分では、追い出しと入口の封鎖、エサの片づけ
  • 捕まえるときは、許可か、講習を受けて従事者の登録
  • 屋根裏など家の中は、業者に追い出しから封鎖、掃除まで
  • 家の中に跡がある首都圏の人は、迷ったら現地調査と見積りに費用がかからないペスコンpro

高崎市は、捕まえても棲みつきやすい場所であれば、別の個体が入って棲みつく可能性があるとしています。

最初に相談する先を決めるのは、跡が庭にあるか、屋根裏にあるかです。

天井から足音がしてシミも出てきた首都圏の人は、現地調査で家の中を見てもらえます。

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この記事の執筆者

守谷タクミ(害獣駆除エリアナビ編集者)

  • 害獣被害の相談先と対策を、公的機関・専門団体の情報をもとに整理
  • 業者の対応エリアや受付は、各社の公式サイトで確認して掲載

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記事一覧の確認日:2026年10月3日

目次

アライグマの駆除方法は?3つあり、庭か家の中かで頼む先が変わる

庭か家の中かで頼む先が変わる

アライグマの駆除は、市区町村の防除、自分でする追い出しと封鎖、業者の3つに分かれます。

どれを選ぶかの分かれ目は、跡が庭にあるか、家の中にあるか。

松戸市も、市と自分と業者の3つの道を案内している

千葉県の松戸市は、アライグマの捕獲について、3つの道を並べて案内しています。

捕獲にあたっては「松戸市へ依頼」や「ご自身で捕獲許可を千葉県より取得」もしくは「専門業者へ依頼」してください。

出典:松戸市「【特定外来生物】アライグマ捕獲用の箱わな設置について」

松戸市の3つは捕まえ方の話で、この記事の3つは駆除の進め方の話です。

自分でする道では、捕まえるより先に、追い出しと入口の封鎖を進めます。

防除(自治体が計画を立てて外来生物を捕まえ、数を減らすこと)を含めた3つの道は、次のとおり。

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道 向いている被害 やること
市区町村の防除 庭や畑など屋外 わなの設置・貸し出し・回収
自分でする できる範囲で 追い出し・入口の封鎖・エサの片づけ
業者に頼む 屋根裏など家の中 追い出し・封鎖・フンの掃除と消毒

向いている被害の列はこの記事の勧め方で、自治体の線引きではありません。

神奈川県も、わなを貸し出すかどうかなど、対応は市町村によって異なるとしています。

庭の被害か家の中の被害かは、残った跡で分かる

東京都環境局は、アライグマやハクビシンが入りこんだときのサインを挙げています。

そのサインを、家の外と家の中に分けて並べました。

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場所 東京都が挙げるサイン
家の外(庭・畑・屋根まわり) 作物や庭木の果実(柿やビワなど)が食べられている
雨どいやベランダの一角に、まとまった糞がある
夜、庭や屋根の上に見慣れない動物がいた
池の金魚がいなくなった
家の中 屋根裏で大きな音がする
天井にシミができた

環境省のアライグマ防除の手引きにも、住宅などの屋根裏や壁の隙間をねぐらにする被害が多く見られるという記述があります。

跡が家の中にある人は駆除方法3、庭や畑だけの人は駆除方法1が、最初に読む章。

音とシミは、家の中のサイン。屋根裏の大きな音や天井のシミは、東京都のサインのうち家の中のもの。庭で姿を見ただけでは、家に入っているかまでは分かりません。

足跡やフンの見方は、アライグマ被害のサイン5つで詳しく扱っています。

屋根裏への入り口になりやすい場所は、アライグマの侵入経路と屋根裏への入り口にまとめました。

子どもの手形のような足跡も、アライグマの目印

環境省の手引きによると、アライグマは目の周りにマスク状の黒い模様があり、尾には白と黒の縞模様があります。

前足も後ろ足も指は5本で長く、足跡は人の子どもの手形のようという書き方。

似た動物だと、扱いが変わる。環境省の特定外来生物等一覧に、ハクビシンは載っていません。常総市も、タヌキやハクビシンなどアライグマ以外の相談・駆除は、専門業者に頼むよう案内しています。

見分けがつかないときは、写真を撮って住まいの市区町村に聞くのが早道。

顔や尾、足跡での見分け方は、アライグマとハクビシンの見分け方で扱っています。

フンの形の違いは、アライグマのフンの見分け方にまとめました。

どの道を選んでも、近づかず素手でさわらない

茨城県は、アライグマは可愛らしい外見とは異なり、非常に獰猛だとしています。

港区の呼びかけは、近づかず、餌を与えたり素手で触ったりしないこと。

東京都の防除実施計画には、ペットに重い感染症を起こす病原体も見つかっている、という記述があります。

素手で作業しない。どの道を選んでも、アライグマやフンに素手で触れる作業は避けましょう。

威嚇されたときの動き方は、アライグマに威嚇されたときの動き方と手当てで扱っています。

業者に頼む人は、候補を表で見られる。屋根裏や天井裏に跡があって業者に頼む人は、このあとの表で候補を並べて見られます。表の並びは掲載順で、順位ではありません。

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害獣駆除、どこに相談する?

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アライグマの駆除方法1 庭や畑は、市役所に相談する

庭や畑は市役所に相談する

庭や畑の被害は、住まいの市区町村に相談すると、わなを置きに来たり貸してくれたりすることがあります。

ただし、対応は市区町村によって違う、というのが神奈川県の書き方。

わなで捕まえたあとも、入口をふさぐ作業は駆除方法2か駆除方法3で別に進めます。

わなを置きに来る市と、わなを貸してくれる市がある

関東の6つの市のページを並べると、箱わな(動物が入ると扉が閉まる、箱の形のわな)の扱いが市ごとに違うことが分かります。

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市 わなの扱い 主な条件
常総市 箱わなを貸し出す 市の許可を受け、屋外に置く
取手市 市職員が庭や畑に置く 市職員が回収する
宇都宮市 箱わなを貸し出す 市への許可申請が要る
館林市 委託業者が置く、貸し出しも 相談が集中すると待つことも
船橋市 委託業者が置く 写真の添付が要る
松戸市 市が置く 予算の範囲内

表は2026年10月時点の各市のページの内容で、ほかの市区町村も同じとは限りません。

高崎市の事業は、箱わなの運搬や設置を申請した人が自分で行う形です。

自分で運べない高齢者など向けには、市が委託して置く事業も用意されています。

置いてもらうか、借りるかは市で違う。表の6つの市でも、市や委託業者が置く所と、自分で借りて置く所に分かれる形。宇都宮市は、捕まえた個体の回収と処分も行うとしています。

住まいの市の進め方は地域の記事でも扱っていて、つくば市のアライグマ駆除もその1つ。

写真が要る市や、土日は回収できない市もある

市区町村のわなを使うときは、写真、置いておける期間、回収の日に条件がつくことがあります。

各市のページにある条件(2026年10月時点)
  • 写真:船橋市は個体や糞、足跡、被害状況のいずれかの写真が必須(動画は不可)、松戸市もアライグマと分かる写真や動画が必要
  • 期間:常総市は市の箱わなで2週間、館林市は設置から約1か月、船橋市は8週間まで、宇都宮市は3か月間
  • 回収できない日:取手市、船橋市、藤沢市は土日祝や年末年始

ねらった動物ではない動物がかかる錯誤捕獲も、環境省の手引きによるとよくあること。

常総市はアライグマ以外がかかったら自分ですぐ放すよう、藤沢市もネコなどはその場で放すよう案内しています。

すぐ放せば、捕獲の許可は要らない。環境省の手引きによると、ハクビシンやタヌキなどをすぐ放すときは、捕獲の許可は要りません。殺処分する場合は、その種の許可が必要です。

捕まったあとの連絡や回収の流れは、アライグマは捕獲後どうなるかで扱っています。

常総市、船橋市、青梅市は、家の中を対象にしていない

茨城県の常総市は、わなを仕掛ける場所を原則として個人の敷地内の屋外としています。

屋根裏などの駆除については、次のように専門業者を案内。

屋内(屋根裏や軒下等)の駆除やアライグマ以外(タヌキ,ハクビシン,アナグマ等)の生き物に関する相談・駆除については,害虫の駆除(茨城県ホームページ)を参考に専門業者に依頼してください。

出典:常総市「アライグマの捕獲について」

船橋市の案内も、ワナは1階の庭などに置くだけで、屋根裏の侵入への対応や追い払いは行わないというもの。

東京都の青梅市は、建物内や床下には捕獲器を置けないとしています。

家の中は、駆除方法3の業者の道へ。3つの市のように家の中を対象にしていない所では、屋根裏や天井裏は業者に頼む章で扱う道です。ほかの市区町村の扱いは、住まいの窓口で聞きましょう。

屋根裏の動物で区や市の対応が分かれる話は、屋根裏の動物駆除を市役所に頼めるかで扱っています。

目黒区や港区でも、入口をふさぐのは自分で頼む

目黒区は、捕獲処分のあとに侵入口をふさぐ対策は行わないとしています。

港区も、侵入口や隙間の遮断作業と糞の清掃(軽微な場合を除く)は行わず、希望する人は自分で業者へ頼むよう案内。

わなの回収時の掃除や消毒は、希望すれば区が行う部分もあります。

  • 目黒区:わなを置いた場所のおおむね1メートル以内・1か所に残った糞尿の清掃・消毒(わなを置く前からある糞尿は自己負担)
  • 港区:わなを置いた場所の周辺の消毒
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区市 自分で手配や負担をするもの
目黒区 侵入口をふさぐ対策、わなを置く前からある糞尿の清掃・消毒
港区 侵入口や隙間の遮断、糞の清掃(軽微な場合を除く)
町田市 業者に頼む消毒や穴ふさぎ
青梅市 住居などの穴ふさぎ、エサ代

町田市は、事業の調査からわなの設置、捕獲までは費用がかからないとしています。

そのうえで、消毒や穴ふさぎを業者に頼むと自己負担(作業の費用を自分で払うこと)になる、という案内。

高崎市は、捕まえても棲みつきやすい場所であれば、また別の個体が入りこむ可能性があるとしています。

入口をふさぐ作業は、別に手配する。自分でする人は駆除方法2、業者に頼む人は駆除方法3の章へ。

侵入口をふさぐ工事の費用を助成する区もあり、足立区の例は足立区のハクビシン駆除の記事で扱っています。

相談の窓口は、環境や清掃の部署から探す

東京都環境局は、被害にあったら、まず区市町の環境部署や清掃部署に問い合わせるよう案内しています。

茨城県と埼玉県も、アライグマの捕獲の相談先は住まいの市町村、という案内。

窓口の課の名前の例(2026年10月時点)
  • 常総市:生活環境課、農業政策課
  • 取手市:環境対策課
  • 青梅市:環境政策課(農地の被害は農林水産課)
  • つくば市:生物多様性推進室

許可の窓口が、市のこともある。つくば市や常総市は、捕獲の許可を市の窓口で受け付けています。許可の話は捕まえたいときの節で取り上げました。

見つけた状況ごとの連絡先は、アライグマを見つけたときの状況別の窓口で扱っています。

市役所に相談できることの全体は、害獣駆除を市役所に相談できるかの記事が詳しい内容です。

アライグマの駆除方法2 自分では、追い出してから入口をふさぐ

自分では追い出して入口をふさぐ

自分でアライグマに対処するときは、追い出してから入口をふさぎ、エサになる物を片づける順番で進めます。

捕まえる作業は、許可か講習と登録のある人に任せるのが、この記事の勧め方。

忌避剤やくん煙剤は、追い出せても根本の解決にならない

忌避剤(動物がいやがるにおいなどで近づけにくくする薬剤)についての、東京都環境局の書き方は次のとおり。

屋根裏にアライグマ・ハクビシンが侵入した際、忌避剤(くん蒸式・くん煙式の殺虫剤等)を使用することで、その場から動物を追い出すことはできる可能性があります。しかし、逃げた個体が別の家に逃げ込み、今度はそこで被害を起こしてしまうことが考えられ、忌避剤の使用は、数を減らすという根本的な解決策には繋がりません。

出典:東京都環境局「被害を防ぐために」

同じページには、密閉空間でないと煙が全体に行きわたらず、効果がないことも考えられる、とあります。

くん煙剤(煙を出して部屋に広げるタイプの薬剤)は追い出すための道具として、製品の使用上の注意どおりに使いましょう。

使ったあとは、入口をふさぐ。八王子市も、動物を追い出したのちに侵入口を金網などで塞ぎ、再侵入を防ぐ手順を案内しています。追い出しで止めず、次の節の封鎖まで進めてひと区切り。

追い出したあとは、小さなすき間までふさぐ

アライグマが通れるすき間について、自治体は次のように書いています。

自治体が書いている、すき間の大きさ
  • 埼玉県:10cm四方の隙間でも侵入
  • 八王子市:8cm四方のすき間があれば侵入可能
  • 町田市の冊子:小さい穴をこじ開けて侵入することがある

東京都環境局の対策事例にも、家屋への入り口となるような破損個所は塞いでおくとあります。

八王子市は、侵入口が1か所とは限らないとしたうえで、追い出したのちに金網などで塞ぐ手順を案内。

高い所は無理をしない。屋根の近くや2階の軒下など、はしごが要る場所の作業は、無理に自分でしないのが無難。届かない場所は、業者に頼む章のとおり家を見てもらえます。

ふさぐ材料の選び方は、害獣の侵入口を塞ぐ方法と材料の使い分けが詳しい記事です。

屋根裏への入り口になりやすい場所は、アライグマの侵入経路の記事にまとめました。

春先は、中に子どもを残したままふさがない

環境省の手引きによると、アライグマは主に3月から5月頃に出産します。

2月頃の厳冬期には、家屋に入りこんで繁殖場所を確保することが多くなる、という記述も。

この時期は、屋根裏に子どもが残っている可能性があります。

中に残したまま、ふさがない。子どもが残っているうちに入口をふさぐと、中に閉じこめてしまうおそれがあります。ふさぐ前に、中にいないかを業者に見てもらう方法も。

冬から春にかけて屋根裏の物音が続くときは、業者に頼む章で家の中を見てもらう流れが近道です。

生ごみや落ちた果実を片づけ、屋根に届く枝を切る

東京都環境局は、アライグマのエサになる物と、家に入る足がかりをなくす対策の例を挙げています。

東京都環境局の対策事例から
  • 庭木の果実や放棄農作物を、残したままにしない
  • ペットのエサの食べ残しを、野外に放置しない
  • 農地や人家の周辺に、生ごみを放置しない
  • 池で魚を飼っている場合は、金網で池を覆う
  • 家屋への侵入経路となる木の枝は切る

八王子市も、そこがエサ場だと動物に学習させないよう、敷地内の環境を整えることが大事としています。

畑の作物については、ネットや電気柵で防護する方法も東京都の事例の1つ。

エサを片づけても、すでに屋根裏に入っている場合は、追い出しと封鎖まで進めます。

捕まえたいときは、許可か講習と従事者の登録が要る

環境省の手引きは、アライグマを捕まえるときの根拠になる法律として、外来生物法と鳥獣保護管理法を挙げています。

アライグマを捕まえる2つの道
  • 鳥獣保護管理法(野生の鳥や獣を捕まえるときの決まりを定めた法律)の捕獲許可を受ける
  • 外来生物法の防除に加わる(講習を受け、市町村で従事者に登録)

許可の申請先は都県か市町村で違い、常総市、宇都宮市、つくば市は市の窓口。

講習と登録の案内(2026年10月時点)
  • 茨城県:防除従事者講習会に参加し、市町村で従事者に登録すると、狩猟免許がなくても捕獲に加われる(小型のはこわなに限る)
  • 埼玉県:研修を修了し、市町村で捕獲従事者に登録すると、市町村が行う捕獲に加われる

外来生物法が禁じているのは、飼う・運ぶ・野外に放つことなど。特定外来生物は、生態系などに害があるとして法律で指定された外来の生き物。外来生物法は、その飼養や保管、運搬、野外への放出などを禁じています。捕まえるときの決まりは、鳥獣保護管理法のほう。

取手市は、自分で買った箱わなでも、許可か従事者の登録が要るとしています。

館林市も、市販品のわなを置く人には、事前の許可申請を求めている形。

常総市は、無許可の捕獲は鳥獣保護管理法違反となり、罰せられる場合があるとしています。

無許可の捕獲には罰則がある。鳥獣保護管理法の罰則は、1年以下の拘禁刑または100万円以下の罰金(第83条)。拘禁刑は、刑務所などの施設に入れられる刑の名前です。

手続きと書類は、アライグマの捕獲許可申請ガイドで扱っています。

わなの置き方とエサは、アライグマ捕獲器の使い方と餌にまとめました。

捕まえるのは、市区町村の防除か業者に任せる

この記事では、自分で捕まえるのは勧めず、捕獲は市区町村の防除か業者に任せる道を選んでいます。

理由は、環境省や各自治体の資料にある次の5つの決まりや注意。

自分で捕まえるのを勧めない理由
  • わなにはハクビシンやタヌキもよくかかり、殺処分する場合はその種の許可が要る(環境省)
  • 常総市は、無許可で捕獲されたアライグマを受け入れない
  • 特定外来生物は、生きたまま許可なく運べない(環境省)
  • 栃木県の防除の公示は、原則1日1回以上の見回りを定めている
  • 茨城県は、アライグマを非常に獰猛としている

住宅の敷地内には、例外もある。アライグマは狩猟鳥獣(狩猟で捕ってよいと決められた鳥獣)です。法律の例外の主な条件は、狩猟期間内、可猟区域(狩猟をしてよい区域)、垣や柵で囲まれた住宅の敷地内、銃を使わないことの4つで、ほかに猟法の決まりなども守る必要があります。これらを満たすときは、許可や狩猟免許、狩猟者登録がなくても捕獲できます(第11条・第39条・第55条)。それでも、わなに何がかかるかは選べず、捕まえたあとの引き取りや処分も自分で手配することになります(常総市は、無許可で捕獲されたアライグマを受け入れないとしています)。そのため、この記事は自分で捕まえることを勧めていません。

捕まえたあとの流れは、アライグマは捕獲後どうなるかで扱っています。

アライグマの駆除方法3 屋根裏など家の中は、業者に頼む

屋根裏など家の中は業者に頼む

屋根裏や天井裏に入られたら、追い出しから入口の封鎖、フンの掃除と消毒まで、業者に見積もりを頼みます。

常総市や船橋市のように、家の中を対象にしていない市もあるためです。

国立市は、屋根裏に住みついたら業者に頼むよう勧めている

東京都の国立市が、屋根裏に住み着いたときの考え方として書いているのは次の一文。

屋根裏に住み着いてしまった場合は、消毒や侵入経路の封鎖が必要となりますので、業者にお願いすることを推奨しています。

出典:国立市「アライグマ・ハクビシン防除事業について」

港区の案内も、侵入口や隙間の遮断と糞の清掃(軽微な場合を除く)は自分で業者へ頼むというもの。

屋根裏の跡は、大きな音や天井のシミのような家の中のサインから見当がつきます。

どの市でも業者というわけではないので、住まいの市区町村の扱いもあわせて見ておきましょう。

業者には、入口の封鎖とフンの掃除、消毒までまとめて頼む

家の中のアライグマを業者に頼むときは、作業を4つに分けると見積もりの中身がつかみやすくなります。

家の中で業者に頼む作業
  • 追い出す:くん煙剤などで外へ出す
  • 入口をふさぐ:侵入口の封鎖(出入りするすき間を金網や板などでふさぐこと)
  • フンの掃除と消毒(汚れた場所の菌を減らす作業)
  • 捕まえる:見積もりに捕獲の行があれば、許可や従事者の登録をだれが取るかを聞く

国立市は消毒や侵入経路の封鎖を、港区は侵入口や隙間の遮断と糞の清掃(軽微な場合を除く)を、業者に頼む作業として案内しています。

業者が捕まえる場合も、鳥獣保護管理法の許可か防除の登録が要るのは同じです。

フンの片づけ方は別の記事で。アライグマのフンの見分け方と片づけ方は、アライグマのフンの見分け方の記事にまとめました。

天井裏に足音やシミがある首都圏の人は、追い出したあとの封鎖まで相談できるペスコンproに家を見てもらえます。

業者の費用は、家の大きさや被害のようすで変わる

業者に頼むときの費用について、国民生活センターの報告書はこう書いています。

駆除の作業内容および料金は、住宅の大きさや構造、害虫・害獣の発生原因や発生状況などによって、さまざまになることが一般的です。

出典:国民生活センター「ネットの価格と全然違う!?害虫・害獣駆除のトラブルにご注意」報告書(2024年4月24日)

同じ報告書には、サイトや広告の格安料金を見て呼んだら、表示とかけ離れた金額を示された相談が非常に多い、とあります。

ペスコンproの公式サイトが挙げる、料金を決める要素は5つ。

ペスコンproが挙げる、料金を決める5つの要素
  • 害獣の種類
  • 被害状況
  • 建物面積
  • 予防範囲
  • 薬剤選定

ネットの数字より、自分の家を見てもらった見積書を並べるほうが比べやすくなります。

見積もりで、自分の家の額が分かる。料金を決める要素が家ごとに違うので、現地調査のあとの見積書が自分の家の数字です。

費用が変わる理由は、害獣駆除の費用が動物・被害・家の広さで変わる理由にまとめました。

侵入口をふさぐ工事に助成をする足立区の例は、足立区のハクビシン駆除の記事にあります。

ほかの自治体の制度の探し方は、害獣駆除に補助金は使えるかの記事が詳しい内容です。

見積もりは2社以上に頼み、保証の中身まで書面でそろえる

国民生活センターは、複数社から見積もりを取る前提で業者に連絡するよう案内しています。

不安をあおったり契約を急かしたりして、ほかと比べる機会を奪う業者とは契約しない、という呼びかけも。

契約の前に聞くこと(埼玉県の消費生活支援センターの案内から)
  • 現場の状況に応じて料金が変わるのか
  • 追加料金が発生する可能性があるか
  • キャンセル料はどうなっているか
  • 保証の対象と期間

保証は、何が対象で、いつまでかを書面で見ておきましょう。

訪問販売に当たる場合は、クーリング・オフ(無条件での契約解除)ができます。

期間は、契約書面を受け取った日から数えて8日以内。

迷ったら、公的な窓口へ。契約のあとで迷ったときは、消費者ホットラインが身近な消費生活センターを案内してくれる仕組み。

契約を急かす業者のよくある手口は、契約を急かす業者の手口と、契約後の対処が詳しい記事です。

名簿から探す方法もある。日本ペストコントロール協会のサイトには、優良事業所や資格認証者の名簿が載っています。名簿に載っていることが、作業の中身を約束するわけではありません。

アライグマに絞った業者の選び方は、アライグマ駆除業者の選び方で扱っています。

害獣全般で比べたい項目は、害獣駆除業者の選び方は7つにまとめました。

家の中を1社目に見てもらう方法は、次の章のとおりです。

家の中のアライグマ駆除は、ペスコンproに見積もりを頼める

ペスコンproに見積もりを頼む

首都圏が中心の住まいで、屋根裏や天井裏に足音やシミ、フンの跡がある人へ。

ペスコンproでは、現地調査と見積りに費用がかからない形で家を見てもらえます。

この記事の物差しに照らしたペスコンproの特徴
  • 追い出したあとに入口をふさぐ施工まで相談できる
  • 防除作業監督者やわな猟の狩猟免状を持つスタッフが在籍
  • 保証は最長10年(施工箇所の破損に限る)
  • 見積もりのあとで断ってもよい

この4つがそろうので、2社以上で比べるときの1社目に頼みやすい会社です。

天井から足音がする人、シミが出てきた人に向いている

ペスコンproに家を見てもらいたいのは、家の中にアライグマの跡がある人です。

こんな人に向いている
  • 屋根裏で大きな足音がする
  • 天井にシミが出てきた
  • 天井裏の点検口からフンが見える

ペスコンproは、首都圏が中心の住まいで、屋根裏や天井裏にアライグマの跡がある人に向いています。

対応エリアは首都圏が中心で、公式の地図に載っているのは群馬、栃木、茨城、埼玉、東京、千葉、神奈川。

庭や畑だけの人は、先に市区町村へ。庭や畑の被害だけの人は、駆除方法1の市区町村の章が先です。家に入っているか分からない人は、先にサインを見ておきましょう。

家にいるかどうかのサインは、アライグマ被害のサイン5つが詳しい内容です。

天井の足音やシミが続いている人は、ペスコンproに家を見てもらうと、入口の場所と作業の範囲が分かります。

追い出したあとに、入口をふさぐ工事まで相談できる

ペスコンproの公式のよくある質問には、追い出した後に侵入口を封鎖し、再侵入を防ぐ施工を行う、という答えがあります。

公式サイトの駆除事例の1つが、埼玉県入間市のアライグマ駆除。

公式サイトにあるアライグマの駆除事例
  • 場所:埼玉県入間市
  • きっかけ:天井裏の足音
  • 点検の結果:屋根の複数個所に侵入の形跡

スタッフには、防除作業監督者や、わな猟の狩猟免状を持つ人が在籍しています。

捕獲や許可の手続きまで頼めるかは、現地調査で聞く。公式サイトには、アライグマの捕獲や許可の手続きを引き受けるかの記載がありません。見積もりに捕獲の行があるかを、許可の節の話とあわせて聞いておきましょう。

料金の決まり方は、費用の節で紹介した5つの要素のとおりです。

保証の範囲は、また入られたときまで含むかを聞く

ペスコンproの保証は最長10年で、施工箇所の破損に限るという条件がついています。

別の穴からまた入られたときの扱いは公式に記載がないので、保証の範囲は書面で聞いておきましょう。

スクロールできます
項目 公式サイトにある内容
保証 最長10年(施工箇所の破損に限る)
対応エリア 首都圏が中心
受付 9時〜18時、年中無休

問い合わせは、受付時間の9時から18時のあいだにしましょう。

保証の範囲を聞いてから決められるので、ほかの会社の保証とも同じ項目で並べられます。

まず1社目に家を見てもらい、表のほかの会社と並べる

ペスコンproの公式のよくある質問には、見積もりを頼んだあとに断っても問題ないという答えがあります。

無理な営業や契約を強いることはしない、という書き方。

断ってもよいと、公式に書いてある。ペスコンproには、見積もりを聞いたあとで断ってもよいと公式に書いてある強みがあります。

口コミの傾向が気になる人には、ペスコンProの評判と見積もりで聞く3つが近い内容です。

ほかの会社とも並べたい人は、3社の表へ。最初の章の終わりにある表に、ほかの2社も並んでいます。同じ範囲で見積もりを出してもらえば、どの作業で差がついたのかが分かる形。

迷ったら、現地調査と見積りに費用がかからないペスコンproに、まず家を見てもらうところから。

天井の足音やシミが続いていて、入口をふさぐところまで相談したい首都圏の人へ。

現地調査と見積りまで費用がかからず、聞いたあとで断ることもできます。

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アライグマの駆除方法でよくある質問

よくある質問

市役所やわな、法律、くん煙剤、助成など、アライグマの駆除方法で迷いやすい質問に答えます。

庭の柿や畑を荒らされたら、最初に何をすればいいですか?

港区は、近づかず、餌を与えたり素手で触ったりしないよう呼びかけています。東京都環境局は、エサになる物を外に残さない対策を挙げ、被害にあったら区市町の環境部署や清掃部署に問い合わせるよう案内。市区町村がすることは駆除方法1の章にまとめました。

アライグマの相談は、警察や保健所でも受けてもらえますか?

東京都、茨城県、埼玉県、神奈川県は、被害や捕獲の相談先を住まいの市区町村としています。状況ごとの連絡先は、アライグマを見つけたときの状況別の窓口で扱っているところ。窓口の探し方は相談の窓口の節のとおりです。

市がわなを置いてくれる場合、自分で払うものはありますか?

町田市は、わなの設置から捕獲までは費用がかからず、消毒や穴ふさぎを業者に頼むと自己負担としています。目黒区は入口をふさぐ対策を、港区は侵入口や隙間の遮断と糞の清掃(軽微な場合を除く)を行わないという案内で、わなの回収時に目黒区は希望すれば近くの糞尿の清掃と消毒を、港区は周辺の消毒を行うという扱いです。対応は市区町村で違い、例は入口をふさぐのは自分で頼む節に並べました。

家の中に入られたときも、市のわなを使えますか?

常総市は屋内(屋根裏や軒下等)の駆除は専門業者に依頼するよう、船橋市は屋根裏の侵入への対応は行わないと案内しています。青梅市も、建物内や床下には捕獲器を置けないという扱い。3つの市の原文は家の中を対象にしていない市の節に載せました。

アライグマは、自分で捕まえると法律違反になりますか?

原則として、鳥獣保護管理法の許可か、外来生物法の防除で従事者に登録することが要り、狩猟鳥獣のアライグマは、狩猟免許と狩猟者登録があれば猟期に狩猟として捕る方法もあります(この記事では勧めていません)。常総市は、無許可で捕獲すると鳥獣保護管理法違反となり、罰せられる場合があるとしているところ。罰則と2つの道は捕まえたいときの節のとおりです。

ホームセンターで買ったわなを、庭に置いてもいいですか?

取手市は、自分で買った箱わなでも、許可か従事者の登録が要るとしています。館林市も、市販品を置くときは事前の許可申請を求めているところ。置き方とエサはアライグマ捕獲器の使い方と餌で扱っていて、決まりは捕まえたいときの節のとおりです。

外来生物法では、アライグマの何が禁止されていますか?

外来生物法は、特定外来生物の飼養や保管、運搬、野外への放出などを禁じています。捕まえるときの決まりは、鳥獣保護管理法のほうにあるもの。2つの法律の関係は捕まえたいときの節にまとめました。

くん煙剤を焚けば、屋根裏のアライグマは出ていきますか?

東京都環境局は、くん煙式などの忌避剤で追い出せる可能性はあっても、根本的な解決策にはつながらないとしています。密閉空間でないと効果がないことも考えられる、という記述もあるところ。使ったあとの封鎖まで含めて忌避剤の節で紹介しました。

わなに入ったアライグマを、車で別の場所へ運べますか?

環境省は、特定外来生物を生きたまま許可なく運ぶことはできないとしています。わなを借りた市区町村の案内に沿って連絡し、回収を待つのが基本の流れ。捕まったあとの流れはアライグマは捕獲後どうなるかで扱っていて、市の条件は写真や回収日の節のとおりです。

一度追い出せば、アライグマはもう来ませんか?

高崎市は、捕まえても棲みつきやすい場所であれば、別の個体が入りこむ可能性があるとしています。八王子市は、8cm四方のすき間があれば侵入できるという案内。追い出したあとのふさぎ方は小さなすき間までふさぐ節のとおりです。

アライグマの入口をふさぐ工事に、助成はありますか?

足立区は、区のハクビシン・アライグマを捕獲する事業を使うことなどを条件に、侵入口の閉塞工事の費用を助成しています。ほかの市区町村の制度は、住まいの窓口で聞くのが近道。足立区の例は足立区のハクビシン駆除の記事、探し方は費用の節で紹介しました。

賃貸の家にアライグマが入ったら、だれに相談しますか?

業者を呼ぶ前に、まず管理会社か大家さんに相談しておくと話が進めやすくなります。費用の負担の分かれ目は、賃貸の害獣駆除費用は誰が払うかの記事で扱いました。業者に頼むときの作業の分け方は業者に頼む章のとおりです。

まとめ:アライグマの駆除方法は、跡のある場所を見て3つから選ぼう

まとめ

アライグマの駆除方法は3つで、庭や畑の被害は住まいの市区町村に相談します。

自分では追い出しと入口の封鎖、エサの片づけを進め、屋根裏など家の中は業者に見積もりを頼みましょう。

記事のポイント
  • 3つの道の分かれ目は、跡が庭にあるか家の中にあるか(最初の章)
  • 庭や畑は市区町村に相談、わなや条件は市区町村で違う(駆除方法1)
  • 自分では追い出してから入口をふさぎ、エサを片づける(駆除方法2)
  • 捕まえるときは許可か講習と従事者の登録(捕まえたいときの節)
  • 屋根裏など家の中は、業者に2社以上で見積もり(駆除方法3)
  • 家の中に跡がある首都圏の人は、現地調査と見積りに費用がかからないペスコンpro

今日できるのは、足跡やフン、天井のシミの場所を写真に残し、住まいの市区町村のページで窓口とわなの扱いを見ておくこと。

タクミ

まずは跡の場所を見て、相談先を決めよう

庭や畑の人は市区町村へ、家の中の人は2社以上に同じ範囲で見積もりを頼みます。

見積もりに捕獲の行があったら、許可をだれが取るのかも聞いておきましょう。

家の中に跡がある首都圏の人は、侵入口を封鎖する施工を行うペスコンproに、1社目の現地調査を頼めます。

\ 相談・現地調査・お見積りは無料 /

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