
屋根裏の物音の正体は?音と時間帯で動物を診断する方法


この記事では、屋根裏の物音の正体を「音の種類と時間帯」「糞など痕跡の確認」「正体別の対処と相談先」の3軸で診断していきます。
姿が見えないだけに、不安ばかりが膨らみますよね。
結論から言うと、屋根裏の物音は音の特徴・聞こえる時間帯・残された痕跡の3つを組み合わせることで、原因となる動物の候補を整理できます。
ただし、音だけで種類を確定することはできません。
また、イエネズミ類を除く多くの野生鳥獣は、許可などの裏付けなく捕獲できません。
まず候補を絞り、そのうえで自治体の窓口や専門業者の現地調査で確かめるのが正しい順序です。
| 観点 | 押さえるべき対策 | やってはいけないこと |
|---|---|---|
| 正体の診断 | 音の種類・時間帯・痕跡をメモと録音で記録する | 音だけで断定して対策グッズを買い込む |
| 法律の確認 | ネズミ以外は無許可で捕獲しないと決めておく | 市販の罠で捕獲・自己判断で処分する |
| 相談と依頼 | 自治体窓口と複数業者の現地調査で確定させる | 不安なまま電話一本で即日契約する |
調査日:2026年7月26日(法規制は環境省、動物の生態は国立環境研究所・農林水産省の公表情報をもとに作成しています)
読み終える頃には、天井の音から動物の候補を整理し、次に何をすべきかを感覚ではなく根拠で判断できる状態になっているはずです。
まずは公式窓口に相談し、足りない部分は民間業者を検討しましょう。
可能であれば複数の業者に現地調査と見積もりを依頼し、作業範囲、追加料金、保証の対象と期間を比較すると安心です。
| 業者名 | おすすめ度 | こんな人におすすめ | 対応エリア | 受付 |
|---|---|---|---|---|
| 害獣プロガード | ★★★★★ | 今すぐ駆けつけて見てほしい人(スピード重視) | 関東(東京・埼玉・千葉・神奈川)・関西・愛知県 | 電話24時間365日 WEBフォーム受付 |
| 害獣プロテック | ★★★★★ | 駆除と侵入口の修繕までまとめて任せたい人 | 関東・関西・東海・北陸・東北 | 電話24時間365日 WEBフォーム受付 |
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3社とも現地調査・見積もりは無料です。
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守谷タクミ(獣害対策アドバイザー)
- 住宅リフォーム業界で15年勤務
- 20社の害獣駆除業者を調査・比較
- 害獣被害の修繕現場で蓄積した実体験をもとに情報発信
※当サイトの情報は環境省「鳥獣の保護及び管理に関する法律」、厚生労働省「動物由来感染症」、公益社団法人 日本ペストコントロール協会等の公的機関・専門団体の情報を、コンテンツ制作ポリシー、ランキングに関する根拠をもとに解説しています。
屋根裏の物音の正体を診断する3つの軸

最初に、正体を推測するための全体像を確認しましょう。屋根裏の物音は「音の特徴」「聞こえる時間帯」「糞・足跡・毛・汚れ・侵入口などの痕跡」を組み合わせることで、原因となっている動物の候補を整理できます。
ただし、音の大きさや聞こえ方は、動物の種類だけで決まるわけではありません。
個体数、天井や断熱材の構造、動物までの距離によっても変わります。
そのため「軽い音ならネズミ」「重い音ならアライグマ」と、音だけで断定することはできません。
一方で、「天井裏の音といえばネズミ」と最初から決めつけるのも避けたいところです。
ハクビシンは人家の屋根裏を休息場所として利用することがあり、アライグマやイタチも家屋に入り込む場合があります。
正体を取り違えると、効果のない対策を選んだり、捕獲許可が必要な動物に誤ってわなを使ったりするおそれがあります。
次の表は、あくまで候補を考えるための参考としてご覧ください。
| 動物の候補 | 音の参考例 | 活動時間の目安 | 注意点 |
|---|---|---|---|
| いえねずみ類 | 小さな足音、物をかじるような音 | 主に夜間(日中に活動することもある) | 音だけでは種類を判別できない |
| ハクビシン | 比較的大きな移動音が聞こえる場合がある | 主に夜間 | 屋根裏をねぐらとして利用することがある |
| アライグマ | 大きな移動音や鳴き声が聞こえる場合がある | 主に夜間 | ハクビシンと大きさが重なり音だけの区別は困難 |
| イタチ | 素早く移動するような音が聞こえる場合がある | 基本的に夜間(日中に活動する場合もある) | 小型でも天井の構造で大きな音に聞こえることがある |
| コウモリ | 羽ばたきや隙間を移動する音が聞こえる場合がある | 日没後から明け方 | 発する音の多くは超音波で人には聞こえない |
| 鳥類 | 羽ばたき、鳴き声、巣材を動かす音など | 種類によって異なる | 「鳥類」と一括して時間帯を判断できない |
ネズミ類は主に夜行性ですが、周囲を安全と判断した場合には昼間も活動します。
ハクビシンとアライグマは夜行性で、イタチも基本的には夜間に活動しますが、日中に姿を見せる場合があります。
時間帯はあくまで目安として使い、単独の決め手にはしないでください。
手がかりを増やすには、記録を残すことが有効です。
物音に気づいたら、可能な範囲でスマホに録音し、日付・時刻・聞こえた場所・音が続いた時間をメモしてください。
安全に確認できる場合は、糞・足跡・毛・尿のシミ・侵入口などを、直接触れずに写真で記録します。
録音だけで正体を確定できるわけではありませんが、複数の記録がそろっていると、自治体や専門業者へ状況を説明するときの参考資料になります。



音の記録は、正体を推測するための入口です。
録音・日時メモ・痕跡の写真を組み合わせ、音だけで結論を出さないでください。
音と時間帯でわかる動物別の特徴

ここからは、屋根裏に入り込むことがある動物ごとに、音の傾向を見ていきます。いずれも「この音ならこの動物」と確定できるものではなく、候補を考えるための材料です。
ご自宅の音と照らし合わせながら読み進めてみてください。
小さく小刻みな足音や、物をかじるような音が聞こえる場合があります。
主に夜間に活動しますが、周囲を安全と判断すると昼間も動くことがあります。
クマネズミは高い場所を利用することが知られており、屋根裏で活動する例もあります。
ただし種類までは音で判別できないため、糞などの痕跡とあわせて確認してください。
音の詳しい聞き分けはネズミが屋根裏にいる音の特徴と対策で解説しています。
比較的大きな移動音が天井から聞こえる場合、候補の一つになります。
体重は3〜6キロほどとされ、小型のネズミ類より大きな音になりやすい傾向があります。
活動は主に夜間で、人家の屋根裏をねぐらとして利用することがあります。
ただし音の大きさは天井の構造や個体数にも左右されるため、これだけでは特定できません。
鳴き声が聞こえる場合は、ハクビシンの鳴き声の記事もあわせて確認してみてください。
大きな移動音や鳴き声が聞こえる場合の候補です。
環境省の資料では体重はおよそ4〜10キロとされ、屋根裏を歩くと天井板がきしむような音になることもあります。
活動は主に夜間です。
ただしハクビシンと体格が重なるため、音の重さで両者を順位づけることはできません。
聞き分けは音だけでは難しいので、アライグマとハクビシンの見分け方で足跡や糞などの痕跡もあわせて確認してください。
素早く移動するような音が聞こえる場合の候補です。
活動は基本的に夜間ですが、日中に動くこともあります。
体は小型でも、天井の構造によっては大きな音に聞こえることがあります。
繁殖の時期には、幼獣の鳴き声が加わってにぎやかになる場合もあります。
強い臭いを伴うことがあるのも、イタチを候補に入れる手がかりの一つです。
羽ばたきや、隙間を移動するような音が聞こえる場合があります。
足音というより、翼がこすれるような乾いた音に近い印象です。
住宅に入り込むアブラコウモリはわずかな隙間からも侵入し、天井裏だけでなく壁の中や戸袋から音がする場合もあります。
なお、コウモリが発する音の多くは超音波で、人の耳には聞こえません。
鳴き声が聞こえないからいない、とは判断できない点に注意してください。
対処の全体像はコウモリ駆除を自分でやる方法で解説しています。
羽ばたき、鳴き声、巣材を動かす音が聞こえるなら、ムクドリやスズメなどの鳥類も候補になります。
ただし鳥類の活動時間は種類によって異なり、フクロウ類のように夜間に活動するものもいます。
「鳥類」と一括りにして時間帯から判断することはできません。
このほか、地域によってはタヌキが天井裏に入り込む例もあります。
哺乳類と鳥類では対処が変わるため、時間帯だけでなく痕跡の記録もあわせて残しておいてください。
ここまで読んで「うちはどれか一つに絞れない」と感じた方も、心配はいりません。
音は住宅の構造で響き方が変わるため、専門家でも音だけで断定はしないのが実情です。
1階と2階の間から音がする場合は、1階と2階の間の物音の記事も参考になります。
次のセクションで解説する痕跡の確認まで進めば、候補をさらに整理しやすくなります。
糞・足跡・臭いで正体を確かめる

音から候補を挙げたら、次は安全に確認できる範囲で痕跡を探します。糞の形や落ち方・足跡・毛・かじり跡・こすり跡・尿のシミ・臭い・侵入口などを組み合わせると、音だけのときより候補を整理しやすくなります。
こうした動物の生活痕は、一般にフィールドサインと呼ばれます。
ただし、環境省のアライグマ防除の資料でも、糞だけでアライグマを判別するのは困難とされています。
一つの痕跡だけで決めつけず、複数の手がかりを重ねて判断してください。
- ネズミ
種類によって大きさが異なります。
屋根裏で見られることの多いクマネズミは6〜10ミリ程度で細長く散らばる場合があり、ドブネズミは10〜20ミリ程度、ハツカネズミは4〜7ミリ程度とされています。
「ネズミの糞はすべて1センチ前後」とは判断できません - ハクビシン
同じ場所で繰り返し排泄する「ためフン」が見られることがあり、天井のシミ・悪臭・カビ・建材の汚損につながる場合があります。
ただし、ためフンはタヌキにも見られるため、糞尿の集中だけでハクビシンと断定はできません - イタチ
天井裏に入り込むと、糞尿による汚れや悪臭が生じる場合があります。
ただし悪臭はほかの哺乳類でも発生するため、糞の形や臭いだけでイタチと判定するのは困難です。
足跡・毛・侵入口・音がする時間帯もあわせて確認してください - コウモリ
アブラコウモリの糞は5〜10ミリ程度で、ネズミの糞に似ています。
昆虫を主に食べるため乾燥すると比較的もろく、軒先や屋根の下、出入口に使われている隙間の周辺に落ちていることがあります。
判別のために指で崩すことは避けてください
糞のほかにも、手がかりはいくつかあります。
ネズミが繰り返し通る柱・壁・配管などには、体の脂分と汚れによる黒光りしたこすり跡が残ることがあります。
糞・足跡・かじり跡・音・体のこすり跡など、ネズミが活動した痕跡は「ラットサイン」と呼ばれます。
このほか、次のような痕跡も参考になります。
- 天井や壁の尿のシミ、糞尿が集中している場所
- 断熱材や巣材の乱れ(ネズミや鳥でも起こるため、種類の特定には使えません)
- 毛や羽毛、柱や外壁の爪痕
- 軒下や換気口周辺の隙間、動物が出入りする様子
ただし、これらの痕跡も一つだけで種類を確定できるとは限りません。
ここで一つ、現場からのお願いがあります。
痕跡を確かめるために、ご自身で天井裏の奥へ入るのは避けてください。
足場を踏み外したり天井材を踏み抜いたりする危険があるほか、動物・糞尿・ダニ・電気配線などに接触するおそれがあります。
点検口から安全に見える範囲を、懐中電灯やスマホのカメラで確認する程度にとどめてください。
点検口が高所にある場合や、不安定な台を使う必要がある場合は、ご自身では確認しないでください。
動物の排せつ物には、病原体や寄生虫が含まれる可能性があります。
確認するときは手袋とマスクを着け、糞尿や動物に素手で触れないようにしてください。
乾いた糞を掃いたり、掃除機で吸い込んだり、判別のために崩したりすることも避けましょう。
録音・日時のメモ・痕跡の写真は、自治体や専門業者へ状況を説明するときの参考資料になります。
ただし、大量の糞尿・強い悪臭・天井のたわみ・生きた動物などが確認された場合は、記録を集め終えるまで待つ必要はありません。
安全に残せる範囲で記録し、並行して早めに相談するほうが結果的にやりやすいでしょう。



天井裏の奥には入らず、点検口から見える範囲の確認までに。
糞尿には触れず、無理な撮影や清掃はしないでください。
物音を放置するとどうなる?主な被害

「音がするだけなら、そのうちいなくなるのでは」と考えたくなりますよね。しかし結論から言うと、屋根裏の物音の放置はおすすめできません。
動物が住み着いている場合、時間の経過とともに被害が広がりやすいためです。
- 糞尿による天井のシミ・腐食
ためフンの場所に汚染が集中し、天井板の張り替えや断熱材の交換が必要になる場合があります - 配線かじりによる火災リスク
ネズミが電気配線をかじると、漏電や火災につながるおそれがあります。
詳しくは配線被害の実態の記事で解説しています - 感染症・衛生面のリスク
糞尿や動物との接触は感染症の原因になり得ます。
保有する病原体は動物によって異なり、糞便由来のサルモネラ症、ネズミなどの尿が関わるレプトスピラ症などが知られています。
動物に付くヒゼンダニやトリサシダニが、かゆみなどの皮膚トラブルを起こす場合もあります - 繁殖による被害の拡大
屋根裏で出産すると個体数が増え、音も汚染も一気に悪化します。
幼獣がいる時期は追い出しの難易度も上がります
感染症については、経路を分けて理解しておくと冷静に対処できます。
野生動物がどのような病原体を保有しているかは分からず、感染する病気も動物によって異なります。
糞尿の清掃で注意すべきなのは、サルモネラ症やレプトスピラ症のような接触・経口感染系です。
一方、SFTS(重症熱性血小板減少症候群)は主にウイルスを保有するマダニに刺されることで感染するため、庭や屋外での作業時の対策として別に考えます。
清掃時は手袋とマスクで直接の接触や吸い込みを避け、作業後に手洗いと消毒を行ってください。
動物由来感染症の全体像は厚生労働省のページにまとまっています。
修繕の費用は、被害が進むほど膨らみます。
私が現場で見てきた中でも、初期なら清掃と封鎖で済んだはずの家が、放置の末に断熱材の全面交換まで必要になった例がありました。
「音の段階で動くのがいちばん安い」というのが、リフォーム業界15年の実感です。
建物の破損については、契約内容によって火災保険を使える場合もあるため、火災保険と害獣駆除の記事も確認してみてください。
自分でできる対策と法律の注意点

対策の前に、ここだけは絶対に押さえてください。野生の鳥獣は鳥獣保護管理法により、無許可で捕獲することが原則禁止されています。
ハクビシン・アライグマ・イタチ・コウモリなどを許可なく捕獲すると、1年以下の拘禁刑または100万円以下の罰金の対象となり得ます。
「困っているのだから罠くらい良いだろう」は通用しないのが現実です。
一方で、例外もあります。
家の中に住み着くクマネズミ・ドブネズミ・ハツカネズミのイエネズミ類3種は、同法の対象外とされており、市販の粘着シートなどで駆除できます。
つまり「正体がネズミかどうか」で、自分でできる範囲が大きく変わるのです。
制度の詳細は環境省の鳥獣保護管理のページで確認できます。
- イエネズミ類
鳥獣保護管理法の対象外のため、市販品での駆除と侵入口封鎖まで自分で対応できます - ハクビシン・アライグマ・イタチ
無許可捕獲は違法です。
忌避による追い出しと予防はできますが、捕獲や処分は自治体の制度か資格のある業者に委ねます - コウモリ・鳥類
コウモリも無許可捕獲は禁止されています。
卵やヒナがいる鳥の巣の撤去は規制の対象になるため、時期を含めて自治体に確認してください
そのうえで、自分でできることを順番に整理します。
録音・日時メモ・痕跡の写真をそろえます。
ここまでのセクションの診断表と照らし合わせ、候補を2つ程度まで絞ってみてください。
生ゴミ・ペットフード・庭の果実の放置をやめ、食べ物への到達経路を断ちます。
正体が何であれ、誘因を減らすことは共通して有効な予防策です。
ネズミなら市販の粘着シートや忌避剤で対処できます。
中型獣は燻煙タイプの忌避剤などで追い出せる場合がありますが、効果が一時的なことも多く、幼獣が残る時期は閉じ込めのリスクもあります。
迷ったら無理をせず、次の手順へ進んでください。
動物が中に残ったまま封鎖すると、屋内で衰弱・死亡してさらに深刻な事態になります。
不在を確認したうえで、防鼠パテやステンレス製パンチングメタルなどの資材で隙間を塞ぎます。
ネズミは1.5〜2.5センチ程度、イタチは3センチ程度の隙間でも通り抜けるとされるため、封鎖は徹底が必要です。
侵入口の探し方と塞ぎ方の詳細は、害獣の侵入口を塞ぐ方法の記事にまとめています。
忌避グッズはあくまで入口であり、侵入口の封鎖までやり切らないと再発しやすい点は覚えておいてください。



「追い出してから塞ぐ」の順番が鉄則です。
中に残ったまま塞ぐと、かえって被害が重くなります。
業者・自治体に相談する目安と選び方

次のいずれかに当てはまるなら、自分での対処にこだわらず、相談へ切り替えるタイミングです。
- 足音が重い
ネズミ以外の中型獣が疑われ、無許可では捕獲できません - 天井にシミや強い臭いが出ている
糞尿被害が進行しており、清掃・消毒・修繕の検討が必要です - 市販品を試しても音が続いている
侵入口が残っているか、正体の見立てが外れている可能性があります - 賃貸住宅に住んでいる
自己判断で対策する前に、まず管理会社や大家さんへ連絡してください
最初の相談先としておすすめなのは、お住まいの市区町村の窓口です。
担当課の名称は環境課・生活衛生課など自治体によって異なりますが、被害の相談に乗ってくれるほか、地域によっては捕獲許可の案内や箱わなの貸出制度を設けている場合もあります。
制度の有無や条件は自治体ごとに異なるため、電話で確認するのが確実です。
農作物への被害がある場合は、農林水産省の鳥獣被害対策の情報も参考になります。
民間業者に依頼する場合は、調査から封鎖・清掃までを一貫して頼める点が強みになります。
私が20社を調査・比較した中で、信頼できる業者に共通していたのは次の点でした。
- 現地調査で正体と侵入口を特定してから見積もる
トラップカメラや赤外線サーモグラフィなどで根拠を示す業者は信頼しやすいと言えます - 資格や所属の裏付けがある
防除作業監督者などの資格者や、日本ペストコントロール協会の会員事業者かどうかが物差しになります - 見積書に作業項目の内訳がある
「一式」ではなく、捕獲・封鎖・清掃・消毒・修繕の内訳と追加料金の条件を確認します - 保証の対象と期間が書面で示される
再発時の対応範囲まで確認しておくと、あとで揉めにくくなります
費用は、動物の種類・被害範囲・建物の構造で大きく変わります。
当サイトでは目安として、ハクビシンで8〜30万円、アライグマで10〜35万円と整理していますが、金額だけで判断せず内訳の比較を優先してください。
「格安」の広告から高額請求に至るトラブルには国民生活センターも注意を促しており、困ったときは消費者ホットライン「188」に相談できます。
相場の考え方は害獣駆除の料金相場の記事と見積もり比較の記事で詳しく解説しています。
業者選びの視点が一つあるだけで、見積もりの妥当性はかなり判断しやすくなります。
「早く音を止めたい」ときほど、複数社比較のひと手間が結果的に近道になるのです。
| 業者名 | おすすめ度 | こんな人におすすめ | 対応エリア | 受付 |
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| 害獣プロガード | ★★★★★ | 今すぐ駆けつけて見てほしい人(スピード重視) | 関東(東京・埼玉・千葉・神奈川)・関西・愛知県 | 電話24時間365日 WEBフォーム受付 |
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3社とも現地調査・見積もりは無料です。
おすすめ度の評価基準はランキングに関する根拠で公開しています。
上の3社が合わないときは、住んでいる地域や重視したいポイントで選ぶと絞りやすくなります。
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2〜3社に絞って、無料見積もりを比較するのが失敗しないコツです。
金額だけでなく、再発したときの保証範囲まで確認してください。
よくある質問(FAQ)

ネズミ類は小型のため小さな足音になりやすく、大きな移動音ならハクビシンやアライグマなどの中型獣も候補になります。
ただし音の大きさは個体数や天井の構造にも左右されるため、音だけで断定はできません。
中型獣は無許可で捕獲できないので、録音と痕跡の写真を用意して自治体か専門業者に相談してください。
ムクドリやスズメなど、日中に活動する鳥類が候補になります。
ただしネズミやイタチのように夜行性とされる動物が日中に動くこともあり、鳥類にも夜間に活動する種類がいます。
時間帯だけで判断せず、音の特徴と痕跡もあわせて確認してみてください。
おすすめできません。
鳥獣保護管理法の対象となる野生鳥獣を、許可を受けた捕獲や適法な狩猟などによらず捕獲すると、1年以下の拘禁刑または100万円以下の罰金の対象となり得ます。
捕獲が必要な場合は、まず自治体の窓口で許可や制度を確認してください。
安心とは言い切れません。
一時的に外へ出ているだけで、巣や糞が屋根裏に残っている場合があります。
糞尿の汚染や侵入口が残っていれば再発しやすいため、痕跡の確認と侵入口の点検までは済ませておくのが安全です。
調査や見積もりを無料とする業者は多いものの、対応範囲や条件は会社ごとに異なります。
依頼前に、調査費・出張費・キャンセル料の有無を確認しておくと安心です。
1社に決めず、複数社の調査結果と見積もりを比較することをおすすめします。
まとめ:正体の見当をつけて早めに相談

屋根裏の物音の正体について、候補を整理する3つの軸から動物別の音の傾向、痕跡の確認方法、放置するリスク、法律の注意点、相談先の選び方まで解説してきました。本記事のポイントを最後に整理します。
- 正体は音の特徴・時間帯・痕跡の3つを組み合わせて候補を整理する
- 音の大きさは個体数・天井の構造・距離でも変わるため、音だけで断定しない
- ハクビシンとアライグマは大きさが重なり、音での区別は難しい
- 痕跡の確認は点検口から安全に見える範囲にとどめる。
糞尿には素手で触れず、掃いたり崩したりしない - 大量の糞尿・強い悪臭・天井のたわみがあれば記録を待たず早めに相談する
- 鳥獣保護管理法の対象鳥獣の無許可捕獲は原則違法(1年以下の拘禁刑または100万円以下の罰金の対象。
イエネズミ類3種は対象外) - 封鎖は個体の不在を確認してから。
追い出し→封鎖の順番を守る - 重い足音・シミ・臭いがあれば自治体窓口と複数業者の現地調査で確定させる
夜ごとの物音に、眠れない日が続いているかもしれません。
それでも、音の録音と痕跡の写真という小さな一歩から始めた方のほうが、正体の確認も業者選びもスムーズに進んでいます。
リフォーム業界15年・20社の害獣駆除業者を調査してきた経験から言うと、候補を整理してから動けば、遠回りな出費と悪質業者の両方を避けやすくなります。
動物の生態は国立環境研究所の侵入生物データベースでも確認できます。
業者に相談する場合は、日本ペストコントロール協会の会員事業者かどうかも選ぶ物差しになります。
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