タクミ天井裏の足音、区や市の補助金で駆除できないかな…。
この記事では、害獣駆除の補助金・助成金がある区市と、対象や申請の時期を解説します。
- 家の中の工事にお金を出すのは、足立区や熊谷市など一部の区市
- つくば市などの柵や箱わなの購入の補助は、家の中の工事とは別
- 申請の時期は区市で逆(足立区は工事の契約の前、熊谷市は施工のあと)
- 墨田区や北区は、個人で業者に頼んだ分の補助や助成はないと書き、区が業者に頼んで箱わなを置く
- 迷ったら、現地調査と見積りに費用がかからないペスコンpro
足立区は工事の契約を結ぶ前に申請するよう書いていて、先に契約すると申請の順番が合わなくなります。
自分の区市のページで、お金を出す制度か捕まえる事業かと、対象の動物と作業、申請の時期を見れば十分です。
江東区などは侵入口や清掃を利用者に任せているので、家の中に跡がある首都圏の人はペスコンproの現地調査から。
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守谷タクミ(害獣駆除エリアナビ編集者)
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記事一覧の確認日:2026年10月3日
害獣駆除の補助金・助成金がある区市は一部、お金以外の支援もある


区市の支援には、お金を出す形、業者に頼んで捕まえる形、柵やわなの購入を手伝う形などがあります。
お金を出すのは、足立区や熊谷市など一部の区市
家の中に入ったハクビシンやアライグマの工事にお金を出す制度は、足立区と熊谷市が自分のページで案内しています。
2つの制度の名前と中身は、次のとおりです。
| 区市 | 制度の名前 | 中身 |
| 足立区 | 屋内侵入口閉塞工事費用助成金 | 侵入口閉塞工事(動物が入ってくる穴やすき間をふさぐ工事)の費用を助成 |
|---|---|---|
| 熊谷市 | アライグマ・ハクビシン防除補助金 | 業者に頼んだ防除(追い出したり捕まえたりして被害を防ぐこと)の費用を補助 |
呼び名は区市で違う。足立区は助成金、熊谷市は補助金と呼んでいて、どちらも業者に払う費用の一部または全部を、上限の範囲で区市が出す仕組みです。上限と補助率は、実例の表に区市のページの言葉で並べました。
このあと名前が出る墨田区や江東区は、お金ではなく、区が業者に頼んで捕まえる形で支援しています。
墨田区や江東区は、区が業者に頼んで箱わなを置く
墨田区は、東京都の許可を受けた専門業者に委託(区が業者に仕事を頼むこと)して、箱わなを置いて捕まえています。
この事業の費用について、墨田区は「費用負担はありません」という書き方です。
江東区も、区が専門業者に委託して、侵入の跡を確かめてから捕獲器を置く事業をしています。
捕まえる事業にも条件がある。江東区は「見かけた」など実害が出ていない場合を対象外としていて、置く期間は2週間(延長しても3週間まで)です。3月は設置できない場合がある、とも区は書いています。
区市が箱わなを置く事業の条件は、捕まえる事業の条件の節で区市ごとに並べました。
柵や箱わなを買うときの補助は、家の中の工事とは別
つくば市の鳥獣被害防止補助金は、柵の資材や小型の箱わなを買う費用を補助する制度です。
防護柵・電気柵(畑や庭に動物が入らないようにする柵、電気が流れるものも)の資材を、自分で買うときに使う補助。
業者に頼む工事の費用は対象に入らないと、つくば市はページに書いています。
天井裏の工事とは、制度が別。柵やわなの補助は、畑や庭などの被害を防ぐ物を買うためのものです。家の中の穴をふさぐ工事の費用は、足立区や熊谷市のような工事にお金を出す制度で見ます。
東京都の侵入防止柵の補助は、令和7年度に始まった農業者向けの事業で、JAを通して申し込む形です。
家庭菜園や庭の柵を考えている人は、対象の土地を先に見ておくと迷いません。
つくば市は、要項では宅地も対象に入れていますが、ページの条件は農地と書いているので、庭で使えるかは市に聞いておきましょう。
捕まえたあとの侵入口と清掃は、だれに頼むか決めておく
足立区の助成は、「侵入口閉塞工事に係る費用のみ」が対象だと区のページにあります。
江東区が利用者がすることとして挙げるのは、侵入口をふさぐ工事やふん尿の撤去、清掃・消毒です。
どちらの区でも、穴をふさぐ作業そのものをするのは業者か自分。
- 動物を捕まえる
- 入ってきた穴をふさぐ
- 天井裏のふんを片づける
- 汚れた所を消毒する
区市がどこまで受け持ち、どこからが利用者の負担かは、武蔵野市などの自己負担の章で区市ごとに取り上げています。
侵入口や清掃まで頼む業者は、このあとの比較パーツで、3社の対応地域と保証、受付の違いをタブで見られる作りです。
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家の中の工事にお金を出す足立区と熊谷市、柵や箱わなの購入を補助するつくば市を、区市のページの言葉で並べました。
家の中の工事か、柵や箱わなの購入かで段を分けた
お金の使い道が違うので、家の中の工事と、柵や箱わなの購入で表を2つに分けました。
1つ目は、家の中の工事にお金を出す例です。
| 区市(更新日) | 対象の動物 | 対象の作業 | 上限と補助率 | 申請の時期 | 業者などの条件 |
| 足立区 (2026年4月1日) |
ハクビシン・アライグマ | 屋内への侵入口の閉塞工事の費用のみ | 上限10万円・助成率10分の10(消費税相当額を除く) | 工事契約の前に窓口で申請(予約制) | 日本ペストコントロール協会の会員の事業者の工事。申請から6か月以内に区の捕獲事業で侵入口が確認された人・年度内1回。助成金は区から工事業者へ支払い |
|---|---|---|---|---|---|
| 熊谷市 (2026年4月1日) |
アライグマ・ハクビシン | 現地調査・追い出し・捕獲と処分・清掃と消毒・侵入口封鎖 | 補助率2分の1・上限5万円 | 施工を終えてから、領収書の写しと施工前後の写真を付けて申請 | 埼玉県ペストコントロール協会の会員名簿に載っている業者。自分で施工した場合は対象外 |
2つ目は、柵や箱わなを買うときの補助です。
| 区市(更新日) | 対象の動物 | 対象の物 | 上限と補助率 | 申請の時期 | 業者などの条件 |
| つくば市 (2026年4月16日) |
イノシシ・アライグマ・ハクビシン・カラス(農地や宅地など) | 防護柵・電気柵の資材/アライグマ用の小型箱わな(送料や業者による工事費などは対象外) | 柵は2分の1以内・上限5万円(1haを超える農地は12万円)/小型箱わなは2分の1以内・上限1万円 | 購入前に申請し、交付決定通知が届いてから購入 | 小型箱わなは、茨城県アライグマ防除実施方針の防除従事者証明書の写しが要る |
|---|
金額と補助率は、各区市のページ(更新日は表のとおり)に書かれている内容で、年度ごとに見直されることがあります。
表の言葉の意味。助成率と補助率は、費用のうち区市が出す割合のことです。消費税相当額は工事代のうち消費税にあたる分で、足立区の助成では除かれます。
上の段の2つは家の中の作業、下の段のつくば市は自分で買う柵やわなが対象で、同じ「補助」でも使い道が重なりません。
足立区は、区の捕獲事業で侵入口が見つかった家に助成
足立区は、ハクビシン・アライグマを捕まえる事業と、侵入口をふさぐ工事費用の助成の2つを実施しています。
助成を申し込めるのは、申請から6か月以内に区の捕獲事業を利用して、屋内への侵入口が確認された人です。
年度内で初めて申請する人に限られ、助成を受けられるのは年度内に1回まで。
助成の対象は、穴をふさぐ工事の費用だけ。区のページは「侵入口閉塞工事に係る費用のみが対象です」と書いています。捕まえる作業や天井裏の掃除は、この助成の項目に入っていません。
区の捕獲事業を使ってから工事の助成へ進む順番なので、最初の一歩は捕獲事業の申し込みです。
足立区の窓口と工事助成は、足立区のハクビシン駆除の記事にまとめています。
熊谷市は、天井裏の清掃や消毒も同じ補助に入る
熊谷市の補助は、業者に頼む作業を5つに分けて、そのすべてを対象経費(補助の計算に入れてよい費用)にしています。
- 現地調査(周辺調査・天井裏調査・見積書提出)
- 追い出し(個体の追出し・燻煙作業)
- 捕獲・処分(ハコわななどによる捕獲、処分)
- 清掃・消毒(天井裏排泄物清掃・薬剤による消毒)
- 侵入口封鎖(経路封鎖・忌避剤散布)
天井裏の清掃や消毒も、同じ補助の項目の1つ。
申請できるのは被害を受けた市内の家屋に住む市民などで、事業者の申請(寺社などを含む)は対象外と市は書いています。
業者は、協会の名簿に載っている会社から。対象経費は、埼玉県ペストコントロール協会の会員名簿に載っている業者が施工するものです。申請できる人の条件は、熊谷市で申請できる人の節にまとめました。
熊谷市の窓口は、熊谷市の害獣駆除はアライグマ・ハクビシン防除補助金が活用できるの記事でも紹介しています。
つくば市は柵の資材と箱わなを買う補助で、工事費は対象外
つくば市の交付要項が目的に挙げるのは、農地や宅地などでのイノシシ、アライグマ、ハクビシン、カラスによる被害の防止。
対象は、柵の資材と、アライグマ用の小型箱わなの購入です。
小型箱わなでは、防除従事者証明書(アライグマを捕まえる作業にかかわる人の証明)の写しが要ります。
※送料や業者による工事費等は対象外です。
天井裏の穴をふさぐ工事を業者に頼む費用は、この補助の外です。
つくば市でハクビシンやアライグマに困ったときの進め方は、つくば市の害獣駆除の相談先は2つの記事にあります。
栃木市は受付を止めていて、上尾市は農家で従事者証のある人が対象
栃木市の獣害対策設備設置費補助金は、ハクビシン・アライグマ用の小型箱わななども補助の対象にしている制度です。
ただ、ページには「令和8年9月9日現在、申請の受付を停止しています」との記載。
一方、上尾市のアライグマ捕獲器購入費補助金は、市内に住み、次の2つの両方に当てはまる人を対象にしています。
- 市農業委員会の農家台帳に載っている人
- 従事者証を持っている人
買う前に、対象になるかを聞いておく。上尾市のチラシは、購入前に補助を受けられるか確認するよう書いています。つくば市も購入前の申請を求めているので、わなを買うのは市に聞いてからが順番です。
栃木市のハクビシン、アライグマ対策のページは、家屋への侵入被害には追い払いや侵入口をふさぐ対策を挙げています。
害獣駆除の補助金・助成金は、動物と作業と業者で対象が決まる


足立区と熊谷市の補助は、どの動物か、どの作業か、どの業者が工事するかがそろって初めて対象になります。
イタチやネズミは、足立区と熊谷市の補助に入っていない
足立区と熊谷市の制度で名前が挙がる動物は、ハクビシンとアライグマの2つです。
イタチやネズミ、コウモリの名前は、2つの制度の対象に入っていません。
イタチを捕まえる許可の申請先は都県で違い、イタチ駆除は市役所に頼めないの記事が1都6県ごとに並べています。
自分で捕まえる前に、許可を見る。ハクビシンやアライグマを捕まえるには、原則として許可が必要。鳥獣保護管理法(野生の鳥や獣を許可なく捕まえることを原則禁じた法律)の決まりです。アライグマは特定外来生物(飼うことや運ぶこと、野外に放つことなどが禁じられた生き物)でもあります。
ネズミとコウモリの区市の扱いは、ネズミとコウモリの章で区市ごとに書きました。
音の主がまだ分からない人は、ふんや足音の場所を控えておくと、区市や業者に相談するときに話が早く進みます。
補助が出る作業の範囲は、区市で広さが違う
足立区は侵入口閉塞工事だけ、熊谷市は現地調査から侵入口封鎖までと、補助の対象になる作業の幅が違います。
| 作業 | 足立区 | 熊谷市 |
| 現地調査・見積書 | — | 対象 |
|---|---|---|
| 追い出し | — | 対象 |
| 捕獲・処分 | — | 対象 |
| 清掃・消毒 | — | 対象 |
| 侵入口をふさぐ工事 | 対象 | 対象 |
熊谷市のお知らせによると、見積りを2社以上取ったときは、その費用を合算して申請できる決まり。
足立区の申請には、助成の対象になる経費の予定金額が分かる工事見積書などが要ります。
見積書は、補助の範囲で分けてもらう。足立区は、助成の対象になる経費の予定金額が分かる見積書を求めています。対象は侵入口の閉塞工事だけなので、清掃なども同じ業者に頼む人は、侵入口の工事の金額が分かる見積書にしてもらいましょう。
足立区も熊谷市も、ペストコントロール協会の会員が条件
ペストコントロール協会は、ネズミや害獣の駆除にかかわる業者の団体です。
足立区と熊谷市は、どちらもこの団体の会員を業者の条件にしています。
- 足立区:公益社団法人日本ペストコントロール協会の会員である事業者が実施する工事
- 熊谷市:埼玉県ペストコントロール協会の会員名簿に載っている業者の施工(自分で施工した場合は対象外)
業者の選び方について、足立区のページは次のように書いています。
特定の工事施工事業者を区から紹介することはできません。以下の団体にお問い合わせください。業者によって費用は異なりますので、複数の業者から見積もりを取ることを推奨します。
問い合わせ先として足立区が挙げているのは、東京都ペストコントロール協会です。
業者の条件は、制度ごとの決まり。会員であることは、足立区と熊谷市の制度の条件です。ほかの区市の制度を使うときは、その区市のページで業者の条件を読んでおきましょう。
熊谷市で申請できるのは、住んでいる人と空き家の持ち主
熊谷市の補助を申請できるのは、被害を受けた市内の家屋に住んでいる市民と、市内の空き家を所有または管理する人です。
空き家の場合は、申請する人が市外に住んでいても対象になります。
- 同じ年度にこの補助金を受けていない(同じ世帯の人を含む)
- 市税を滞納していない
- 防除の施工を同じ年度のうちに終える
足立区も、助成を受けられるのは年度内に1回までです。
借りている家で家主と入居者のどちらが申請するかについて、熊谷市のページは「家屋に居住する市民」と書くところまで。
借りている人は、申請の前に家主や管理会社と、だれが業者を頼むかを話しておくと進めやすくなります。
害獣駆除の補助金・助成金は、申請の時期が区市で逆になる


足立区とつくば市は工事や購入の前、熊谷市は施工のあとに申請するので、順番は区市で逆です。
足立区は、工事の契約を結ぶ前に窓口で申請
足立区のページにあるのは、「工事契約締結前に申請してください」の一文。
申請は窓口だけで受け付けていて、来所する日時を前もって予約する形です。
- 工事見積書など(助成の対象になる経費の予定金額と、工事をする業者が分かる書類)
- 工事前の現場写真
- 印鑑(朱肉を使うもの)
受付の窓口は、足立保健所の生活衛生課 動物愛護係です。
見積もりは先、契約は申請のあと。業者に見積もりを出してもらい、区に申請してから工事の契約を結ぶのが区の決めた順番です。
熊谷市は、施工を終えてから領収書の写しで申請
熊谷市は、業者の施工を同じ年度のうちに終えてから申請する仕組みです。
- 領収書の写し(施工の内訳と金額が分かるもの)
- 施工前の被害の写真(ふん尿の汚れや壊れた所など)
- 施工後の写真(消毒や侵入経路の修繕、忌避剤の設置など)
申請は月末締めで、交付決定は申請の翌月下旬を予定していると市のお知らせにあります。
郵送するときは配達の情報を追跡できる方法で送るよう書かれていて、窓口は江南庁舎の環境政策課です。
施工のあとに申請するから、業者は契約の前に選ぶ。対象は協会の会員名簿に載る業者の施工なので、契約する前に名簿に載っているかを確かめておくと、あとで困りません。
つくば市は、交付が決まってから柵やわなを買う
つくば市のページは、柵やわなを買う前に申請するよう求めています。
申請のときは、交付申請書と購入する資材の見積書などを、鳥獣対策・森林保全室に出す決まり。
交付要項では、購入は交付決定通知書が届いたあとにすることになっています。
買うのは、交付が決まってから。交付決定(区市が補助金を出すと決めて知らせること)より前に買うと要項の順番に合わないので、急ぐ人は買う前に市に相談しておきましょう(要項には交付決定前に着手するときの届出の様式もあります)。柵を設置したら、実績報告書と設置前後の写真、領収書を出すのがページにある流れ。
申請書の様式は、市のページに要項と並んで載っています。
足立区の助成は、区から工事業者へ支払われる
足立区では、交付が決まると、申請した人は委任状を区に出します。
そこから先の助成金の請求と受領、実績報告(工事が終わったことを区に届け出る書類)は、すべて工事業者に任せる形です。
お金の流れについて、区のページの説明は次の一文。
区が助成金を受任事業者へ支払います。(申請者と区との間で直接のお金のやり取りはありません。)
受任事業者は、申請した人から手続きを任された工事業者のこと。
熊谷市は領収書の写しを付けて申請し、そのあと交付が決まる流れなので、お金の流れが足立区と違います。
熊谷市は、予算額に達した時点で受付を終える
熊谷市の申請の期間は、令和8年4月1日から令和9年3月31日までです。
審査は受付順で、予算の範囲内(その年度に区市が用意したお金の分だけ)で交付を決める仕組み。
市は、予算額に達した時点で受付を終えると書いています。
- 熊谷市:予算額に達した時点で受付終了
- つくば市:予算がなくなり次第、終了する可能性
- 栃木市:令和8年9月9日現在、申請の受付を停止
横浜市のはこわなを置く事業も、予算の上限に達したため、今年度の事業を終えています。
業者との段取りは、区市のページで受付の状況を見てから組むと二度手間がありません。
害獣駆除の補助金・助成金がないと書く区市と、代わりの支援


墨田区や北区は、個人で業者に頼んだ分の補助や助成はないと書いたうえで、区が業者に頼んで箱わなを置く事業を案内しています。
墨田区や北区、越谷市は、補助や助成はないと書いている
墨田区は、区が箱わなを置く事業を説明したあとに、個人で頼んだ捕獲の扱いを書き添えています。
なお、個人で依頼された捕獲等に関して補助金・助成金はありません。
自分のページで、補助や助成はないと書いている区市の例を並べました。
| 区市 | 動物 | 区市のページの言い方 | 代わりにしていること |
| 墨田区 | ハクビシン・アライグマ | 「個人で依頼された捕獲等に関して補助金・助成金はありません。」 | 都の許可を受けた専門業者に委託して箱わなを設置(費用負担なし) |
|---|---|---|---|
| 北区 | アライグマ・ハクビシン | 「区の助成金等はありません。」 | 委託会社が罠を設置(費用はかからない) |
| 越谷市 | アライグマ・ハクビシン | 「市からの補助等は行っていません」 | 市に相談して捕獲の許可を受ける形で、捕まえたら専門業者が回収(アパートや事業所は、わなの貸出と捕獲後の処理なし)。急ぐ人には専門業者を案内(料金は自分の負担) |
| 日野市 | ネズミ | 「ねずみ駆除の助成金はありません」 | 自分の負担で駆除するよう案内 |
| 中野区 | ネズミ | 「駆除費用の助成も行っていません。」 | 粘着シートと毒餌の配布(1家庭1回のみ) |
| 練馬区 | ネズミ | 「区では駆除費用の助成などはおこなっていません」 | 窓口で殺そ剤(11月から4月)と粘着板のサンプル |
表は「ない」と自分で書いている区市の例。この表は、ほかの区市にお金を出す制度があるかどうかを示すものではありません。住んでいる区市の扱いは、その区市のページの書き方が手がかりです。
東京都のほかの区市の扱いは、東京都の害獣駆除の記事で、区市ごとの窓口と合わせて並べています。
区市が箱わなを置く事業は、実害や餌などに条件がある
江東区の事業の対象は、生活環境被害(家に入られる、ふんで汚されるなどの暮らしの被害)を受けている家の持ち主などです。
江東区は侵入の跡を確かめてから捕獲器を置き、「見かけた」など実害がない場合は対象外としています。
| 区市 | 置く場所・期間など | 利用者の負担・すること |
| 江東区 | 侵入の跡を確かめて設置。2週間(延長しても3週間まで)。3月は設置できない場合あり | 餌を用意する |
|---|---|---|
| 立川市 | 捕獲器の設置と、捕まえた動物の回収は市の事業 | えさ代だけ依頼者が負担 |
| 多摩市 | 自宅の庭などの屋外の平地。予算の都合で、対応できる件数に限り | 餌は依頼者が用意 |
| 横浜市 | 住居内(屋根裏など)に侵入している場合に限り、1人2週間まで | 今年度は予算の上限に達して終了 |
立川市は、捕獲器の設置と回収に費用はかからず、えさ代だけ依頼者が負担すると書いています。
北区も、委託会社が罠を置く分には費用はかからないという書き方です。
横浜市の事業と窓口は、横浜市の害獣駆除の記事で18区共通の窓口と合わせて紹介しています。
鎌倉市や高崎市は、箱わなを貸し出している
鎌倉市の環境保全課は、被害に困っている人に捕獲用の檻(はこわな)を貸し出しています。
高崎市のまちなか有害鳥獣捕獲支援事業も箱わなの貸し出しで、運搬や設置は申請した人の役目です。
高崎市は、高齢の人や車などの移動の手段がない人に向けて、市が委託して箱わなを置く事業も用意しています。
借りたわなで捕まえるときも、区市の手続きどおりに。野生の動物を捕まえるには原則として許可が要るので、貸し出しの手続きや注意点は区市のページで読んでおきましょう。鎌倉市も、捕獲の手続きや注意点を別のページで案内しています。
千葉市の箱ワナの貸出制度も、家屋に入り込まれるなどの生活被害を受けた人が対象です。
区市のページで分からないときは、市町村役場に聞く
埼玉県の消費生活相談の事例のページは、相談先について次のように書いています。
駆除方法や助成制度、駆除事業者や団体の紹介などの相談窓口を設けている市町村役場もありますので、まずは居住地の市町村役場で確認するとよいでしょう。
寒川町は、害虫やねずみ、シロアリ、ヘビは町では駆除をしていないとして、ペストコントロール協会への相談を案内しています。
町のページでは、相談に費用はかからないとの記載。
ハクビシンやアライグマは、捕獲の許可の申請について町の環境課に相談する形です。
- お金を出す制度か、捕まえる事業か
- 対象の動物と作業
- 申請が工事の前か後か
この3つを先に聞いておくと、業者を探す前に使える支援がはっきりします。
市役所に相談するときの対応の範囲と使える制度は、害獣駆除を市役所に相談するときの記事のとおり。
武蔵野市などの捕まえる事業は、侵入口と清掃が自己負担


江東区、武蔵野市、立川市は、区市の事業は捕まえるところまでで、侵入口をふさぐ工事や清掃は利用者がすると書いています。
江東区と武蔵野市、立川市が、利用者に任せている作業
武蔵野市は、令和2年度からハクビシンとアライグマを捕まえる事業をしています。
事業を使う人に向けて、市のページ(2021年8月31日更新)が挙げるのは次の対応です。
生活環境被害を受けている場合は、次に掲げる対応及び再発防止のための対策をすること。(費用は自己負担となります。)
(1) 対象動物の侵入口を塞ぐ工事の施工等
(2) ふん尿の撤去及び清掃
(3) 雑菌の消毒処理等
江東区も利用者の責務(区の事業を使う人が自分ですること)として、侵入口の工事やふん尿の撤去、清掃・消毒を挙げています。
立川市の場合、追い出しや消毒、穴ふさぎなどの作業を業者に頼むと自己負担です。
| 区市 | 利用者がすること(区市のページの言葉) |
| 江東区 | 侵入口をふさぐ等の工事の施工や、ふん尿の撤去、清掃・消毒等、再発防止のための対策 |
|---|---|
| 武蔵野市 | 侵入口を塞ぐ工事の施工等、ふん尿の撤去及び清掃、雑菌の消毒処理等(費用は自己負担) |
| 立川市 | 追い出し、消毒や穴ふさぎ等の作業を業者に依頼する場合は自己負担 |
侵入口のふさぎ方は、害獣の侵入口を塞ぐ方法の記事で見つけ方から材料の使い分けまで取り上げています。
立川市では、建物の中や床下へのわなも自己負担
立川市は、市の事業の対象外の場所での防除や、建物内や床下への捕獲器の設置も自己負担になると書いています。
多摩市の事業も、捕獲器を置く場所は屋外の平地という決まり。
一方で横浜市の事業は、住居内(屋根裏など)に入られている場合に限って、はこわなを置くものでした。
わなを置ける場所は、区市で逆のことがある。家の中に置いてもらえるかどうかは、区市のページの設置場所の書き方で分かれます。天井裏や床下に住みついたときは、どこまでが区市の事業かを申し込みの前に聞いておくと食い違いません。
床下や天井裏で区市の事業が使えない人は、業者に頼む範囲を見積もりで決めましょう。
見積もりは、侵入口と清掃の範囲をそろえて比べる
足立区は、業者によって費用が違うとして、複数の業者から見積もりを取ることを勧めています。
相見積もり(同じ作業を何社かに見積もってもらって比べること)を頼むと、作業ごとの金額の差が見える形です。
- ふさぐ侵入口の場所と数
- 天井裏の清掃や消毒が入っているか
- 補助を使う人は、補助の対象の作業が行で分かれているか
料金の決まり方は、害獣駆除の費用が動物・被害・家の広さで変わる仕組みの記事が、見積書の行の見方から書いています。
金額だけで決めない比べ方は、害獣駆除の見積もり比較の記事にある、先に見る4つの条件のとおりです。
天井裏の跡が続く人は、何社かの1社にペスコンproを入れると、現地調査と見積りに費用をかけずに比べられます。
天井裏や壁の中に跡がある首都圏の家は、ペスコンproへ
この記事でペスコンproをすすめるのは、区市の事業だけでは片づかず、天井裏や壁の中、床下に跡が続く首都圏の人です。
ここでいう跡は、ネズミやハクビシン、アライグマ、コウモリの音やふん、においのこと。
こんな人に向いている。区の箱わなで捕まったあとも天井裏のにおいが残る人、どこから入っているか分からない人、毎晩天井裏で足音がする人。
- 家を見てもらう現地調査と見積り、相談に費用がかからない
- 最低料金を出さず、被害の状況を聞いてから料金を案内
- 料金を決めるのは害獣の種類・被害状況・建物面積・予防範囲・薬剤選定の5つ
- 防除作業監督者やわな猟の狩猟免状を持つスタッフが在籍
天井裏や壁の中に跡が続く首都圏の家には、防除作業監督者などが在籍するペスコンproが向いています。
先にほかの節を見てほしい人。イタチは動物の節、庭や畑だけの被害は柵の節へ。庭で見かけただけの人は、区市の捕獲事業の条件から読むと話がつながります。
口コミの傾向と見積もりで聞くことは、ペスコンProの評判の記事のとおりです。
天井裏の音やにおいが続く人は、ペスコンproの現地調査で、侵入口の場所と作業の範囲を聞くところから。
見積もりのあと断ってもよく、保証は施工箇所の破損まで
ペスコンproの公式サイトのよくある質問は、見積もりを依頼したあとに断っても問題ないと答えています。
| 項目 | 公式サイトにある内容 |
| 保証 | 最長10年(施工箇所の破損に限る) |
|---|---|
| 対応エリア | 首都圏が中心 |
| 受付 | 9:00〜18:00、年中無休 |
| 相見積もり | 歓迎、相談だけでもよい |
施工箇所は、業者が工事をした所のことです。
保証は施工した所の破損に限られるので、どこを施工するかを見積書で確かめておくと、保証の範囲も見えてきます。
補助を使いたい人は、区市の条件を先に。足立区や熊谷市の制度を使いたい人は、見積もりの前に、業者の条件と申請の時期を区市に聞いておきましょう。頼む業者が条件に当てはまるかも、区市と業者の両方に確かめておくと食い違いません。
迷ったら、現地調査と見積りに費用がかからないペスコンpro。
区市の事業が捕まえるところまでの区市では、家を見てもらって、侵入口と清掃がどこまで要るかを聞くところから始められます。
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ネズミとコウモリは、害獣駆除の補助金・助成金の扱いが別


ネズミとコウモリは、足立区や熊谷市の補助の対象ではなく、区市の支援の中身も別です。
ネズミは区市ごとに、支援する相手と中身が違う
ネズミの支援は、区市によって、支える相手が家庭か団体か、中身が作業か工事かで違います。
武蔵野市はこの支援を費用をかけずにしていて、対象にならない人には、専門業者に見積もりを取って対処するよう案内しています。
千代田区の助成ではねずみの駆除費と消毒費が対象外で、工事などの契約の前の申請が条件です。
日野市・中野区・練馬区は、ネズミの駆除費用の助成はないと書いています(ないと書く区市の表)。
足立区の助成も、ネズミの名前はない。足立区の制度で名前が挙がるのはハクビシンとアライグマです。ネズミの穴をふさぐ工事は、足立区の助成の対象に入っていません。
東京都の区ごとの支援は、東京都のネズミ駆除の記事で、配付・貸し出し・訪問の3つに分けて並べています。
首都圏の区市のネズミの支援と、お金が出る例外の条件は、ネズミ駆除の助成金の記事に区市のページの言葉でまとめました。
コウモリは、つくば市も横浜市も駆除をしていない
つくば市は、コウモリについて次のように答えています。
コウモリについては、元々市内に生息している自然の生きものであるため、市では駆除や捕獲等を行っておりません。追い払いや侵入予防策は、御自身でお願いします。
続けてつくば市は、業者などで対応できる場合もあるとしたうえで、費用は自己負担と書いています。
横浜市もコウモリの捕獲や駆除はしておらず、業者の一例に挙げるのは神奈川県ペストコントロール協会です。
コウモリも、捕まえるには許可が要る。コウモリを捕まえるには、原則として許可が必要。業者に頼むときは、何をする作業なのかを見積書で確かめておきましょう。
見積書の5項目から比べる方法は、コウモリ駆除の費用の記事のとおりです。
天井裏にコウモリやネズミの跡が続く人に向けた話は、ペスコンproの節にあります。
害獣駆除の補助金・助成金で気になる質問


補助金や助成金を使う前に迷いやすいことに、区市の案内をもとに答えます。
業者に頼んだあとからでも、補助金を申請できますか?
区市で逆です。熊谷市は、施工を同じ年度のうちに終えてから、領収書の写しなどを付けて申請します。足立区は工事の契約の前、つくば市は購入の前に申請する決まりで、違いは申請の時期の章に並べました。
ネズミが入る穴の工事にも、足立区の助成は使えますか?
補助金が出るまで、工事の代金を立て替えることになりますか?
足立区は区が助成金を工事業者へ支払い、申請した人と区の間で直接のお金のやり取りはないと書いています。熊谷市は領収書の写しを付けて申請し、交付決定は申請の翌月下旬の予定です。お金の流れは区から工事業者への支払いの節にまとめました。
区や市が、補助の使える業者を紹介してくれますか?
足立区は特定の工事業者を区から紹介できないとして、東京都ペストコントロール協会を案内しています。熊谷市は、埼玉県ペストコントロール協会の会員名簿に載る業者の施工が対象。業者の条件は協会の会員の節のとおりです。
侵入口を自分でふさいだ場合も、補助の対象になりますか?
熊谷市は、申請者が自分で防除の施工をした場合は対象外と書いています。足立区も、日本ペストコントロール協会の会員の事業者が実施する工事が条件。くわしくは協会の会員の節にあります。
賃貸の家や空き家でも、補助金を申請できますか?
熊谷市は、市内の家屋に住む市民と、市内の空き家を所有または管理する人を対象にしています。借りている家の費用をだれが持つかは、賃貸の害獣駆除費用は誰が払うかの記事のとおりです。熊谷市の条件は申請できる人の節にまとめました。
見積もりを2社から取った費用も、補助に入りますか?
熊谷市のお知らせは、見積りを2社以上取った場合は、その費用を合算して申請できると書いています。ほかの区市の扱いは、それぞれの区市のページが手がかり。補助が出る作業の違いは作業の範囲の節のとおりです。
年度の途中で、補助金の受付が終わることはありますか?
熊谷市は、予算額に達した時点で受付を終えると書いています。栃木市は令和8年9月9日現在で受付を停止していて、つくば市も予算がなくなり次第終了する可能性があるという書き方。例は受付が終わる節に並べました。
天井裏にいたのがコウモリやイタチでも、補助の対象になりますか?
足立区と熊谷市の補助の対象は、ハクビシンとアライグマ。コウモリは、つくば市も横浜市も駆除や捕獲をしていないと書いています。イタチの許可の申請先はイタチ駆除は市役所に頼めないの記事、区市の扱いはネズミとコウモリの章にまとめました。
補助金のかわりに、火災保険を使うことはできますか?
火災保険で補償されるかどうかは、保険の契約内容によります。保険会社の重要事項の説明書にも、くわしくは約款で確かめるよう書いたものがあり、考え方は害獣駆除に火災保険が使えるかの記事のとおりです。業者と契約する前に加入先の保険会社か代理店に聞いておくと、見積もりの節の比べ方とも合わせやすくなります。
まとめ:害獣駆除の補助金・助成金は、契約の前に区市のページから


害獣駆除の補助金・助成金を使いたい人は、業者と契約する前に、住んでいる区市のページを開くところから始めましょう。
足立区は工事の契約の前、熊谷市は施工のあとと、申請の時期が区市で逆だからです。
江東区や武蔵野市のように、捕まえる事業でも侵入口と清掃は利用者に任せる区市もあります。
今日のうちにできるのは、区市のページで制度の名前と申請の時期を確かめ、天井裏のふんや足音の場所を写真に残しておくこと。
足立区も熊谷市も工事の前の写真を申請に使うので、被害の写真は早めに撮っておくと役に立ちます。



区のページを見て、写真を撮っておこう
区市の事業で足りない侵入口や清掃は、比較パーツの業者に同じ範囲で見積もりを頼んで並べられます。
迷ったら、現地調査と見積りに費用がかからないペスコンproで、侵入口と清掃の範囲を聞くところから。
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