タクミ業者に駆除してもらったのに、また天井裏で音がする…。
この記事では、害獣駆除のあとに再発する理由と、また出たときの連絡先を解説します。
- 侵入口が残ると再び入られることがある(新宿区・横浜市の案内)
- まず、音やシミ、ふんを写真と日付のメモに
- 施工記録と保証書で、直した場所と保証の対象を確認
- 連絡先は前に頼んだ会社、別の会社、区や市の環境部署の3つ
- 前の会社に頼めず、家の中で跡や音が続く人は、現地調査と見積りに費用がかからないペスコンproへ(首都圏が中心)
横浜市は、追い出しに成功しても侵入口をそのままにしておくと、再び侵入される可能性があるとしています。
ただ、前の業者のせいと決めつけるのは、残っていた穴か、新しい穴かを分けてからでも遅くありません。
保証の対象外だった人や前の会社に頼めない人で、家の中の音や跡が続く人は、侵入口の現地調査から始められます。
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守谷タクミ(害獣駆除エリアナビ編集者)
- 害獣被害の相談先と対策を、公的機関・専門団体の情報をもとに整理
- 業者の対応エリアや受付は、各社の公式サイトで確認して掲載
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記事一覧の確認日:2026年10月3日
害獣駆除のあと再発したら?原因は侵入口、次は保証書を見る


害獣駆除のあとの再発は、3つを順に見ると、次にすることが決まります。
侵入口が残っているか、本当にまた出たのか、保証書に何が書いてあるか。
侵入口が残れば、また入られることがあると区や市は書いている
新宿区が区のハクビシンの捕獲事業を案内するページには、捕まえたあとの侵入口の扱いについての一文も。
ハクビシンを捕獲しても侵入口があれば再び侵入されてしまいます。
アライグマやハクビシンについての横浜市の注意書きも、同じ趣旨です。
煙の出る殺虫剤で追い出せても、侵入口をそのままにしておくと、再び侵入される可能性があるとしています。
酒田市は、不完全な修繕だったり侵入口が残っていたりすると侵入が繰り返される、という書き方です。
業者が手を抜いたと決めつける前に、穴を見る。区や市の資料が書いているのは、入り口が残れば再び入られることがある、というところまで。どの穴から入られたかは、3つの穴の章で当てはめられます。
また出たかは、天井裏の音やシミ、まとまったふんで見る
アライグマやハクビシンについて、東京都環境局は「こんな時には要注意」として、次のようなサインを挙げています。
- 屋根裏で大きな音がする
- 天井にシミができた
- 雨どいやベランダの一角に、まとまって何かの糞がある
- 夜、庭や屋根の上に見慣れない動物がいた
駆除のあとにまた当てはまるものが出てきたら、再発のサインとして記録しておきましょう。
ネズミの場合の手がかりは、東京都の『ねずみ防除読本』がラットサイン(ネズミが残す跡)と呼んでいるもの。
読本が挙げるのは、音やかじり跡、糞、足跡、体のこすり跡などです。
庭の果実が食べられているだけのときは、家の中の被害と分けて考える。東京都環境局のサインには庭木の果実が食べられることも入っていて、寄せつけない工夫は続けることの章で扱っています。
天井のシミの片づけ方は、ハクビシンで天井にシミが出たときの記事が近い話です。
ふんが1つだけで迷う人は、ねずみのふんが一個だけのときの確かめ方から読めます。
侵入口と保証書で、連絡先は3つのどれかに決まる
連絡先は、どこから入られていそうかと、保証書の対象と期間の2つを見ると決まります。
| 連絡先 | こんなとき | 詳しい章 |
| 前に頼んだ会社 | 前に直した所の近くで、保証の対象に当てはまりそう | 連絡先1 |
|---|---|---|
| 別の会社(何社かに見積もり) | 保証の対象外、期間切れ、前の会社に連絡がつかない | 連絡先2 |
| 区や市の環境部署 | 捕獲や相談を、まず公的な窓口に聞きたい | 連絡先3 |
どの行に当たるか分からない人は、まずステップ1の記録からで十分です。
保証の中身を会社ごとに見比べたい人や、別の会社を探している人は、下の表の保証のタブで7社を並べて見られます。
表の並びは掲載順であって順位ではありません。
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害獣駆除エリアナビ | 気になる項目から3社を比較
横にスクロールして比較できます → 業者名は左側に固定されます。
| 相談先 | 比較のポイント | 公式サイト |
|---|---|---|
| PESCON proペスコンpro関東1都6県で地域密着 | 口コミと担当者を見て決めたい人に Googleマップの口コミは4.9(172件)。スタッフ13名の紹介を公式に載せ、「相見積もり歓迎!相談だけでもOK!」と案内しています。 Googleマップは2026年10月15日に確認 | 公式サイトで 詳細を確認 ↗対応地域・費用・条件を確認 別タブで開きます |
| GAIJU PRO GUARD害獣プロガード24時間受付で相談したい方へ | 夜中でも、まず電話で相談したい人に 24時間365日受付で、時間帯による追加料金はなしと案内。支払いは作業完了後で、見積もり後に追加料金は請求しないとしています(現場の状況による注記つき)。 対応:東京・神奈川・埼玉・千葉 | 公式サイトで 詳細を確認 ↗対応地域・費用・条件を確認 別タブで開きます |
| GAIJU PROTEC害獣プロテック口コミの数で選びたい方へ | 口コミの数を見て決めたい人に 関東本社のGoogleマップの口コミは1,097件(評価4.7)。相談・調査・見積り・出張費が0円と案内し、24時間365日受け付けています。 Googleマップは2026年10月15日に確認 | 公式サイトで 詳細を確認 ↗対応地域・費用・条件を確認 別タブで開きます |
上の3社が合わないときは、住んでいる地域や重視したいポイントで、ほかの相談先も比べてみてください。
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害獣駆除エリアナビ | 気になる項目から4社を比較
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| 相談先 | 比較のポイント | 公式サイト |
|---|---|---|
| HOUSE PROTECTハウスプロテクト再発時の保証を重視する方へ | 再発したときの保証を重視する人に 保証期間内に再発した場合も無償で対応と案内。料金を決める3つの要素(害獣の種類・被害状況・建物の面積)も公式で説明しています。 Googleマップは2026年10月15日に確認 | 公式サイトで 詳細を確認 ↗対応地域・費用・条件を確認 別タブで開きます |
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同じ条件で複数社の見積もりを比べると、違いがわかりやすくなります。
害獣駆除をしても再発するのは、3つの穴のどれかがあるから


新宿区や横浜市、鎌倉市、農林水産省の資料をつなげると、再発の入り口は3つに分けられます。
残っていた穴、弱かったふさぎ、新しくできた穴の3つです。
穴1 ふさいでいない入り口が、ほかにも残っていた
ネズミについて、墨田区ははっきりこう書いています。
侵入口は1つとはかぎりません。
出典:墨田区「ネズミの防除」
同じページの手順には、ふさいだあとの話も出てきます。
しばらくして再びネズミの気配があったら、まだほかに侵入口があるので、手順を繰り返すという一文です。
アライグマやハクビシンでも、農林水産省のマニュアルは、床下と軒など上部の両方が狙われるとしています。
煙で追い出すだけでは根本的な解決にならない、と東京都は書いている。東京都環境局は、忌避剤(くん蒸式・くん煙式の殺虫剤など)で屋根裏から追い出せる可能性はある、としています。ただ、逃げた個体が別の家に逃げ込み、数を減らす根本的な解決にはつながらない、というのが都の説明です。穴が残る点は、横浜市の注意書きのとおり。
穴2 ふさいだ所が弱くて、壊されたりどかされたりした
侵入口のふさぎ方について、鎌倉市の書き方はこうです。
建物基礎の穴をコンクリートブロックや漬物石などで塞いでいる方もいらっしゃいますが、アライグマは力が強い上に手先が器用でこうしたものはどかしてしまうこともあります。
続けて勧めているのは、金属の網や柵でしっかり修繕すること。
農林水産省のマニュアルも、塞ぐ資材は金属や板など丈夫なものを使う、としています。
樹脂ネットや薄い合板は、破壊される可能性があるので使わない、という注意つきです。
| 動物 | 通れるすき間の書き方 | 出典 |
| ネズミ | 1cm程度の穴でも通り抜けることがある | 横浜市 |
|---|---|---|
| ハクビシン | 一辺8cmの正方形の入口から侵入できる | 農研機構 |
| アライグマ | 10センチメートル四方の穴で出入りできる | さいたま市 |
材料の選び方やすき間の細かい見方は、害獣の侵入口を塞ぐ方法と材料5つの使い分けにまとめてあります。
穴3 古くなった所や増築の継ぎ目に、新しい穴ができた
鎌倉市が挙げるのは、年月がたって網や柵が傷む経年劣化の例です。
基礎の通風孔はふつう鉄柵や網でふさがれていても、錆びてもろくなったり壊れたりして、入れるようになる場合があります。
増築をした接続部分にできた空間も、鎌倉市が侵入口の例に入れている場所。
西日本の外来種のコラムでは、増改築や設備の工事も挙がる。農林水産省のマニュアルにある、西日本で代表的な外来種のシベリアイタチについてのコラムです。そこでは、住宅の増改築や給湯器など住宅設備の設置のときに、侵入口が新たにできる場合が多いとしています。
工事のときの頼み方は、増改築や給湯器の工事の節にまとめました。
屋根から入られたと思っても、床下の通風口を見る
鎌倉市は侵入口の例の先頭に、建物基礎の通風孔を挙げています。
侵入口として最も一般的なものは、建物基礎のコンクリートに開けられた通風孔です。
農林水産省のマニュアルは、侵入は床下と軒など上部が狙われ、床下では特に通風口(床下に風を通す基礎の穴)からの侵入が多いとしています。
上部では、軒の破損部分や瓦屋根の隙間、増築した継ぎ目などです。
鎌倉市はほかに、屋根と屋根が重なっている奥や、雨戸の戸袋(雨戸をしまう箱)の底も挙げています。
| 見る場所 | 挙げている資料 |
| 建物基礎の通風孔(通風口) | 鎌倉市、農林水産省 |
|---|---|
| 屋根と屋根が重なっている奥 | 鎌倉市 |
| 雨戸の戸袋の底 | 鎌倉市 |
| 増築の接続部分(継ぎ目) | 鎌倉市、農林水産省 |
鎌倉市は、こうした場所をまず自分で注意深くチェックするよう案内しています。
再発に気づいたら、記録、保証書、連絡の3ステップで動く


また出たと思ったら、記録を残し、施工記録と保証書を出し、連絡先を選ぶ、の順で動きます。
ステップ1 音やシミ、ふんを写真と日付のメモに残す
最初にするのは、いつ、どこで、何があったかを残すことです。
- 音がした時間と場所
- 天井のシミの写真
- まとまったふんの場所と写真
- 前に施工してもらった場所の今の様子
残しておくと、前の会社にも別の会社にも、同じ材料で相談できます。
ふんや尿には素手でふれない。糞尿が乾燥すると病原体が空気中を漂い、吸い込みやすくなる、というのが厚生労働省の説明です。農林水産省のマニュアルも、糞尿などに直接ふれないよう、手袋をつけ肌を出さない服装を勧めています。
屋根や天井裏に上がって撮るのは避け、高い場所は専門業者に見てもらう節を先に読んでおきましょう。
ステップ2 施工記録と保証書で、直した場所と対象を見る
次に、前の駆除のときの施工記録(見積書や作業の報告書、写真)を出します。
前にふさいだ場所と今の跡を見比べて、同じ場所の近くか、別の場所かを分けましょう。
保証書(保証の対象と期間が書かれた書面)では、何が対象で、いつまでかを確かめます。
| 出す書類 | 見るところ |
| 施工記録(見積書、作業の報告書、写真) | 前にふさいだ場所と、今の跡の位置 |
|---|---|
| 保証書 | 保証の対象と、保証の期間 |
埼玉県消費生活支援センターは、キャンセル料や保証がどうなっているかを、契約前に確認するよう案内しています。
保証の中身が書面に残っていれば、再発したときに話し合う手がかりになるでしょう。
書類が見つからない人は、前の会社に施工の内容を聞くところから始めましょう。
保証書の対象が破損だけか、再発も入るかは会社で違う
保証の対象の書き方は、会社によって違います。
保証の書き方の例を挙げると、次の2つです。
- 施工した箇所の破損を対象にする書き方
- 再発や再侵入を対象にする書き方
保証の記載がない会社や、建物や動物によっては保証がつかない場合もあるので、書面で確かめましょう。
ペスコンproの保証は最長10年で、施工箇所の破損に限るという条件つきです。
そのうえで、別の穴から入られたときの扱いは、どの会社に対しても書面で聞いておきましょう。
保証期間の中でも、費用がかからないとは決まっていない。今回の再発が保証書の対象に入るかどうかが、分かれ目です。会社ごとの保証の中身は、最初の章の終わりにある7社の表の保証のタブで並べて見られます。
契約前に保証を比べる見方は、害獣駆除の保証やアフターサービスを比べるときのポイントが詳しい記事です。
ステップ3 前の会社に頼めるかどうかで、連絡先を決める
3つ目のステップは、前の会社に頼めるかどうかの見きわめです。
- 保証の対象外だった
- 保証の期間が過ぎた
- 前の会社に連絡がつかない
- 前は業者に頼まず、自分で追い出した
どれにも当たらない人は連絡先1、当たる人は連絡先2か連絡先3へ進めます。
当てはめ方は、最初の章の表と同じです。
連絡がつかないときも、施工記録と保証書は次の会社に見せられるので、捨てずに取っておきましょう。
害獣駆除の再発で連絡する先は、前の会社、別の会社、区や市


連絡先は、前に頼んだ会社、頼めないときの別の会社、捕獲や相談の事業を聞く区や市の環境部署の3つです。
環境部署は、区役所や市役所で動物や環境の相談を受ける課のことで、名前は区や市で違います。
連絡先1 前に頼んだ会社に、写真と記録を見せて相談する
前に頼んだ会社には、ステップ1の写真とメモ、ステップ2の施工記録と保証書を見せて相談します。
- 前にふさいだ場所の今の様子
- 今回の再発が保証の対象に入るか
- 入らないときの作業の中身と見積もり
返事は書面でもらっておくと、別の会社に相談し直すときにも見せられます。
穴3のように新しい穴ができている場合もあるため、責めるより、まず跡の場所を一緒に確かめるところから。
連絡先2 前の会社に頼めないときは、別の会社に見積もりを頼む
埼玉県消費生活支援センターは、害獣の駆除を頼むときに契約前に確かめておくことを挙げています。
- 複数社から見積もりをとる
- 見積もりを取るのに費用がかかるかを確かめる
- キャンセル料や保証がどうなっているかを、契約前に確かめる
国民生活センターも、複数見積もりを取って比べる時間を与えない事業者とは、契約しないよう呼びかけています。
相見積もり(何社かに見積もりを頼んで見比べること)の比べ方は、別の記事で。見積もりで先に見る条件は、害獣駆除の見積もり比較で先に見る4つの条件が詳しい内容です。
前の会社に頼めず、家の中の跡や音が続く人は、現地調査と見積りに費用がかからないペスコンproも候補の1社。
公式で確かめた中身は、頼み直しの章にまとめました。
連絡先3 区や市の環境部署には、自治体の事業を聞ける
アライグマやハクビシンの相談先について、東京都環境局のページには次の一文があります。
以上のようなアライグマ・ハクビシンの被害にあった場合、まずは各区市町の環境部署や清掃部署等にお問い合わせ下さい。
同じページによると、区市町は東京都の防除実施計画に基づいて、アライグマ・ハクビシンの捕獲を実施しています。
鎌倉市では、目撃や被害の相談も、はこわなの貸出(生け捕りにする箱型のわな)の問い合わせも、環境保全課です。
| 相談したいこと | 窓口の例 | 資料 |
| アライグマ、ハクビシンの被害 | 区市町の環境部署や清掃部署など | 東京都環境局 |
|---|---|---|
| ネズミの相談と業者の紹介 | 東京都ペストコントロール協会 | 東京都の読本 |
ネズミについては、東京都の読本によると、東京都ペストコントロール協会が相談を受け、協会に入る地元の業者を紹介しています。
23区それぞれの窓口の探し方は、東京都のネズミ駆除と23区別の相談窓口が近い内容です。
区や市ごとの対応の違いは、屋根裏の動物駆除を市役所に頼めるかが手がかり。
区に捕まえてもらっても、穴ふさぎは自分で頼む区がある
区の捕獲の事業があっても、侵入口をふさぐ作業まで含むとは限りません。
新宿区は捕獲の案内で、「侵入口の遮断作業は、ご自身で工務店などの業者へご依頼ください」としています。
文京区の防除事業は、有資格業者が箱わなを置く(庭などの屋外のみ)事業で、注意書きは次のとおりです。
※捕獲以外の侵入口の遮断作業やクリーニング等は行いません
港区のチラシにも、対策事業では「清掃作業や住宅の穴をふさぐ工事は実施しません」とあります。
そのため、こうした区で捕まえてもらったあとの穴ふさぎは、自分でするか、業者に頼むかのどちらか。
別の会社に頼み直すときは、再発を防ぐ手順まで聞いておく


ネズミの業者選びで東京都の『ねずみ防除読本』が挙げる確認点は、4つです。
頼み直すときは、この4つをそのまま聞く項目にできます。
東京都の読本の4項目を、見積もりの前に聞いておく
東京都の『都民のためのねずみ防除読本』(令和7年版)は、ネズミの業者を選ぶときの確認点を4つ挙げています。
- 事前の生息調査と、防除後の効果判定を適切に実施している
- 殺そ剤や粘着トラップ以外に、環境的防除の面からも対策や指導ができる
- 防そ修繕の内容や施工方法を、きちんと説明して理解を得ている
- 見積書を出し、納得を得られるまで十分に説明できる
生息調査は駆除の前にどこにどれだけいるかを調べること、効果判定は駆除のあとに効いたかを確かめることです。
防そ修繕は、ネズミの入り口をふさぐ修繕を指す読本の言葉。
同じ冊子は、生息状況調査と捕獲作業、防そ修繕、効果判定が要るので、どうしても複数回の作業が必要としています。
ハクビシンなどの再発でも、聞く項目として使える。読本の4項目は、ネズミの業者選びとして書かれたもの。調べ方とふさぎ方、見積もりの説明は、ほかの動物の頼み直しでも聞ける内容です。
読本はあわせて、ねずみ防除に直接関係ない作業を強く勧める業者を、適切とはいえないとしています。
必要以上に危機感をあおる業者も、同じ扱いです。
業者の見方をもっと広く知りたい人には、害獣駆除業者の選び方7つも役に立ちます。
ペスコンproの流れには、侵入口をふさぐ再発予防の工程がある
頼み直す会社は、次の4つで比べると、読本の確認点ともつながります。
- 事前の調査と防除後の確かめ方を説明してくれるか
- 侵入口をふさぐ作業が見積もりに入るか
- 調べた結果を見せてもらえるか
- 見積もりのあとで断れるか
この4つは、どの会社にも見積もりのときに聞いて確かめるもの。
聞いてみる候補の1社が、首都圏が中心のペスコンproです。
公式で確かめられたのは、次の3つ。
- 調べた結果を、写真や動画で報告する
- 見積もりのあとで断ってよい
- 流れに、侵入口を封鎖する工程がある
防除後の確かめ方や、侵入口をふさぐ作業が見積もりに入るかは、見積もりのときに聞いておきましょう。
公式サイトの駆除の流れには、駆除・再発予防・除菌消臭という工程があり、ここで侵入口を封鎖すると書かれています。
| 項目 | 公式サイトにある内容 |
| 流れ | 相談、現地調査と見積り、駆除内容の説明、駆除・再発予防・除菌消臭、長期破損保証 |
|---|---|
| 調査の報告 | 写真や動画で、侵入経路と被害状況を伝える |
| スタッフ | 防除作業監督者(防除の作業を監督する資格)、わな猟の狩猟免状を持つ人が在籍 |
写真や動画の報告は、読本の3つ目の項目(防そ修繕の説明)を聞くときの手がかりです。
ペスコンproは、前の会社に頼めず、どこから入っているかを写真や動画で確かめたい人に向いています。
庭や畑だけの被害の人は、先にサインの確認から。まだ家の中に跡が見つかっていない人も、サインの節が先です。
家の中の跡や音が続き、入り口を写真や動画で知りたい人は、ペスコンproの現地調査から始められます。
相見積もりは歓迎、保証は施工箇所が壊れたときに限られる
ペスコンproの公式サイトにあるのは、相見積もり歓迎、相談だけでもOKの文字です。
よくある質問の答えも、見積もりのあとで断っても問題ない、というもの。
ペスコンproには、見積もりのあとで断ってもよいと公式に書いてある、という強みがあります。
| 項目 | 公式サイトにある内容 |
| 保証 | 最長10年(※施工箇所の破損に限る) |
|---|---|
| 対応エリア | 首都圏が中心(地図は群馬、栃木、茨城、埼玉、東京、千葉、神奈川) |
| 受付 | 9:00〜18:00、年中無休 |
ただ、保証は施工箇所の破損に限るので、別の穴から入られたときの扱いは、見積もりの場で書面で聞いておきましょう。
住まいが対応エリアに入るかも、問い合わせで住所を伝えて確かめられます。
口コミの傾向が気になる人には、ペスコンProの評判と見積もりで聞く3つが近い内容です。
首都圏の外の人や、ほかの会社とも比べたい人は、7社の表から。最初の章の終わりにある7社の表で、保証のタブも見られます。
前の会社に頼めず、天井裏の音や跡が続いている人は、現地調査と見積りまで費用がかかりません。
見積もりのあとで断ることもできるので、まずどこから入っているかを見てもらうところから。
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ふさぎ直す前に、中にいないかを動物ごとの方法で確かめる


農林水産省のマニュアルは、侵入場所を塞ぐときは中に居ないことの確認を忘れてはいけない、としています。
この章で紹介するのは、鎌倉市、墨田区、京都市の案内にある動物ごとの確かめ方です。
イタチの場合は、イタチの追い出し方と再発防止策が近い話です。
ハクビシンやアライグマは、粉や薄い紙で出ていったかを見る
鎌倉市は、アライグマやハクビシンの侵入口をふさぐ前に、出ていったかを確かめる方法を案内しています。
鎌倉市が案内する、ふさぐ前の確かめ方
ほかの侵入口は、先にふさいでおきます。
小麦粉などの粉か、ティッシュのようにすぐ破れる紙で。
出ていけば、粉に足跡が残ったり紙が破れたりします。
出入りの跡がなく天井裏で音もしなければ、残した口をふさいでよい、というのが鎌倉市の案内です。
農研機構は、ハクビシンは侵入できる隙間があれば何度も訪問し、入れない隙間にも鼻先を入れて探査するとしています。
同じページは、通風口などの隙間を、金網など目が広がらないもので覆うよう勧める内容です。
さいたま市も、いないとき又は追い出したあとに、板や金網などで塞ぐよう案内しています。
捕まえるには許可がいる。環境省によると、鳥獣は狩猟の場合を除き、原則として捕獲が禁止されています。被害がある場合などは、環境大臣か都道府県知事の許可を受けて捕獲できる仕組みです。
アライグマを捕まえたあとの流れは、アライグマの捕獲後にやること3つにまとめてあります。
ネズミは、墨田区の手順で追い出してからふさぐ
墨田区は、いきなり侵入口を全部ふさぐと、天井裏や床下などで死んで悪臭やハエが出ることがあるとしています。
そこで案内しているのが、追い出してからふさぐ手順です。
残した口を夕方に仮にふさいで翌朝あける仮ふさぎを2〜3日繰り返し、夜に気配がなければしっかりふさぐ流れ。
仮ふさぎの細かいやり方は、別の記事に。夜の音の確かめ方まで含めた手順は、屋根裏のネズミは先に追い出す話のとおりです。
季節では、江東区が、ねずみは暖かい場所を好むので、気温が下がると屋内に入ってくることが増えるとしています。
多摩府中保健所の説明も、一般的には寒くなる10〜11月頃に民家に入るため、被害が多くなるというもの。
家の中の餌や巣材の片づけは、ネズミ駆除を自分でするときの片づけと市販品の選び方に手順があります。
コウモリは夜に出ていったあとでふさぎ、繁殖期を避ける
京都市衛生環境研究所の資料によると、アブラコウモリ(家にすみつくことのあるコウモリ)は捕獲や殺処分ができません。
鳥獣保護管理法(野生の鳥や獣の捕獲を許可制にしている法律)で守られている野生動物だからです。
資料が案内するのは、個人による防除は難しいとしたうえで、天井裏などに入り込んだコウモリを追い払う方法。
夜に外へ出ていったころを見計らって、出入口の隙間をふさぎます。
時期は、繁殖期を避ける。同じ資料によると、7月初旬〜8月中旬の繁殖期(子どもを産み育てる時期)に入ると、追い払うのは難しくなります。できる限りこの時期を避けて作業する、というのが資料の案内です。
追い払ったあとに出入口をふさぐところまでを、京都市は対策として案内しています。
自分で追い出してふさぐ手順は、コウモリ駆除を自分でする3ステップが詳しい記事です。
屋根の重なりや天井裏は、大工さんや専門業者に見てもらう
鎌倉市は、屋根と屋根が重なり合っているところの奥は、専門家でなければなかなか見つけられないとしています。
ほかに疑わしい場所がなく、そうした構造があるときの相談先は、大工さんなど専門家。
東京都の読本によると、防そ修繕は、侵入経路さえ見つけられれば比較的簡単にできるもの。
ただし、天井裏や高所などの危険な場所については、専門業者に依頼したほうがよい場合もあります。
東京都ペストコントロール協会のページも、侵入口探しには専門的な知識が要るので、分からないときは専門業者に、という案内。
墨田区は、隣の家との間隔が狭く人が入れない場合は、床下や天井をはがして点検する必要があるとしています。
業者に頼むときの聞き方は、頼み直しの章のとおりです。
再発させないために、害獣駆除のあとも家のまわりで続けること


東京都環境局は、被害を受けないためには、捕獲とあわせて餌資源や繁殖場所をなくすことが重要としています。
生ごみや落ちた果実、ペットのえさを外に置かない
餌資源(動物が食べ物にできるもの)を減らす片づけは、自治体ごとに書き方が少しずつ違います。
| 自治体 | 案内している片づけ |
| 東京都環境局 | 庭木の果実を残さない、ペットのエサの食べ残しや生ごみを外に放置しない |
|---|---|
| さいたま市 | 生ごみ、ペットフード、落ちた果実(みかん、柿、びわ等)を片づける |
| 港区 | 収穫しない果実や落ちた果実を処理する、ごみ出しは夜間に行わない |
| 文京区 | 果物は早めに収穫するか網をかける、ペットフードの残りや生ごみを外に放置しない |
表の4つの案内は、どれも外に食べ物を残さない方向でそろっています。
庭に果樹がある家は、まず落ちた実の処理から。
屋根へ飛び移れる庭木の枝は、切っておく
鎌倉市は、アライグマやハクビシンが屋根に登る手段として多いのは、庭木などから飛び移る方法だとしています。
建物に接した庭木の剪定(枝を切って整えること)が、鎌倉市のすすめ。
- 鎌倉市:建物に接した庭木の剪定
- 文京区:屋根に登れる庭木の枝の剪定
- 東京都環境局:家屋への侵入経路となる木の枝などを切る
高い枝は、無理に自分で切らなくてかまいません。
天井裏や物置は、時々点検する
多摩府中保健所は、天井裏や物置など、ねずみの巣が作られそうな所は時々点検するよう書いています。
農研機構の書き方も、ハクビシンについて外壁や屋根の破損などを定期的に点検する、というもの。
東京都環境局も、家屋への入り口となるような破損個所などは塞いでおく、としています。
点検は、見える範囲で。天井裏や高い所の作業は、専門業者に見てもらう節も合わせて読んでおきましょう。
点検で見るのは、サインの節と同じ音やシミ、ふんです。
多摩府中保健所の書き方は「時々」で、回数の決まりまでは書かれていません。
増改築や給湯器の工事では、すき間を残さないよう頼む
穴3の節のとおり、増築の接続部分は、鎌倉市が侵入口の例に入れている場所です。
農林水産省のマニュアルにある、西日本の外来種シベリアイタチのコラムは、増改築や設備の工事にふれています。
施工業者に隙間ができないよう要望するだけでも、業者の注意意識が高まる、という内容です。
コラムの一文をふまえて、この記事から次の2つを提案します。
- 前に害獣が入ったこと
- 工事のあとにすき間を残さないでほしいこと
伝えるなら、リフォームや給湯器の交換の見積もりを頼むときが、話しやすい機会です。
害獣駆除の再発でよくある質問


再発の理由や戻ってくるか、保証や区役所のことなど、害獣駆除のあとに出やすい質問に答えます。
業者に駆除してもらったのに、また音がするのはなぜですか?
新宿区は、ハクビシンを捕獲しても侵入口があれば再び侵入される、と書いています。入り口は、残っていた穴、弱かったふさぎ、新しい穴の3つ。業者が手を抜いたと決めつける前に、3つの穴の章で当てはめてみましょう。
ネズミは追い出しても戻ってきますか?
墨田区は、侵入口は1つとはかぎらないとし、追い出してからふさぐ手順を案内しています。ふさいだあとに再び気配があれば、まだほかに侵入口があるので手順を繰り返す、というのも墨田区の書き方です。江東区が書く、気温が下がると屋内に入ってくることが増える話もあわせて、ネズミの節にまとめました。
コウモリは追い出しても戻ってきますか?
京都市衛生環境研究所の資料は、個人による防除は難しいとしつつ、夜にコウモリが外へ出ていったころを見計らって、出入口の隙間をふさぐよう案内しています。7月初旬〜8月中旬の繁殖期は追い払うのが難しくなるので、できる限り避けるという内容です。アブラコウモリは捕獲や殺処分ができないことも含め、コウモリの節で取り上げています。
ハクビシンは一度追い出しても、また来ますか?
農研機構は、ハクビシンは侵入できる隙間があれば何度も訪問し、入れない隙間にも鼻先を入れて探査するとしています。同じページが勧めるのは、通風口などの隙間を、目が広がらない金網などで覆うこと。ふさぐ前に出ていったかを確かめる方法は、粉と紙の節にあります。
ネズミの駆除は、何回くらい必要ですか?
東京都の読本によると、事前の調査、捕獲と防そ修繕、その後の効果判定が要るため、どうしても複数回の作業が必要です。回数の目安の数字は、読本には書かれていません。頼む前に調べ方と確かめ方を聞くやり方は、読本の4項目の節のとおりです。
保証期間の中で再発したら、費用をかけずに直してもらえますか?
保証の対象は会社によって違い、施工箇所の破損を対象にする会社と、再発や再侵入を対象にする会社があります。ペスコンproは最長10年で、施工箇所の破損に限る保証です。自分の保証書の対象と期間を書面で確かめる方法は、保証書の節で扱っています。
前の業者と連絡がつかないときは、どうすればいいですか?
別の会社に見積もりを頼みましょう。埼玉県消費生活支援センターは、複数社から見積もりを取り、見積もりに費用がかかるかも確かめるよう案内しています。手元の施工記録や保証書も一緒に見せる流れは、連絡先2のとおり。
再発したとき、区役所や市役所は何をしてくれますか?
東京都環境局は、アライグマ・ハクビシンの被害では、まず区市町の環境部署などへ問い合わせるよう案内しています。鎌倉市のはこわなの貸出のように捕獲や相談の事業がある自治体もありますが、区の事業の節のとおり、新宿区・文京区・港区は捕獲の事業に穴ふさぎを含まないという書き方です。ほかの区や市は、それぞれの案内で確かめましょう。
また出たとき、自分で穴をふさいでもいいですか?
農林水産省のマニュアルは、塞ぐ前に中に居ないことの確認を忘れてはいけない、としています。確かめ方は動物ごとに違い、アライグマやハクビシンには鎌倉市が案内する粉と紙の方法で、手順はふさぎ直す前の章のとおりです。ネズミの穴ふさぎについては、東京都の読本が、天井裏や高所は専門業者に頼んだほうがよい場合もあるとしています。
これから駆除を頼む人は、再発について何を聞いておけばいいですか?
ネズミの業者選びで東京都の読本が挙げる、調査と効果判定、防そ修繕、見積書の説明を聞いておきましょう。保証の対象が施工箇所の破損か再発かも、契約前に書面で確かめます。4項目の中身は、読本の4項目の節が詳しい内容です。
害獣駆除の再発に、火災保険は使えますか?
保険金が出るかは、加入している保険の約款と保険会社の判断しだいです。修理や業者との契約の前に、加入先の保険会社か代理店へ聞いておきましょう。聞く順番は、害獣駆除に火災保険が使えるかは契約しだいの記事にまとめてあります。
まとめ:害獣駆除で再発したら、侵入口と保証書で連絡先を選ぼう


害獣駆除のあとの再発は、残っていた穴、弱かったふさぎ、新しい穴のどれかから起きます。
まず記録を残し、施工記録と保証書で直した場所と保証の対象を見ましょう。
連絡先は、前に頼んだ会社、別の会社、区や市の環境部署の3つです。
今日できるのは、音がした時間と場所、シミやふんを写真とメモに残し、施工記録と保証書を出しておくこと。



まず天井裏の音とシミを写真に残そう
前の会社に頼める人は、写真と書類をそろえて前の会社へ相談しましょう。
一方、前の会社に頼めない人の次の連絡先は、何社かの見積もりです。
家の中に跡や音が続く人は、どこから入っているかを写真や動画で見せてもらえるペスコンproに、侵入口の調査から頼めます。
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