【結論】屋根裏の動物駆除は市役所に頼める?対応は区市で3通り、頼めても捕獲まで

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屋根裏の動物駆除は市役所に頼める?
タクミ

屋根裏の足音、役所に電話したら捕まえてくれるのかな…。

この記事では、屋根裏の動物駆除を市役所に頼めるかと、頼めても残る作業を解説します。

結論:屋根裏の動物駆除は市役所に頼める?
  • 対応は区市で3通り(区市の手配で捕獲まで/わなを貸す/動物によっては市で捕まえない)
  • 頼めても捕獲までで、侵入口の封鎖や糞の掃除は残る
  • 屋根裏の中にはわなを置かない区市もある
  • 迷ったら、現地調査と見積りに費用がかからず、屋根裏の足音から封鎖までの公式事例があるペスコンpro

捕まえてもらっても、入り口が開いたままだとまた入られると新宿区は案内しています。

区市の事業が使えるかは電話で聞けるので、事業の外の作業だけ業者に見てもらう順番で十分です。

首都圏で屋根裏の足音や糞、天井のシミがある人は、ペスコンproに見てもらうと侵入経路を写真や動画で教えてもらえます。

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この記事の執筆者

守谷タクミ(害獣駆除エリアナビ編集者)

  • 害獣被害の相談先と対策を、公的機関・専門団体の情報をもとに整理
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動物への接し方は長岡京市の野生動物への注意案内などを参考にしています。各自治体の制度を他地域に適用するものではありません。

記事一覧の確認日:2026年10月3日

目次

屋根裏の動物駆除は市役所に頼める?対応は区市で3通り

市役所の対応は区市で違う

見るところは、だれがわなを置くかと、どこまでが区市の事業か、の2つです。

関東の13区市の対応を、公式ページの言葉で比べる

関東の13区市の公式ページを読むと、屋根裏の動物への対応は区市の手配で捕獲まで進む所、わなを貸す所、ハクビシンなど動物によっては市で捕まえない所の3通りに分かれました。

区市名を押すと、その区市の制度をくわしく書いた記事に移れます。

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区市 だれがわなを置くか 屋根裏など家の中へのわな 侵入口と掃除 費用の書き方 窓口
港区 区が委託した専門業者が現地調査し、資格を有する業者が捕獲・引取り — 侵入口や隙間の遮断作業・糞の清掃(軽微な場合を除く)は行わない
回収時の周辺の消毒は要望に応じて行う
餌代は自己負担 環境課(各地区総合支所の協働推進課も)
新宿区 区の予算の範囲内で委託業者が捕獲・処分 — 侵入口の遮断作業は自分で工務店などの業者へ — 環境対策課
文京区 有資格業者が箱わなを設置 庭等屋外のみ 捕獲以外の侵入口の遮断作業やクリーニング等は行わない — 環境政策課
板橋区 区が委託した専門業者が箱わなを設置 — 侵入路を塞ぐ施工、ふん尿撤去・清掃・雑菌消毒処理は自分で専門業者へ 設置から処分まで区が費用を負担(エサのみ用意) 環境政策課
横浜市 専門業者が「はこわな」を設置・回収(住居内への侵入被害に限る) — 足音が止んだあと、必要に応じて専門業者に修繕等を頼むよう案内 — 環境活動事業課(2026年10月時点で今年度は終了の表示)
川崎市 委託した業者が檻を仕掛ける・手捕り 庭先に檻(原文の言葉) — — 動物愛護センター
さいたま市 ハクビシンは実害があれば現地確認の上、助言や捕獲等(だれが置くかは記載なし) — いないとき・追い出した後に侵入口を塞ぐよう案内 — 各区役所くらし応援室
千葉市 箱ワナを貸し出し(委託事業者が届ける)、使う人が1日1回以上見回る — — — 自然保護対策室
浦安市 市の職員が捕獲器を設置(2020年更新) 天井裏・床下を含め屋内への設置は行わない — 費用はかからない(餌代は自己負担) 環境衛生課
春日部市 わな猟免許を持つ市の委託業者がアライグマ捕獲器を設置 屋根裏など家屋内への設置はできない 軒下や床下に侵入口がないか点検するよう案内 餌は依頼者が準備・補充 リサイクル衛生課
水戸市 ハクビシンは市では駆除や捕獲などを行っていない(2022年更新)
アライグマは市で捕獲及び駆除を実施(2026年4月更新)
— 追い払って出入り口をふさぐよう案内、できない場合は消毒業者などへ — 環境保全課
熊谷市 アライグマは環境政策課が捕獲檻(はこわな)を設置、アライグマ以外は市で捕獲しない(2022年更新) 原則個人の敷地内で、建物の外(建物内の駆除は専門業者へ) 協会の会員業者に頼んだ封鎖や清掃などは補助の対象(2026年4月更新) 駆除は有償、費用の一部が補助される 環境政策課
つくば市 タヌキは業者に委託するか自分で追い払う、コウモリは市で駆除や捕獲を行わない — 隙間をふさぐ、くん煙剤などで追い払うよう案内(タヌキ) コウモリは業者で自己負担 生物多様性推進室
2026年10月23日に各区市の公式ページで確認。今回確かめた範囲の例で、他の区市は異なります。制度は年度で変わります。—は公式ページに記載がない項目

表のとおり、同じ関東でも区市ごとに中身が違います。

「市役所は屋根裏の動物を駆除しない」とも「頼めば全部やってくれる」とも、ひとまとめには言えません。

港区や横浜市などは、区市の手配で捕獲まで進む

今回の13区市のうち9区市は、区市の手配で捕獲まで進める事業を持っていました。

港区は、区が委託した専門業者が現地を調べ、必要と認めれば資格を有する業者が捕獲・引取りをします。

対象の例に「天井裏から大きな足音や物音がする」が入っているのも、屋根裏で困っている人には大事なところ。

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区市 置く人 設置期間(原文)
港区 委託業者・資格を有する業者 原則2週間
新宿区 委託業者 1週間(最長4週間まで)
文京区 有資格業者 原則2週間
板橋区 委託した専門業者 原則1週間(最長4週間まで)
横浜市 専門業者 1年間のうち一人当たり2週間まで
浦安市 市の職員 3週間
春日部市 市の委託業者 設置した日から2週間

新宿区は東京都アライグマ・ハクビシン防除実施計画(都が決めた捕獲の計画)に同意して、捕獲事業を行っています。

浦安市は委託業者ではなく市の職員が捕獲器を置き、さいたま市はハクビシンについて、実害があれば現地確認の上で「防除対策の助言や捕獲等」を行う形です。

川崎市は、委託した業者が庭先に檻を仕掛けたり、手捕りで駆除したりします。

千葉市は箱ワナを貸し出し、見回るのは自分

千葉市は、ハクビシン・アライグマ用の箱ワナを住民に貸し出す形です。

業者が置いてくれる区市とは、自分でやることの多さが変わります。

千葉市の箱ワナの貸出の流れ
  • 委託事業者が自宅に箱ワナを届ける
  • 委託事業者が届けた箱ワナを使い、設置期間中は1日1回以上見回る
  • 捕獲したら市に連絡する
  • 委託事業者が回収する

貸出の期間は、原則設置日から1か月間とされています。

借りた箱ワナを屋根裏の中に置いてよいかは、千葉市のページに書かれていません。

屋根裏で足音がする人は、申し込むときに置ける場所を窓口で確かめておきましょう。

水戸市と熊谷市は、ハクビシンを市では捕まえない

水戸市のよくある質問は、屋根裏に住み着いたハクビシンの相談にこう答えています(2022年更新)。

市では、ハクビシンなどの駆除や捕獲などは行っておりません。

出典:水戸市「ハクビシンが屋根裏に住み着いたので、市で対処してもらえないか。」

ハクビシンについて水戸市は、追い払って出入り口をふさぐよう案内し、できない場合は消毒業者などへの相談をすすめています。

一方でアライグマは「市で捕獲及び駆除を実施しております」と、水戸市の別のページ(2026年4月更新)に書かれていました。

熊谷市も、動物によって市の対応が分かれます(2022年更新)。

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動物 熊谷市の対応(原文から)
アライグマ 環境政策課が捕獲檻(はこわな)を設置。仕掛ける場所は原則個人の敷地内で、建物の外
タヌキ・ハクビシンなど 市では捕獲しない。屋根裏等の建物内の小動物の駆除は所有者等管理者が行う

建物内の駆除は専門業者に依頼するよう書き、埼玉県ペストコントロール協会を案内しました。

熊谷市には、業者に頼んだ費用の一部が補助される制度も。協会の会員業者に頼んだ場合が対象で、条件は補助金の章で紹介しています。

つくば市のページは、タヌキは業者に委託するか自分で追い払う、コウモリは市で駆除や捕獲を行わない、という動物ごとの書き方です。

予算の上限で、年度の途中に受付が終わる事業もある

使える事業がある区市でも、年度の途中で受付が止まることがあります。

横浜市の「はこわな」の事業の欄には、2026年10月時点で次の表示が出ていました。

※本事業は予算の上限に達したため、今年度の事業を終了いたしました。

出典:横浜市「野生動物による生活被害について」

文京区は「予定数に達した時点で受付終了」、熊谷市の補助金も「予算額に達した時点で受付を終了」と書いています。

だから電話では、最初に今年度の受付がまだあるかを聞くのが早道です。

区市の事業で足りない作業は、7社の表で頼む先を比べる

区市の事業の外を頼む会社は、次の3つで選ぶと絞りやすくなります。

頼む先を選ぶ3つの目安
  • 住まいが対応エリアに入っているか
  • 現地調査と見積もりに費用がかかるか
  • 侵入口の封鎖と掃除まで相談できるか

迷ったら、現地調査と見積りに費用がかからないペスコンproに屋根裏を見てもらうところから。

公式の駆除の流れには、追い出しのあとの消毒と侵入口の封鎖まで入っています。

区市の事業で捕まえたあとに残る侵入口の封鎖や清掃も、現地調査のときに相談できる形です。

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屋根裏の動物駆除を市役所に頼めても、侵入口と掃除は残る

頼めても侵入口と掃除は残る

区市の事業で頼めるのは捕まえるところまでで、屋根裏の中の作業や、入り口をふさぐ作業は含まれないと書く区市があります。

文京区と浦安市、春日部市は、屋根裏の中にわなを置かない

屋根裏で困っている人が真っ先に確かめたいのは、わなを置く場所です。

文京区の防除事業(区が被害を減らすために行う取り組み)の内容は、次のように書かれています。

有資格業者による箱わなの設置(庭等屋外のみ)と餌の交換

※捕獲以外の侵入口の遮断作業やクリーニング等は行いません

出典:文京区「アライグマやハクビシンの被害を防ぐために」

浦安市(2020年更新)は「捕獲器は敷地内のみで、天井裏、床下を含め屋内への設置は行いません」とし、春日部市も「屋根裏など家屋内への設置はできません」と書きます。

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区市 置く人 置く場所の決まり
文京区 有資格業者 庭等屋外のみ
浦安市 市の職員 敷地内のみ、天井裏・床下を含め屋内には置かない
春日部市 市の委託業者 地面の上、屋根裏など家屋内には置けない

3区市とも、わなを置くのは屋外で、屋根裏の中には置きません。

港区や横浜市は家への侵入被害を対象にしていますが、わなを置く場所までは書かれていないので、申し込むときに聞いておきたいところです。

侵入口をふさぐ作業は、港区など4区の事業に入らない

侵入口(動物が出入りする穴やすき間)の遮断作業(ふさぐ作業)は、港区・新宿区・文京区・板橋区の4区とも区の事業に入っていません。

ただし、書き方は区ごとに違うので、原文の言い方で並べます。

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区 侵入口についての原文
港区 侵入口や隙間の遮断作業…は行いません(要望に応じて自分で業者へ)
新宿区 侵入口の遮断作業は、ご自身で工務店などの業者へご依頼ください
文京区 捕獲以外の侵入口の遮断作業やクリーニング等は行いません
板橋区 侵入路を塞ぐ施工は、自己負担を判断の上で、ご自身で専門業者へ

新宿区だけは、頼む先の例に工務店などを挙げました。

板橋区は、事業の注意事項で「侵入路を塞ぐ施工」と書いています(アライグマのページは「進入路」)。

4区とも、ふさぐ作業は区の事業の外という点は共通です。

糞の掃除は区の事業の外、港区は周辺の消毒だけ行う

掃除と消毒の線の引き方は、区によって少しずつ違うのが特徴です。

港区は、捕獲できたときの扱いを次のように書いています。

捕獲された場合には、ご要望に応じて箱わな回収時に周辺の消毒については行いますが、侵入口や隙間の遮断作業・糞の清掃(軽微な場合を除く)は行いませんので、ご要望に応じてご自身で業者へご依頼ください。

出典:港区「ハクビシン・アライグマ対策」

つまり港区は、回収時の周辺の消毒は行うものの、糞の清掃は軽微な場合を除いて行いません。

文京区は「クリーニング等は行いません」、板橋区はふん尿撤去・清掃・雑菌消毒処理を自分で専門業者へ頼むよう書いています。

天井裏の糞の片づけ方は、別の記事にまとめました。掃除と消毒の考え方はハクビシンで天井にシミが出たときにやること、荒れた断熱材はネズミが天井裏の断熱材を荒らす理由の記事にあります。

新宿区のページは、掃除や消毒についてはふれていません。

捕まえても侵入口が残れば、また入られる

区の事業で捕まえてもらっても、それで終わりにはなりません。

新宿区は、侵入口の作業を区がしない理由を一文で添えました。

ハクビシンを捕獲しても侵入口があれば再び侵入されてしまいます。

出典:新宿区「アライグマやハクビシンからの被害を防ぐために」

横浜市も、追い出しに成功しても侵入口をそのままにすると再び侵入される可能性があると書いています。

酒田市は、不完全な修繕や残った侵入口があると侵入が繰り返されると注意していました。

捕獲のあとに残る封鎖と掃除は、ペスコンproの公式の流れに入っている工程です。

屋根裏の動物駆除を市役所に頼める人、頼めない人

市役所に頼める人と頼めない人

港区・文京区・板橋区の事業は、実害があること・所有者側の了承や依頼・毎日の見回りが条件です。

鳴き声や見かけただけでは、対象にならない区がある

港区・文京区・板橋区の事業でまず問われるのは、実害(糞尿や物音など、実際に出ている被害)があるかどうかです。

文京区は対象について、次の注意書きを添えています。

※庭や道路等で見かける、鳴き声が聞こえる等は対象となりません

出典:文京区「アライグマやハクビシンの被害を防ぐために」

港区も「見かけた」など実害が出ていない場合を対象外とし、板橋区は「目撃のみで、実害が発生していない場合」を外しています。

さいたま市は、ハクビシンは目撃や感情的理由だけでは捕獲できないと書きました。

一方で港区は、対象の例に「天井裏から大きな足音や物音がする」を挙げています。

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区市 対象にならない例(原文)
文京区 庭や道路等で見かける、鳴き声が聞こえる等
港区 「見かけた」など実害が発生していない場合
板橋区 目撃のみで、実害が発生していない場合

音をどう扱うかは区によって線が違うので、糞やシミの記録もそろえておくと話が早くなります(記録の章)。

文京区と板橋区では、申し込めるのは家の所有者か管理者

文京区と板橋区で申し込めるのは、被害のある家の所有者(持ち主)か管理者です。

文京区と板橋区は申込者を所有者か管理者とし、港区は所有者の了承を条件にしています。

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区 申込者・所有者についての原文
文京区 被害のある場所の所有者や管理者であること
板橋区 被害のある建造物の所有者または管理者の方からの依頼であること
港区 建物等の所有者から了承が得られない場合は対象外

ただし条件は区市ごとに違うので、申込者の条件も電話で一緒に聞いておくと二度手間になりません。

管理会社のある集合住宅や賃貸は、先に管理会社へ

マンションやアパートは、区の事業の外になる場合も。

新宿区のページにある事業の対象の書き方が、こちら。

次のいずれかの被害が発生している、「区内住宅(集合住宅等で管理会社及び管理組合が管理している場合を除く)・寺社等」が対象となります。

出典:新宿区「アライグマやハクビシンからの被害を防ぐために」

管理会社や管理組合がある建物は、まずそちらが相談先です。

文京区・板橋区は申込者を所有者か管理者に、港区は所有者の了承を条件にしているので、賃貸なら先に大家さんか管理会社へ連絡しておきましょう。

費用をだれが持つかは、契約と状況しだい。賃貸で害獣が出たときの考え方は、賃貸の害獣駆除費用は誰が払うかの記事で取り上げました。

自分で業者を呼んでしまう前に、建物の管理側に一報を入れておくと話がこじれにくくなります。

わなの見回りや餌の用意は、頼んだ人の役目

業者がわなを置いてくれる区でも、毎日の見回りは頼んだ人の役目です。

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区市 頼んだ人がすること(原文から)
港区 立ち合い、毎日の見回り、初回以降の餌の取りかえ(餌代は自己負担)、捕獲時の連絡
文京区 毎日の見回り等、捕獲できたときの連絡
板橋区 立ち会い、毎日の見回り、エサの用意、捕獲時の連絡
千葉市 借りた箱ワナを使い、1日1回以上見回る
春日部市 餌の準備・補充、毎朝の確認

港区は、申出者が毎日見回れない場合を対象外としました。

春日部市は、毎朝アライグマが捕獲されているか捕獲器の状況を確認するよう書いています。

旅行や出張で家を空ける予定がある人は、設置の時期を窓口と相談しておくと申し込みがスムーズです。

港区など4区と横浜市は、使えるのは年に1回まで

港区・新宿区・文京区・板橋区で事業が使えるのは、年度内に1回まで。

港区と新宿区は「同一地への実施は、年度内1回」、板橋区は「箱わなの設置は、年度内1回まで」と書いています。

文京区は「防除事業の利用は年度内に1回限り」、横浜市は「ご利用は1年間に1度限り」です。

1回で捕まらなかったときは、次の手を考えておく。板橋区は、区の事業が終わったあとにワナをかける場合を、自分で専門業者へ頼む作業に入れています。

設置期間のうちに捕まらなかったときの扱いも、延長できるかを含めて申し込み時に聞いておくと慌てません。

新宿区と板橋区は最長4週間まで、春日部市は被害が続き捕獲器に空きがあれば延長できると書いています。

板橋区の事業は、ハクビシンとアライグマだけが対象

板橋区のように、対象の動物を決めている事業も見られました。

板橋区は「ハクビシン・アライグマ以外の動物の場合」を対象外とし、自己負担で業者へ頼むよう書いています。

川崎市も、アライグマ・ハクビシン等の生活環境被害以外の野生動物の駆除は行っていないとしました。

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動物 区市の扱いの例
ハクビシン・アライグマ 港区・新宿区・文京区・板橋区などの捕獲事業の対象
ネズミ(家にすむ3種) 鳥獣保護管理法の対象外(ネズミの章)
コウモリ つくば市は市で駆除や捕獲を行わない

屋根裏の正体がネズミやコウモリだった場合は、区市の捕獲事業とは別の道になります。

屋根裏の動物駆除、市役所に電話する前にそろえる記録

電話の前にそろえる記録

窓口で話を通すには、何の動物かの見当と、被害が分かる記録があると早く進みます。

板橋区は、ハクビシンか分からないと事業の外になる

正体の見当をつけておきたい理由は、板橋区の注意事項にあります。

板橋区のハクビシンのページは、自分で専門業者へ頼む内容の1つに次の場合を挙げました。

動物がハクビシンか分からない場合

出典:板橋区「ハクビシン(外来生物)の被害について」

アライグマのページも、同じ場所に「動物がアライグマか分からない場合」と書いています。

つまり正体が分からないままだと、区の事業に乗れないことがあるわけです。

物音だけでは、動物の種類は決められない

音は手がかりになりますが、音だけで種類を決める公的な目安は、今回確かめた区市や国の資料にありませんでした。

音を事業の対象や相談の例に挙げている区市の原文は、次のような書き方でした。

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区市 原文にある音の言い方
港区 天井裏から大きな足音や物音がする
新宿区 家屋内侵入による糞尿・臭気・騒音被害
横浜市 天井裏から毎晩のように動物が歩き回る音がする

「夜行性だから夜の音」とも決めつけられません。

板橋区はハクビシンについて夕方や朝方など陽のある時間帯も、春日部市はアライグマが日中も行動すると書いています。

音より手がかりになる痕跡(公的資料から)
  • ネズミが残すラットサイン(音・かじり跡・糞・足跡・体のこすり跡)=東京都
  • 天井裏の同じ場所にたまる糞(ため糞)=ハクビシンなど(農林水産省)
  • アブラコウモリとクマネズミの糞は、ともに5〜10mm前後で似ている=京都市

農林水産省も、糞の見分け方のフローはすべての条件にあてはまるものではないと添えています。

音の聞き分けはネズミが屋根裏にいる音の特徴や1階と2階の間で音がするときの記事にまとめました。

似た動物はハクビシンに似た動物の見分け方、コウモリはコウモリの鳴き声と屋根裏の音の記事が参考になります。

音の時間帯と場所、糞やシミの写真を残しておく

窓口や業者に伝えるために、聞こえた日時と場所をメモしておきましょう。

電話の前に残しておく記録
  • 音がした日と時間帯、聞こえた部屋(天井のどのあたりか)
  • 天井のシミ、軒下や庭の糞、足跡の写真
  • においや、天井から何か垂れてきたなどの被害の中身

記録は、区市の手続きでも使われます。

つくば市の捕獲許可の申請書類には、被害状況の写真が入っていました。

天井裏は危険な場所にもなる。天井裏の防そ修繕は、危険な場所なら専門業者に頼んだほうがよい場合もあると東京都は書いています(修繕の章)。

糞を見つけても、素手でさわったり、掃いて舞い上げたりしないようにします。

電話する先は、区市ごとに課の名前が違う

屋根裏の動物の相談先は、区市によって課の名前がばらばらです。

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区市 相談先(公式ページから)
港区 環境課、各地区総合支所の協働推進課
新宿区 環境対策課
横浜市 環境活動事業課
川崎市 動物愛護センター
さいたま市 各区役所くらし応援室
千葉市 自然保護対策室
熊谷市 環境政策課

同じ政令市でも、川崎市は動物愛護センター、さいたま市は各区役所と、置き方はさまざまです。

電話では、次の3つを聞いておくと話が早く進みます。

電話で聞く3つ
  • 今年度の受付がまだあるか
  • 屋根裏の中にわなを置けるか
  • 侵入口と掃除はどうなるか

何課に電話すればいいかの一般的な探し方は、害獣駆除は市役所に相談できるかの記事にまとめています。

自分の区市の制度は、都県ごとの記事で探せる

13区市に入っていない人は、都県ごとの記事から自分の区市を探せます。

東京都は東京都の害獣駆除は区市が先、3つの型、神奈川県は天井裏は市の制度の外という神奈川県の記事にまとめました。

埼玉県は家に使える補助金は1市だけという埼玉県の記事、千葉県は千葉県の害獣駆除は市の制度が先の記事にあります。

どの記事も、区市の制度を先に確かめるという結論でこの記事とつながっています。

屋根裏の動物を自分で駆除していい?市役所が案内する範囲

自分で駆除する前の決まり

捕まえるには、許可が要るのが決まりです。

区市は、追い出してふさぐ方法と、許可を取る道や区市の制度を案内しています。

許可なく捕まえると、罰則の対象になりうる

ハクビシンやアライグマを、許可なく自分で捕まえることはできません。

鳥獣保護管理法(野生の鳥や動物の捕獲を決めた法律)の第8条は、許可や狩猟などの場合を除いて鳥獣の捕獲等を禁じる決まりです。

港区も「野生動物なので、許可なく捕まえたり、飼ったりすることができません」と書いています。

罰則の上限は、1年以下の拘禁刑又は100万円以下の罰金。e-Govの鳥獣保護管理法の第83条に定められていて、無許可の捕獲はこの罰則の対象になり得ます。

ホームセンターで捕獲器が買えても、それだけで使ってよいことにはなりません。

春日部市も、市の許可を得ずにホームセンター等で売られている小型獣用の捕獲器で、アライグマ等を捕まえることはできないと書いています。

捕まえるなら、許可を取るか許可を受けた業者に頼む

捕獲許可(捕まえてよいと認めること)を出すのは、環境省によると環境大臣と都道府県知事です。

多くの都道府県では、その権限の一部が市町村長に移されています。

川崎市は、道を次の2つに絞って案内しました。

捕獲・駆除は相談者自身で許可を受け行うか、許可をうけた民間業者に依頼するかのいずれかとなります。

出典:川崎市 よくある質問(家の中の野生動物の駆除について)

千葉市は「業者へ依頼」「ご自身で捕獲許可を千葉県より取得」「千葉市が設置する箱ワナ制度をご利用」の3つを挙げています。

つくば市は、申請書を出してから許可が下りるまで通常1週間以上かかると書いていました。

アライグマの許可の手続きは、アライグマの捕獲許可申請ガイドにくわしく書いています。

家にすむネズミ3種は、鳥獣保護管理法の対象外

屋根裏の正体がネズミだった場合は、法律の扱いが変わるのが大きな違いです。

鳥獣保護管理法の施行規則第78条は、ドブネズミ・クマネズミ・ハツカネズミを法律の適用から外しています。

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動物 鳥獣保護管理法の扱い
ハクビシン・アライグマ 捕獲には許可が要る
ドブネズミ・クマネズミ・ハツカネズミ 施行規則第78条で適用除外

そのため家にすむネズミは、ハクビシンのような捕獲許可の手続きがいらない扱いです。

その一方で、板橋区のように区の捕獲事業の対象をハクビシン・アライグマに絞っている区もあり、区の事業が使えるとは限りません。

ネズミの追い出し方は、ネズミが屋根裏にいるときの自分でできる追い出し方の記事がネズミ向けの手順を扱っています。

横浜市は、煙の出る殺虫剤で追い出す方法を案内している

自分でできることとして、横浜市は屋根裏からの追い出し方を住民に案内しています。

点検口などから煙の出るタイプの殺虫剤を使用して、動物を追い出す方法を試してみてください。夜行性のため、日暮れ後に実施するとより効果的です。

出典:横浜市「野生動物による生活被害について」

横浜市は「夜行性のため」と書いていますが、板橋区はハクビシンが夕方や朝方にも活動することがあるとしています。

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区市 住民に案内している追い出し方
横浜市 点検口などから煙の出るタイプの殺虫剤
水戸市 市販の薬剤(煙のでるゴキブリ忌避剤など)での追い払い
つくば市(タヌキ) 屋根裏に忌避剤をまくか、くん煙剤(煙で追い出す薬剤)を焚く

水戸市は、薬剤での追い払いについて「効果があるようです」という書き方にとどめました。

どの案内も効き目を約束するものではないので、追い出したあとの点検とふさぐ作業までを1つの流れとして考えます。

侵入口をふさぐのは、いないときか追い出したあと

ふさぐ順番がはっきり書かれているのは、さいたま市の案内です。

さいたま市は「ハクビシンがいないとき又は追い出した後、板や金網などでしっかりと侵入口を塞いでください」と書いています。

農林水産省の中型獣類編のマニュアルも、中に居ないことを確認するよう注意していました。

区市が挙げる侵入口の例
  • 縁の下、換気口、軒下(港区)
  • 軒下のつなぎ目や床下の換気口等(さいたま市)
  • 建物基礎の通風孔など(横浜市)

港区によると、ハクビシンは5cm程度のすき間も通り抜けるとのこと。

入り口の見つけ方と塞ぎ方は、アライグマの侵入経路と屋根裏への入り口の記事が手順まで扱っています。

天井裏に上がる修繕は、業者に頼んだほうがいい場合も

侵入口をふさぐ工事を、東京都はネズミについて防そ修繕(ネズミが入る穴やすき間をふさぐ工事)と呼んでいます。

その防そ修繕のうち、天井裏や高所などの危険な場所は専門業者に頼んだほうがよい場合もある、というのが都のパンフレットの説明です。

横浜市も、足音が聞こえなくなったあとに点検し、必要に応じて専門業者に修繕等を頼むよう案内しています。

糞にふれず、吸い込まない。厚生労働省によると、糞尿が乾くとその中の病原体が空気中を漂い、吸い込みやすくなるとのこと。港区も、野生動物には目に見えない細菌や寄生虫がいることがあるとして、素手でさわらないよう呼びかけています。

天井裏の糞の片づけは天井のシミと糞尿の記事で、掃除の考え方からまとめました。

天井裏に自分で上がらずに済ませたい人は、ペスコンproの現地調査で侵入口の場所から見てもらえます。

区市の事業の外の作業は、業者の現地調査で見積もる

事業の外は業者の見積もりで

業者に頼む作業は、区市の事業で残った侵入口の封鎖と掃除、使えなかったときの追い出しや捕獲です。

業者の料金は、調査や手続き、駆除と消毒の中身で変わる

業者の料金を左右するのは、どこまでの作業を頼むかです。

酒田市はハクビシンの駆除業者について、事前調査や許可の手続き、駆除・消毒の内容で費用が変わると案内しています。

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費用が変わるもの 屋根裏で関係する作業
事前調査 侵入口と被害の範囲を見る現地調査
許可の手続き 捕獲が必要なときの申請
駆除 追い出し、捕獲
消毒 糞の片づけと天井裏の消毒

区市の事業で捕獲が済んでいれば、業者に頼むのは残った封鎖と掃除だけ。

金額の目安は、このあとの業者の表と害獣駆除の見積もり比較で先に見る条件の記事で確かめられます。

見積もりでは、侵入口の封鎖と掃除まで入るかを聞く

見積もりを取るときは、区市の事業の外になる作業が入っているかを確かめます。

見積もりで聞く3つ
  • 侵入口の封鎖が入っているか
  • 糞の掃除と消毒が入っているか
  • 区市の事業で捕まえたあとからでも頼めるか

侵入口の封鎖は4区とも区の事業の外で、糞の清掃は港区(軽微な場合を除く)・文京区・板橋区が事業の外としています。

何社かの見積もりを並べたときに比べやすくなるので、項目ごとに分けて書いてもらうのがおすすめです。

ハクビシンの場合に費用が増える理由と保証の対象は、ハクビシン駆除業者の選び方の記事で聞き方を紹介しています。

相見積もり(何社かから見積もりを取ること)は気にせずに。区市の事業の外の作業だけを頼むと決めておけば、見積もりの範囲もそろえやすくなります。

熊谷市では、協会の会員業者に頼むと費用の一部が補助される

今回確かめた13区市の中で、業者に頼んだ費用の補助があったのは熊谷市だけでした。

  • 対象:被害を受けた市内の家に住む市民、空き家の所有者・管理者
  • 施工:埼玉県ペストコントロール協会の会員名簿にある業者

熊谷市のアライグマ・ハクビシン防除補助金は、市内の家の防除施工の費用の一部を補助する制度です。

熊谷市の補助金の主な条件(2026年4月1日更新のページから)
  • 被害を受けた市内の家に住む市民か、空き家の所有者・管理者
  • 埼玉県ペストコントロール協会の会員名簿にある業者が施工
  • 同一年度内に1回、年度内に施工を終える
  • 予算額に達した時点で受付終了

対象の作業には、現地調査、追い出し、捕獲・処分、清掃・消毒、侵入口封鎖まで入っています。

建物の中の駆除は専門業者に頼むよう案内する熊谷市では、その費用の一部を補助する形で業者に頼むときの支えが用意されている形です。

ほかの区市の補助金の探し方は、害獣駆除に補助金は使えるかの記事にまとめました。

急がされても、その場で契約しなくていい

見積もりの金額や内容に迷ったら、その場で契約しないことです。

国民生活センターは、害虫・害獣駆除でネットの価格と請求が違ったという相談を取り上げ、契約の前に気をつけたい点をまとめています。

「保険金を使って自己負担なく住宅修理ができる」と勧誘されても、すぐに契約しないよう同センターは呼びかけていました。

契約の前に、作業の範囲と金額を書面でもらう。侵入口の封鎖・掃除・消毒のどこまでが入っているかを、見積書で確かめてから決めます。

業者の選び方の全体は害獣駆除業者の選び方は7つ、相談事例はハクビシン駆除の業者トラブルの相談事例の記事で紹介しました。

ペスコンproは、見積もりを頼んだあとに断っても問題ないと公式のよくある質問で答えています。

屋根裏の動物駆除、市役所で足りない作業はペスコンproへ

足りない作業はペスコンproへ

区市の事業の外を頼む先は、①住まいが対応エリアか ②屋根裏の追い出しから封鎖までの事例があるか ③被害の様子を見せてもらえるか、で選ぶと決めやすくなります。

公式に、上尾市の屋根裏の足音から封鎖までの事例がある

ペスコンproの公式サイトには、屋根裏の足音から始まった事例が載っています(埼玉県上尾市・ハクビシン)。

公式サイトの事例(埼玉県上尾市・ハクビシン)
  • 屋根裏で激しい足音
  • 追い出しの薬剤を入れると、ハクビシンの子どもの鳴き声も
  • 追い出し後に清掃と除菌を行い、ニオイもリセット
  • 侵入口だった基礎周りと屋根を封鎖

この流れには、区の事業で残る侵入口の封鎖と掃除がどちらも入っている形。

ペスコンproは、区市の事業の外にある封鎖や清掃まで、首都圏でまとめて相談したい人に向いています。

始まりが屋根裏の足音なので、いま天井裏の音に困っている人の状況とも重なる事例です。

公式の駆除の流れは、相談から再発防止まで。相談から現地調査と見積もり、説明・契約を経て、駆除・消毒・再発防止(追い出し・侵入口の封鎖)へと進みます。

見積もりのあとで断ってもいいと、公式に書いてある

ペスコンproの公式のよくある質問には、見積もりを依頼したあとに断っても問題ないと書かれています。

無理な営業や契約を強いることはしない、という答えつきです。

現地調査と見積り、相談に費用がかからない。公式サイトには、相見積もり歓迎、相談だけでもよいとも書かれています。

区市の事業が使えるか分かる前でも、見てもらってから決めることは可能です。

区市に電話して受付が終わっていた人も、まず家に来てもらい、何が要るかを聞くところから始められます。

評判や口コミは、ペスコンProの評判の記事で、見積もりで聞く3つと一緒にまとめました。

侵入経路と被害の様子を、写真や動画で報告してもらえる

ペスコンproは、調査の結果を写真や動画で報告し、侵入経路と被害の状況を伝えると公式に書いています。

天井裏は、住んでいる人が自分の目で見にくい場所です。

どこから入られて、どこまで汚れているかが映像で分かれば、何を頼むかも決めやすくなります。

区市の窓口に伝える記録と合わせて見る。自分で残した音の日時や糞の写真と、業者の報告を並べると、被害の全体を見渡しやすい組み合わせです。

捕獲の許可や天井の修繕まで頼めるかは、現地調査で聞く

公式で確かめられたのは、駆除・消毒・再発防止の流れと、追い出し・侵入口の封鎖の事例までです。

捕獲の許可の手続きや天井の修繕まで頼めるかは、公式サイトでは確かめられませんでした。

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項目 公式で確かめられたこと
作業の流れ 駆除・消毒・再発防止(追い出し・侵入口の封鎖)
在籍するスタッフ 防除作業監督者、わな猟の狩猟免状を持つスタッフ
捕獲の許可・天井の修繕 公式では確かめられず、現地調査で聞く

防除作業監督者は、防除の作業を監督する資格です。

捕獲が要りそうな人や、天井板が傷んでいる人は、現地調査のときに範囲を聞いておくと話がすれ違いません。

対応エリアは首都圏が中心で、住まいは問い合わせで確かめる

ペスコンproの公式サイトは、首都圏を中心に活動していると書き、対応エリアの地図には7都県が並んでいます。

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項目 公式に書かれていること
対応エリア 首都圏が中心(地図に群馬・栃木・茨城・埼玉・東京・千葉・神奈川)
受付 9:00〜18:00、年中無休
保証 最長10年(※施工箇所の破損に限る)

自分の住まいが入るかは、問い合わせのときに確かめておきましょう。

エリアの外に住んでいる人は、区市の事業で足りない作業の章の表にあるほかの会社が候補です。

上尾市の事例と同じく、屋根裏の足音の段階から相談できるので、窓口で事業の外と言われた作業をそのまま伝えると話が早く進みます。

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屋根裏の動物駆除と市役所でよくある質問

よくある質問

費用、窓口、賃貸、ネズミ、補助金など、区市に電話する前に気になりやすい疑問に答えます。

屋根裏の動物駆除を市役所に頼むと、費用はかかりますか?

区市によって違います。板橋区は箱わなの設置から処分まで区が費用を負担しエサだけ用意、浦安市は費用がかからず餌代は自己負担、港区は餌代が自己負担です。侵入口の封鎖や掃除は区の事業の外になる例があり、くわしくは13区市の表にまとめました。

屋根裏の動物のことは、市役所の何課に電話すればいいですか?

課の名前は区市ごとに違い、港区は環境課、川崎市は動物愛護センター、さいたま市は各区役所くらし応援室です。主な区市の相談先は、電話する先の章の表にまとめました。

天井裏で鳴き声がするだけでも、市役所に相談できますか?

文京区の事業は「鳴き声が聞こえる等は対象となりません」という扱いです。一方で港区は「天井裏から大きな足音や物音がする」を対象に挙げているので、区によって線が違います。違いは実害の章で紹介しました。

何の動物か分からなくても、市役所の事業は使えますか?

板橋区は「動物がハクビシンか分からない場合」を、自分で専門業者へ頼む内容に入れています。糞や足跡などの痕跡の記録は、見当をつける手がかりのひとつです。理由は板橋区の注意事項で紹介しました。

賃貸やマンションでも、市役所に頼めますか?

新宿区は、管理会社や管理組合が管理している集合住宅等を対象から除いています。文京区・板橋区は申込者を所有者か管理者に、港区は所有者の了承を条件にしているので、賃貸なら先に大家さんか管理会社へ連絡しましょう。流れは集合住宅や賃貸の章にあります。

市役所のわなを、屋根裏の中に置いてもらえますか?

文京区は庭等屋外のみ、浦安市は天井裏・床下を含め屋内には置かず、春日部市は屋根裏など家屋内には置けないという決まりです。置く場所は区市ごとに違い、屋根裏の中に置かない区市で原文を紹介しています。

市役所が捕まえたあと、侵入口もふさいでもらえますか?

港区・新宿区・文京区・板橋区は、侵入口をふさぐ作業を区の事業に入れていません。新宿区は、捕獲しても侵入口があれば再び侵入されると案内しています。区ごとの書き方は侵入口の章のとおりです。

屋根裏の動物を、自分でわなで捕まえてもいいですか?

ハクビシンやアライグマを捕まえるには許可が要り、無許可の捕獲は罰則の対象になり得るという扱いです。許可を受けて自分で行うか、許可を受けた業者に頼むと川崎市は案内しています。道の選び方は許可の章にまとめました。

屋根裏のネズミも、市役所に駆除してもらえますか?

ドブネズミ・クマネズミ・ハツカネズミは、施行規則第78条で鳥獣保護管理法の適用から外れています。板橋区の捕獲事業はハクビシン・アライグマ以外を対象外にしているので、扱いはネズミの章にまとめました。

屋根裏の動物駆除に、補助金は使えますか?

今回確かめた13区市では、熊谷市に協会の会員業者に頼んだ費用の一部を補助する制度がありました。ほかの区市は、それぞれの公式ページで確かめる必要があり、今回の13区市以外のことは分かりません。 条件は熊谷市の補助金の章で紹介しています。

まとめ:屋根裏の動物駆除は、市役所の事業を確かめてから業者に

まとめ

屋根裏の動物駆除は、区市の事業が使えるかを確かめてから、残った作業を業者に見積もってもらう順番が近道です。

今回確かめた13区市のうち9区市は区市の手配で捕獲まで進み、水戸市と熊谷市もアライグマは市が捕まえます。

それでも、侵入口の封鎖や掃除は事業の外と書く区がありました。

記事のポイント

足音が気になっている今が、自分の区市の窓口に電話するちょうどいいタイミングです。

タクミ

まず区役所に、今年度の受付があるか聞いてみよう。

受付が終わっていた人や、事業の外と言われた人も、侵入口と掃除を業者の現地調査で見てもらうのが次の一歩です。

ペスコンproは、相談だけでもよく、見積もりのあとで断ってもよいと公式に書いています。

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参考文献
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