【大田区】ハクビシン・アライグマ駆除、区に頼めるのは3つ!穴ふさぎは自分の番

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大田区のハクビシン・アライグマ駆除
タクミ

天井裏の足音、区はどこまでしてくれるのかな…。

この記事では、大田区のハクビシンやアライグマの被害で、区に頼めることと自分の役目を解説します。

結論:大田区のハクビシンは区に頼める?
  • 区の事業に頼めるのは現地調査・箱わな設置・回収の3つ
  • 対策を一定期間続けても被害が続く人は委託事業の電話ダイヤルへ
  • 見回り・エサの交換・回収の連絡は自分の役目
  • 回収後の穴ふさぎと追払いも自分の番(工務店などに頼むのも可)
  • 家の中に跡がある人の穴ふさぎの見積りは、現地調査と見積りに費用がかからないペスコンpro

回収で終わりと思っていると、動物が入ってきた穴やすき間はそのままです。

区の条件を場面ごとに並べると、自分の順番がいつ来るのかが見えてきます。

その表は、箱わなの章に置きました。

この記事の執筆者

守谷タクミ(害獣駆除エリアナビ編集者)

  • 害獣被害の相談先と対策を、公的機関・専門団体の情報をもとに整理
  • 業者の対応エリアや受付は、各社の公式サイトで確認して掲載

※当サイトの情報は環境省「野生鳥獣の保護及び管理」(鳥獣の保護及び管理並びに狩猟の適正化に関する法律)、厚生労働省「動物由来感染症」、公益社団法人 日本ペストコントロール協会等の公的機関・専門団体の情報を、コンテンツ制作ポリシー、ランキングに関する根拠をもとに解説しています。

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記事一覧の確認日:2026年10月3日

目次

大田区のハクビシンで区に頼めるのは3つ、相談先は電話ダイヤル

区に頼めるのは調査と設置と回収

大田区の事業で頼めるのは現地調査と箱わな設置、捕獲した個体の回収で、入口は委託事業の電話相談です。

頼めるのは現地調査と箱わな設置、捕獲した動物の回収

区のハクビシン・アライグマのページは、ハクビシン等被害対策委託事業の内容を3つ挙げています。

  • 現地調査
  • 箱わな設置(動物が入ると扉が閉まる箱形のわな)
  • 捕獲した個体の回収

委託事業は、区が事業者に任せて行う被害対策の事業のこと。

3つは委託事業の内容なので、作業をするのは区から作業を任された委託事業者と読むのが自然です。

エサの交換や見回りは内容の欄になく、使う人の条件として別に書かれています。

区のページの冒頭の説明。ハクビシンとアライグマは「海外から持ち込まれた外来生物」で、家屋への浸入や農作物の被害、生態系への影響が問題になっている、と書かれています。

相談先は、ハクビシン等被害対策委託事業の電話ダイヤル

箱わなの相談先は委託事業の電話相談ダイヤルで、区のページの問い合わせ先は環境政策課です。

スクロールできます
窓口 受付 聞くこと
ハクビシン等被害対策委託事業の電話相談ダイヤル 午前9時から午後5時まで(土曜日、日曜日、祝日及び年末年始を除く) 箱わなの設置の相談
環境政策課 環境政策担当(みどり推進・自然) 電話、FAX、メールフォームがある(受付時間は区のページに記載なし) 区のページの問い合わせ先(タヌキや見ただけのときの担当とは書かれていない)
※大田区「ハクビシン・アライグマの被害にお困りの方へ」(更新日2026年8月19日)をもとに作成

番号はこの記事に載せず、区のページの箱わな捕獲事業の欄で確かめる形にしました。

環境政策課は、そのページの末尾に問い合わせ先として載っている課です。

タヌキや目撃の担当と書かれているわけではないので、尋ねるときはその点も含めて聞くと話が早く進みます。

電話の前に、区が挙げる対策を一定期間続ける

区の案内の順番は、対策が先で、電話相談はそのあとです。

上記の対策を一定期間行っても被害がなくならない場合には、大田区で箱わなによる捕獲事業を実施しております。箱わな設置を希望される方は以下電話相談ダイヤルへご相談ください。設置には条件があります。

出典:大田区「ハクビシン・アライグマの被害にお困りの方へ」(更新日2026年8月19日)

「上記の対策」は区が挙げる6つの対策のことで、中身は寄せつけない対策の章に並べました。

「一定期間」が何日や何週間なのかは、区のページに書かれていません。

長さの目安を知りたい人は、ダイヤルに相談するときに尋ねてみましょう。

穴ふさぎと清掃は、区の事業の内容に入っていない

区の内容の欄に並ぶのは3つだけで、穴ふさぎと清掃はその中にありません。

区のページでの置き場所が違います。穴ふさぎと追払いは、箱わなを使う人が回収のあとにする条件です。清掃は「糞尿の被害があった場所を消毒液等で清掃する」として、対策の欄に書かれています。

つまり、この2つは自分で進めるか、自分で手配する作業です。

助成の案内。穴ふさぎの工事の助成は、区の環境関連の助成・補助制度の一覧にもハクビシン・アライグマのページにも案内がありません(2026年10月31日時点)。

家の中に跡があり、穴ふさぎや清掃の頼み先を比べたい人は、このあとの表で7社の対応地域や保証を見られます。

どの会社も区の事業の代わりにはなりませんし、並びは掲載順で順位ではありません。

庭の果樹や菜園だけの被害の人は、表を飛ばして箱わなの章へ進めます。

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害獣駆除、どこに相談する?

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Googleマップの口コミは4.9(172件)。スタッフ13名の紹介を公式に載せ、「相見積もり歓迎!相談だけでもOK!」と案内しています。

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各社の公式サイトをもとに編集しています。星評価や順位付けは行っていません。Googleマップの数値は各社の店舗(拠点)1か所の評価で、会社全体の評価ではありません。「最長」の保証期間がすべての施工に適用されるわけではありません。英字表記は公式ロゴではなく、編集部による表記を含みます。

上の3社が合わないときは、住んでいる地域や重視したいポイントで、ほかの相談先も比べてみてください。

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大田区のハクビシン箱わなは2週間で1基、条件は6つ

箱わなの条件を役割で分ける

箱わなは委託事業者が設置し、設置期間は2週間で1基、6つの条件を全部満たす人が使えます。

区の事業がすることと自分がすることを、表で分ける

区のページの設置条件と内容の欄を、この記事で場面ごとに並べました。

スクロールできます
場面 区の事業(委託事業者)がすること 自分がすること
相談のとき 現地調査(時期は区のページに記載なし) 実際に被害があること(天井裏への浸入や庭の果樹の食害など)
設置場所が自分の所有、管理する場所であること
設置のとき 箱わな設置(2週間・1基)
初回のエサを用意
設置時等の立ち合い
設置している間 区のページに記載なし 最低1日1回以上の見回り
エサの交換を適宜
捕獲できたとき 捕獲した個体の回収 速やかに業者へ回収の連絡
回収のあと 内容の欄に記載なし 侵入口をふさぐ、忌避剤等を使用しての追払い対策
※大田区「ハクビシン・アライグマの被害にお困りの方へ」(更新日2026年8月19日)の設置条件と内容の欄を、この記事で場面ごとに並べました

右の列を見ると、自分の役目は設置の前から回収のあとまで続くことが分かります。

区のページの条件は「全ての条件を満たす方」となっていて、どれか1つでも欠けると使えない書き方です。

必要なのは実際の被害と、自分が所有か管理する場所

条件の1つ目は、天井裏への浸入や庭の果樹の食害など、実際に被害があることです。

区のページは、被害の例を5つ挙げています。

  • 天井裏から大きな足音や動物の鳴き声がする
  • 天井裏、ベランダ、庭などに糞尿をされる
  • ペットのエサが何者かに食べられる
  • 池の魚を食べられる
  • 庭の果樹、野菜などが食べられる

足音だけで動物の種類までは決められないので、手がかりは尾と足跡の章で確かめられます。

2つ目は、設置場所が相談者の所有、管理する場所で、設置時等に立ち合い(その場にいること)ができることです。

賃貸や集合住宅の扱いは区のページにないので、窓口で聞く点に入れました。

見回りは1日1回以上、エサの交換と回収の連絡も自分で

設置している間の条件は3つで、どれも使う人の毎日の作業に近いものです。

設置している間に自分がすること
  • 最低1日1回以上の見回り
  • エサの交換を適宜(初回は業者が用意)
  • 捕獲できたら速やかに業者へ回収の連絡

区のページの文は「業者」とだけ書いているので、一般的な備えとして、連絡先は設置のときに尋ねておくと迷いません。

設置期間は2週間なので、捕獲できないままなら見回りも2週間続く計算です。

区のページにはない話ですが、出張や旅行で家を空ける予定がある人は、相談の時点で伝えておくと進めやすくなります。

費用はかからず、設置は2週間で1基

区のページの費用の欄を見ると、委託事業の現地調査と設置、回収に費用はかかりません。

設置期間は2週間で、設置数は1基です。

2週間で捕まらなかったときの延長については書かれていないので、窓口で聞く点に回しました。

費用の話はここまで。回収のあとの穴ふさぎや清掃にかかる費用について、区のページに案内はありません。民間に頼むときの費用の考え方は業者の章に書きました。

アライグマも対象で、タヌキは対象外

区のページはハクビシンとアライグマを同じページで案内し、捕獲の実績にもアライグマとハクビシンの両方が載っています。

タヌキの扱いを書いたのは、次の一文です。

(注釈1)タヌキはいかなる場合でも対象外となります。

出典:大田区「ハクビシン・アライグマの被害にお困りの方へ」(更新日2026年8月19日)

見た動物がどれか迷う人は、都の資料をもとにした見分けの章が役に立ちます。

タヌキだったときの問い合わせ先は、よくある質問に書きました。

屋内の設置や延長、捕獲後のことは窓口で聞く

次の6つは区のページに書かれていないので、この記事では「できる」とも「できない」とも書きません。

  • 天井裏など屋内に置けるか
  • 2週間で捕まらないときに延長できるか
  • 捕獲した個体がそのあとどうなるか
  • 申し込みから設置まで何日かかるか
  • 賃貸や集合住宅でも申し込めるか
  • 見ただけのときの窓口はどこか

箱わなのことは委託事業のダイヤル、見ただけのことは区のページの問い合わせ先の環境政策課に尋ねられます。

賃貸に住んでいる人へ。区の決まりとは別の一般的な注意として、大家や管理会社に早めに話しておきましょう。費用の負担が気になる人には、賃貸の害獣駆除費用は誰が払うのかの記事があります。

アライグマの一般的な流れはアライグマは捕獲後どうなるかの記事に書きましたが、大田区の扱いとは分けて読む内容です。

大田区のハクビシン、箱わなの回収後は穴ふさぎが自分の番

回収後の穴ふさぎは自分の番

区の条件の最後は回収後の侵入口ふさぎと追払いで、捕まえたあとの家の対策は自分の側に残ります。

条件の最後は、回収後の穴ふさぎと追払い

設置条件の項目の最後に、回収のあとの話が書かれています。

箱わな回収後は、侵入口をふさぐ、忌避剤等を使用しての追払い対策をすること

出典:大田区「ハクビシン・アライグマの被害にお困りの方へ」(更新日2026年8月19日)

箱わなの事業の内容に穴ふさぎは入っていないので、回収されても侵入口(動物が出入りする穴やすき間)はそのままです。

条件の見出しは「全ての条件を満たす方」で、この項目もその条件の1つ。

相談する段階で、回収のあとに誰がふさぐのかを考えておくと、捕まったあとに慌てずに済みます。

自分の番といっても、工務店などに頼んでいい

ここでいう「自分の番」は、自分の手で工事をする番ではなく、自分で手配する番のことです。

区のページの対策の欄は、1番目にこう書いています。

工務店等に依頼して侵入口を塞ぐ。

出典:大田区「ハクビシン・アライグマの被害にお困りの方へ」(更新日2026年8月19日)

回収後の条件の文には、誰がふさぐかの指定がありません。

一方で対策の欄に工務店等への依頼が挙がっているので、頼む形も区のページの中に出てくる選択肢といえます。

自分で進めたい人へ。害獣の侵入口を塞ぐ方法に、見つけ方と材料の使い分けをまとめました。工事の費用については先ほどの節のとおり、区のページに助成の案内がありません。

忌避剤で追い払うときは、都の注意も読んでおく

区の条件にある忌避剤は、においなどで動物を遠ざける薬剤で、煙で広げるくん煙式なども含みます。

屋根裏で使うときについて、東京都の注意は次の文です。

屋根裏にアライグマ・ハクビシンが侵入した際、忌避剤(くん蒸式・くん煙式の殺虫剤等)を使用することで、その場から動物を追い出すことはできる可能性があります。しかし、逃げた個体が別の家に逃げ込み、今度はそこで被害を起こしてしまうことが考えられ、忌避剤の使用は、数を減らすという根本的な解決策には繋がりません。また密閉空間でないと、くん煙が全体に行きわたらず、そのまま動物が屋根裏に居続けてしまい、効果がないことも考えられます。

出典:東京都環境局「被害を防ぐために」(更新日2026年4月6日)

区は追払いを条件に入れ、都は追い出したあとの行き先や、すき間の多い屋根裏での広がり方に注意を促しています。

穴ふさぎと切り離さずに考えるのが、両方を並べたときの読み方です。

効かない原因の話は、ハクビシンに忌避剤が効かない原因は4つの記事で詳しく扱いました。

糞尿の跡の清掃も、区の対策の欄に入っている

区の対策の欄の最後には、糞尿の被害があった場所を消毒液等で清掃するとあります。

内容の3つにはない作業で、自分の側の対策として並んでいる形です。

天井裏のように自分で入りにくい場所は、清掃そのものを誰に頼むかも一緒に考える必要が出てきます。

天井にシミが出ている人へ。見た目の修理より先に確かめたいことがあります。ハクビシンで天井にシミが出たときの記事に、張り替えの前にやることをまとめました。

家の中に跡がある人は、穴ふさぎの見積りをペスコンproへ

天井裏や壁、床下に音や跡が続く人は、どこをふさぐのかを先に見てもらうと次の作業を決めやすくなります。

ペスコンproの公式サイトが駆除の流れに挙げるものの例が、侵入口の封鎖、除菌・消臭です。

現地調査と見積りに費用がかからないので、家を見てもらったうえで作業の範囲を聞けます。公式のよくある質問の答えも、見積もりを依頼したあとに断っても「問題ありません」です。

現地調査と見積りに費用がかからないペスコンproは、天井裏や床下に跡がある人が穴ふさぎの範囲を聞く先として使えます。

区の事業の代わりではなく、区の内容に入っていない回収後の作業を相談する先という位置づけです。

庭の果樹や菜園だけの被害の人へ。区が挙げる対策と箱わなの相談から進められます。

回収後の作業を決めかねている人は、自分の家でどこをふさぐ話になるのかを聞いてみませんか。

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大田区のハクビシンとアライグマ、箱わなの数字はこう読む

設置と捕獲の数字の読み方

区の表は設置の件数と捕獲の頭数で、単位が違う2つの数字です。

設置は130件で捕獲は22頭、ハクビシンが16頭

区のページの箱わな設置件数・捕獲実績は、令和7年度の分が載っています。

スクロールできます
項目 令和7年度
箱わな設置件数 130件
捕獲数合計 22頭
うちアライグマ 6頭
うちハクビシン 16頭
※出典:大田区「ハクビシン・アライグマの被害にお困りの方へ」(ページの更新日2026年8月19日)

捕獲数の内訳はアライグマ6頭とハクビシン16頭で、足すと22頭です。

ハクビシンの方が多い年度だったことは、この表から読み取れます。

件と頭は単位が違い、捕獲の割合は区も出していない

設置件数は件、捕獲数は頭で数えているので、そのまま割り算できる数字ではありません。

「130件のうち22件で捕まった」という言い換えも、この表からは無理です。

1件あたりの頭数や捕獲の割合は、区のページに載っていません。

成功率としては読まない。箱わなを頼むかどうかを決めるときは、割合よりも6つの条件を自分が満たせるかを見る方が手がかりになります。

区の数字は1年度分で、被害の多さまでは分からない

区のページにある数字は令和7年度の分だけで、前年度と比べて増えたか減ったかは分かりません。

ほかの地域より多いのか少ないのかも、この表だけでは言えない内容です。

ハクビシンの分布を説明した東京都の文は、次の1行。

一方、ハクビシンは多摩地域だけでなく区部のほぼ全域に広く分布していると考えられています。

出典:東京都環境局「東京都のアライグマ・ハクビシンの被害及び対策の状況について」(更新日2026年4月6日)

区部は東京23区のことで、大田区だけの話ではありません。

大田区の外の窓口は、東京都の害獣駆除の記事に区市ごとに並べました。

品川区のハクビシンの記事は、区の窓口がしてくれることの範囲が大田区と違います。

大田区のハクビシンとアライグマ、タヌキは尾と足跡で見分ける

尾と足跡で見分ける

都の資料が挙げる目印は尾と足跡、被害状況で、区の事業の対象かどうかもここで分かれます。

アライグマは尾の縞、ハクビシンは長い尾、タヌキはふさふさ

姿を見たときの手がかりは尾で、都の見分け方の資料は3種を次のように説明しています。

スクロールできます
動物 尾 足跡 被害状況(都の資料)
ハクビシン 長い 指は5本で爪跡は不明瞭 雑食、赤系統のブドウ、トウモロコシ
アライグマ 黒い縞が5〜7本 指は5本で爪跡は明瞭 動物質への依存度が高い、果樹、トウモロコシ、スイカ、鶏
タヌキ 太くふさふさ 指は4本で全体に丸く爪痕は明瞭 イモ類、マメ類、トウモロコシ、カキ
※東京都「アライグマ・ハクビシン・タヌキ・アナグマの見分け方」をもとに作成

資料の記載を並べると、黒い縞が見えたらアライグマ、太くふさふさならタヌキと分けられ、タヌキは区の事業の対象外です。

顔や尾の写真は都の資料にあるので、見た姿と並べると分かりやすくなります。

ほかの見分け方は、アライグマとハクビシンの見分け方の記事に載せました。

足跡は指の数と爪あとの出方で見る

姿を見ていなくても、庭やベランダの足跡は手がかりになります。

足跡に残る爪のあとが、資料でいう爪跡です。

  • ハクビシン:指は5本で、爪跡は不明瞭
  • アライグマ:指は5本で、爪跡は明瞭
  • タヌキ:指は4本で全体に丸く、ネコに似ているが爪痕は明瞭

資料の記載を並べると、指の数でタヌキを分け、爪跡の出方でハクビシンとアライグマを分けられます。

足跡の図は都の資料に載っているので、見比べてみましょう。

資料に載っていない動物と迷うときは、ハクビシンに似た動物の見分け方の一覧が役に立ちます。

食べられた作物も、都の資料で手がかりになる

都の資料は、3種の被害状況も分けて書いています。

ハクビシンは雑食(植物も動物も食べること)で、作物では赤系統のブドウとトウモロコシです。

アライグマは動物質への依存度が高く、タヌキの欄にはイモ類やマメ類、カキがあります。

トウモロコシは3種すべての欄に登場。作物だけで動物を決めることはできないので、尾や足跡と合わせて見ると手がかりが増えます。

大田区のハクビシンを自分で捕まえる前に、法律の決まりを確かめる

自分で捕まえる前に法律を確かめる

区のページは許可なく捕獲できないと案内し、都と環境省は狩猟を除いて原則禁止と説明しています。

区は許可なく捕獲できないと案内し、環境省は原則禁止と説明する

区のページは、鳥獣保護管理法(野生の鳥獣の捕獲を定める法律)を挙げて注意を呼びかけています。

区民の皆様がむやみに捕獲することはできませんのでご注意ください。

出典:大田区「ハクビシン・アライグマの被害にお困りの方へ」(更新日2026年8月19日)

環境省の捕獲許可制度の概要も、狩猟により捕獲する場合を除いて、原則として捕獲を禁止と説明しています。

狩猟には狩猟免許と登録が必要で、被害の相談とは別の話です。

住宅の敷地内の狭い例外を含む細かい決まりと罰則は、害獣を勝手に捕獲すると違法かどうかの記事に分けて書きました。

許可の申請先は東京都で、自分で捕まえるのはすすめない

許可を受ける場合の窓口は東京都環境局で、大田区ではありません。

都のページは、アライグマとハクビシンも外来生物として有害鳥獣捕獲(被害を防ぐために許可を受けて捕獲すること)の対象にしていると書いています。

ただ、許可の話が出てくるからといって、自分でわなを置くことをこの記事ではすすめません。

大田区の委託事業も選択肢。現地調査から回収までは委託事業者が行うので、条件を満たす人はそちらを相談できます。

アライグマは特定外来生物、ハクビシンは違う

区のページの「外来生物」と、法律でいう特定外来生物(外来生物法で飼育や運搬などが規制される生物)は別の言葉です。

環境省の一覧を見ると、アライグマは載っていて、ハクビシンは載っていません。

都の計画にも、ハクビシンについて次の一文があります。

ただし、ハクビシンは特定外来生物ではないため、捕獲は鳥獣保護管理法に基づく捕獲許可を受けたものである。

出典:東京都「東京都アライグマ・ハクビシン防除実施計画」(令和8年度改定)

防除実施計画と大田区。防除実施計画は、都がアライグマとハクビシンについて定めた計画で、期間は令和8年4月1日から令和13年3月31日まで。大田区はこの計画の表で平成26年度の参加です。表の注に参加年度と捕獲開始年度は異なる場合があるとあるので、事業の始まりの年とは読めません。

アライグマの方法の違いは、アライグマの駆除方法は3つの記事で扱いました。

大田区のハクビシン駆除、業者に頼むのは区の事業の外側

業者に頼むのは区の事業の外側

業者に頼む作業は、区の内容の3つに入っていない穴ふさぎや清掃です。

頼むのは穴ふさぎや清掃など、区の内容にない作業

区の事業と民間の業者では、受け持つ作業が違います。

スクロールできます
作業 区のページでの書かれ方
現地調査・設置・回収 委託事業の内容
侵入口をふさぐ 回収後の条件、対策の欄(工務店等に依頼)
糞尿の跡の清掃 対策の欄(消毒液等で清掃)
※大田区「ハクビシン・アライグマの被害にお困りの方へ」(更新日2026年8月19日)をもとに作成

下の2つを自分で進められない人は、頼み先を探しましょう。

業者に何を聞くかは、ハクビシン駆除業者の選び方は3点の記事に書きました。

費用は被害や建物の広さで変わるので、内訳で比べる

国民生活センターは、駆除の作業内容と料金は住宅の大きさや構造、発生の原因や状況によってさまざまになるのが一般的だと説明しています。

金額だけ先に聞いても、家を見ないと比べる土台がそろいません。

見積りでそろえて聞くこと
  • 穴をふさぐ場所と数
  • 清掃や消毒が見積りに入っているか
  • 保証の範囲と年数

相見積もりは、何社かに見積もりを頼んで比べることです。

比べ方の順番は、害獣駆除の見積もり比較の記事にまとめました。

費用が変わる仕組みそのものは、費用は動物・被害・家の広さの3つで変わるという記事で別に扱っています。

ネットの格安表示だけで決めない

国民生活センターの報道発表(令和6年4月24日)は、ネットの表示と実際の料金が違うトラブルに注意を呼びかけています。

慌てて検索し、格安料金を表示する業者に来てもらったら高額な料金を提示された、という事例です。

同じ発表によると、2023年度の相談は2022年度の同期の約1.5倍で、2,000件を超えました。

この数字の範囲。害虫・害獣駆除サービス全般の相談で、ハクビシンに限った話ではありません。

天井裏の足音が続くと焦りますが、その場で決めずに見積りの内訳を見てから決めましょう。

家の中の跡で迷ったら、現地調査に費用がかからないペスコンpro

迷ったら、現地調査と見積りに費用がかからないペスコンpro。

選ぶ理由は3つあります。

ペスコンproを取り上げる理由
  • 家の中は、見てもらわないと穴ふさぎの範囲が分からない
  • 現地調査と見積りに費用がかからない
  • 見積もりのあとに断っても問題ない(公式のよくある質問)

スタッフには、防除作業監督者(防除作業を監督する立場の人)や、わなで猟をするためのわな猟の狩猟免状を持つ人が在籍しています。

料金の案内の仕方。公式の説明では、最低料金は表示せず、被害状況を聞いて案内します。料金を決める要素は、害獣の種類、被害状況、建物面積、予防範囲、薬剤選定の5つです。

口コミの傾向は、ペスコンProの評判の記事に書きました。

天井裏や床下に跡がある人は、ペスコンproに足音や跡の場所を伝えるところから始められます。

対応地域と保証の範囲は、見積りのときに聞く

ペスコンproにも、先に知っておきたい範囲があります。

スクロールできます
項目 公式サイトにある内容
対応地域 首都圏が中心
受付 9:00〜18:00、年中無休
保証 最長10年(施工箇所の破損に限る)
※ペスコンpro公式サイトより(2026年10月確認)

保証は施工箇所の破損に限るという条件つきで、施工箇所は工事をした場所のことです。

見積りのときに聞いておくこと
  • 大田区の住所で対応に入るか
  • 侵入口の封鎖、除菌・消臭のうち、どこまでが見積りに入るか

自分の家がどこまでの作業になるのかは、家を見てもらうと分かります。

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大田区のハクビシンを寄せつけない、区の6つの対策

区が挙げる寄せつけない対策

区が挙げる対策は6つで、箱わなの相談の前に続ける内容でもあります。

エサを外に置かず、果物や野菜は早めに収穫する

区の対策のうち2つは、食べ物を外に残さないという話です。

  • ペットのエサや生ごみを外に放置しない
  • 敷地内の果物や野菜は早めに収穫する

区の被害例にも「ペットのエサが何者かに食べられる」「庭の果樹、野菜などが食べられる」が並んでいます。

ペットのエサを食べ終わったら下げる、生ごみを外に置かないといった点は、今夜から変えられる作業です。

庭の果樹や菜園の被害が中心の人は、ここと箱わなの条件を合わせて見ると次の動きが決まります。

屋根やベランダに登れる枝を切り、侵入口をふさぐ

残りの対策のうち2つは、家に近づく道と入る口の話です。

  • 屋根やベランダに登れるような庭木の枝をせん定する
  • 工務店等に依頼して侵入口を塞ぐ

せん定は、庭木の枝を切ること。

侵入口をふさぐ対策は、箱わなの相談の前にも回収の後にも出てきます。

どの穴をふさぐのか分からない人は、工務店などに頼む話のとおり、見てもらう形でも構いません。

市販の忌避剤を使い、糞尿の跡は消毒液などで清掃する

最後の2つは、市販の忌避剤等を使用し寄せ付けないようにすることと、糞尿の被害があった場所を消毒液等で清掃することです。

忌避剤の効き方を区のページは数字で示していないので、一般的な備えとして、足音や跡の変化を日付つきでメモしておきましょう。

メモはそのまま相談に使える。どの対策をいつから続けているかが分かると、一定期間のあとにダイヤルへ相談するときに状況を説明しやすくなります。

屋根裏で使うときの都の注意は、忌避剤の節に載せました。

大田区のハクビシン・アライグマ・タヌキで気になる質問

よくある質問

区のページに書かれていることと、窓口で聞くことを分けて答えます。

大田区の箱わなに費用はかかりますか?

区の事業の現地調査、箱わな設置、捕獲した個体の回収は、費用がかからない内容です。回収後の穴ふさぎの費用については、区のページに案内がありません。詳しくは費用の節に書きました。

賃貸に住んでいても、区の箱わなを申し込めますか?

区の条件は「設置場所が相談者の所有、管理する場所」までで、賃貸の扱いは区のページにありません。申し込めるかどうかは窓口で聞く点です。ほかに聞く点は窓口で聞く節にまとめました。

庭にいるのがタヌキだったら、どこに相談すればいいですか?

タヌキは区の箱わなの対象外で、専用の案内も区のページにないため、問い合わせ先の環境政策課に尋ねられます。捕獲の決まりは法律の章、庭の対策はタヌキが庭を荒らす原因と対策の記事が参考です。対象の話はアライグマとタヌキの節に書きました。

穴ふさぎや清掃も、区の事業でしてもらえますか?

区の内容の欄は現地調査、設置、回収の3つです。穴ふさぎは回収後の条件、清掃は対策の欄に書かれています。自分で手配する話は回収後の章にまとめました。

ハクビシンを見かけただけでも、区に連絡していいですか?

箱わなの条件は実際に被害があることで、見ただけの窓口は区のページに案内がありません。問い合わせ先の環境政策課に尋ねましょう。ほかの確認点は窓口で聞く節にあります。

まとめ:大田区のハクビシンは区に3つ頼み、穴ふさぎは自分で手配しよう

まとめ

大田区でハクビシンやアライグマの被害が続く人は、対策のあと委託事業の電話相談ダイヤルに相談しましょう。

調査・設置・回収は区の事業に任せ、見回りと回収後の穴ふさぎは自分の役目として進めます。

記事のポイント
  • 区の事業に頼めるのは現地調査・設置・回収の3つ(3つの節)
  • 箱わなは2週間で1基、条件は6つ(役割の表)
  • 回収後は穴ふさぎと追払いが自分の番(回収後の章)
  • 区のページにないことは窓口で聞く(窓口で聞く節)

今日できるのは、足音や跡の場所と、続けている対策を日付つきでメモすること。

そのメモがあれば、一定期間のあとにダイヤルへ相談するときも、業者に家を見てもらうときも同じ説明で済みます。

タクミ

足音の場所をメモして、相談の準備をしよう

庭の果樹や菜園だけの被害の人は、区が挙げる対策を続けて箱わなの相談へ進めます。

家の中に跡がある人は、穴をどこまでふさぐ話になるのかを先に知っておくと、回収のあとで慌てません。

現地調査と見積りに費用がかからないペスコンproなら、見積りを見てから頼むかどうかを決められます。

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